今年に入ってからの K-POP 日本活動曲 2 選

ちょっと前は K-POP アーティストの日本活動曲といえば、あちらの曲に比べると「ちょっとなあ」と思うことがあるのは、K ポあるあるだったと思いますが、最近はそうでもなく力が入った曲に出会うことが多くなってきました(個人の感想ですw)。

というわけで、今年に入ってからもそう感じる曲があったので取り上げてみます。

YENA / DNA

この曲は、それまでのイェナの曲との連続性という点では、ちょっと違うかな?という気がします。日本向けに作られたという感じが強く、J-POP というか J-ROCK の最近の流行を取り入れたという感じでしょうか(J-ROCK詳しくないけど)。

それでも、ドラマチックにハードに盛り上がるメロディが私好みですし、しっかり消化してイェナ色を出していると思います。

Billlie / DOMINO ~ butterfly effect

この曲は、Billlie らしい、曲によってガラッと変えてきながら難解さで Billlie らしさを出す、という流れ。最初の頃は一貫性がないなあと思ってましたが、最近はまったく感じなくなりました。

いきなり始まる感のある、ビートが効いたイントロから朗読のように歌うところから、単調にビートを刻むリズムはそのままに一気に叙情的でメロディアスなパートに入るところなんかが、その独特な世界に引き込まれます。

最初と対比するように最後もいきなり終わるところが逆に余韻を残すようでいいですね。

この曲は個人的に今年に入ってからかなり気に入っていてリピートしています。

2023 年 Girl’s K-POP Top 20(1)

さて、今年もこの時期になってきました。

今年はカムバの情報を集めるのに苦労しました。ずっと使っていたカムバ情報のサイトがなくなるし、The Show、Show Champion の CS での放送がなくなり、いつ誰がカムバするかの情報があまりないまま 1 年を過ごしたので、チェックから抜けたグループ・曲があるような気がしますし、大物ではないアーティストの良い曲に偶然出会うということも少なくなってしまいました。

今年終盤は結構忙しくて、ブログを書く余裕がなかったこともあり、ブログで紹介したいなあと思いつつできなかった曲も、この企画でついでに紹介したいと思います。というような曲も入ってます。(^^

ここ数年、「今年はそんなにグッと来る曲が少なかったから 20 曲選ぶの簡単ちゃう?」と思って、気に入った曲を書き出すと、軽く 20 曲は超えていて、選ぶのに苦労するんですが、今年もかなり苦労しました。最初に選んだ曲から選んでいくのですが、どうしても 21 曲になって、あと 1 曲が落とせない!! ちなみに最初に選んだのは 32 曲でした。

という苦労のもとに選んだ今年の 20 曲の前半です。

昨年は

結構書いてますね。

さて、毎年同じなのですが、

  • 順位はつけません。20 曲選ぶだけです
  • 1 アーティスト 1 曲縛りです
  • 「Girl’s K-POP」というタイトルですが、厳密に「Girl’s K-POP」ではないかも

PIXY / Truth or Dare

以前の PIXY の雰囲気からは変わった曲で、落ち着きながらも流れるようなディスコサウンドが印象的なこの曲。動画検索しても公式動画しかなく、音楽番組出演の動画がないのは、そういう活動がなかったのかな?

 

かっこいい曲だと思います。

HeeJin / Algorithm

イダレソニョ、現在の ARTMS のヒジンのソロ。シティポップ的なイントロから、1980 年代ベストヒット USA のような、流れるようなレトロなポップサウンドが気持ち良いです。

制作陣は tripleS や、Odd Eye Circle なんかも手掛けているチームのようですね。

 

CRAXY / NUGUDOM

これまで CRAXY をこのブログで取り上げたことはなかった気がしますが(ホンマかは覚えてないけどw)、この曲はかっこいいですね。

 

ヒップポップ調の出だしから、急にメロディアスに変化したところの叙情的なメロディが私好みです。格好良さと美しさが同居したようなところがいいです。

制作陣は結構幅広くやってる感じですが、同じ系統だと PIXY の曲とかやってますね。

Queenz Eye / This Is Love

このブログでも昨年の番外編で取り上げてるし、今年も一度 “UN-NORMAL” で取り上げた Queenz Eye。個人的には完全にポスト Fifty Fifty という感じで(という比較も失礼か!?)、この調子でガンガン行ってほしいところです。

 

続けてソウルフルな良曲を届けてくれました。Queenz Eye、結構ルックス的にもいい感じじゃないですか。

こないだ、アユンがインスタライブやってたので気まぐれで見て、全く期待せずに日本語でコメントしたら、めちゃくちゃキレイな日本語返ってきてびっくりでした。16 歳のころから日本語勉強してて、文字は読めるし話せるけど、会話するのはたぶん難しい、と日本語で言ってました。日本イベントも期待したいですw

LIMELIGHT / MADELEINE

10月のイベントに散々通った LIMELIGHT。この曲を取り上げないわけにはいかないでしょう。

 

メロディラインがきれいななのがいいですね。

新年すぐにカムバ、しかも 3 人体制は最後って話もあるので、今後の活動が楽しみですね。私は別に 3 人のままでもいいんですけど。

YEAHSHINE / Spring Propose

以前、ブログで取り上げたイェビンナダ(예빈나다)さん。この曲は結構気に入ってかなり聴きましたよ。

 

久保田利伸の曲のカバーなんかもやってますのでよろしければどうぞ。かわいいです🥰

KyoungSeo(경서)/ 120BPM(첫 키스에 내 심장은 120BPM)

キョンソさんの歌はこれまでほとんどちゃんと聴いてなかったですが、この曲は初めて聴いたときにグッとくるものがありました。タイトルは「初キスに私の心臓は120BPM」って感じ?

爽やかなバンドサウンドで、印象的なメロディにぐっと引き込まれます。かわいい感じのハスキー・ヴォイスもいいですね。

Billlie / EUNOIA

この曲はブログで紹介済みです。これまでになく不思議で心に残る曲でした。

大阪公演行こうと思ったのに中止とは…

STAYC / Teddy Bear

STAYC いいんですけど、曲調があまり私好みではないので、そんなに取り上げないんですが、それでも印象的なメロディの曲が多くて頭から離れないことが多いです。この曲は特にそんな感じでした。

大阪で観た Showcase も良かったですね〜

ICHILLIN’ / Siren

大阪公演を思いっきり楽しんだ ICHILLIN’去年も “Draw” を選んでます

“Siren” と “Alarm” で迷ったのですが、より格好良さが出ている気がしたので “Siren” に。

かっこよい路線ながら、メロディもしっかりしてて、ダンスパフォーマンスも迫力たっぷり。また生で観てみたいです。

Billlie Japan Debut Single 「GingaMingaYo (the strange world) – Japanese ver. -」 リリース記念オフラインイベント @ 東京ソラマチ

昼は技術書典に出展して本を売っていたので行けませんでしたが、終了後に間に合いそうだったので、CD を 1 枚だけ購入したら無事当選したので行ってきました。当たったのはシユンでした。

 

当日会場に行くと集まっているのは 99% 若い女性。最近若い女性が多いイベントが多くて、おじさんには肩身が狭いですが、良いことですね。

衝立の向こう側に入って撮影という感じでした。ブース内はビニールシートで区切られており、彼女たちとは距離が取られた構成でした。ただ、そのせいかマスクは取って OK とのことでした。

密着を防ぐためか、ポーズも 3 つから選択しなければいけませんでした。指ハート、ピース、うさぎポーズでした。当然うさぎでしょう😂

このイベントは照明を背に撮影でイマイチ!影になるじゃないですか!😂

慣れないポーズするもんじゃありません(笑)

Billlie / the Billage of perception: chapter three

ああいうことがあって活動がどうなるのか心配な Billlie ですが、活動曲 “EUNOIA” はブログで取り上げないわけにはいかないでしょう。

 

とりあえずメロディラインは全く私好みではないですし、一聴しても耳に残る感じではないにも関わらず、なんか気になって耳に残ってしまう不思議な魅力がある曲です。

曲自体はシンセウェイブ、ディスコ、G-Funk の要素をオールドスクール(ヒップポップ黎明期を指すらしい)にまとめたとのことですが、私には全く想像できないサウンドです。

そこで色々検索して、そのあたりの音楽を聞いてみると確かにわかる気がします。ヒップポップながらもまだ流れるようなメロディラインが感じられるオールドスクールや、軽快なノリが印象的な(気がする)シンセウェイブあたりの影響は、この “EUNOIA” の軽く歌う感じながらも印象的メロディが感じられる所にある気がします。P-Funk あたりの影響まで感じられますね。

 

1 曲目の “enchanted night ~ white night”。ディスコサウンド的な流麗なメロディが心地よいナンバーです。

 

2 曲目の “lionheart (the real me)” は、ちょっとラテン風味なスローな EDM(ムーンバートン)という感じですね。ほのかに漂う叙情性が良いです。

 

4 曲目の “various and precious (moment of inertia)” は Jazzy なシンセポップという感じでしょうか。落ち着いた軽めなソウルフルな歌が印象的。アルバム中で一番好きかも♬

 

5 曲目の “extra-ordinary” は “EUNOIA” と同じ雰囲気ですが、よりファンキーな感じでしょうか。こちらも良いですねえ。

 

最後は、電子的なリズムにパワフルなボーカルが乗る R&B ナンバー。

 

全体を通して心地よく気楽に聴ける良曲揃いという感じで、アルバムとしてはかなり良い出来ではないでしょうか。

Billlie / Patbingsu(팥빙수)

正直、曲調とか全く私の好みではないんですよ、コレ。ユン・ジョンシンの新プロジェクト “track by YOON” 第一弾らしいです。このプロジェクトがなんなのか良くわかりませんが。

でも、この「パッピンス」、なんか頭から離れなくて、脳内でグルグル回ってるんですよ!!というわけでブログにエントリーしました。

曲の紹介はこちらからどうぞ。

曲名どおり、夏らしい爽やかな曲ではありますね。