2023 年 Girl’s K-POP Top 20(1)

さて、今年もこの時期になってきました。

今年はカムバの情報を集めるのに苦労しました。ずっと使っていたカムバ情報のサイトがなくなるし、The Show、Show Champion の CS での放送がなくなり、いつ誰がカムバするかの情報があまりないまま 1 年を過ごしたので、チェックから抜けたグループ・曲があるような気がしますし、大物ではないアーティストの良い曲に偶然出会うということも少なくなってしまいました。

今年終盤は結構忙しくて、ブログを書く余裕がなかったこともあり、ブログで紹介したいなあと思いつつできなかった曲も、この企画でついでに紹介したいと思います。というような曲も入ってます。(^^

ここ数年、「今年はそんなにグッと来る曲が少なかったから 20 曲選ぶの簡単ちゃう?」と思って、気に入った曲を書き出すと、軽く 20 曲は超えていて、選ぶのに苦労するんですが、今年もかなり苦労しました。最初に選んだ曲から選んでいくのですが、どうしても 21 曲になって、あと 1 曲が落とせない!! ちなみに最初に選んだのは 32 曲でした。

という苦労のもとに選んだ今年の 20 曲の前半です。

昨年は

結構書いてますね。

さて、毎年同じなのですが、

  • 順位はつけません。20 曲選ぶだけです
  • 1 アーティスト 1 曲縛りです
  • 「Girl’s K-POP」というタイトルですが、厳密に「Girl’s K-POP」ではないかも

PIXY / Truth or Dare

以前の PIXY の雰囲気からは変わった曲で、落ち着きながらも流れるようなディスコサウンドが印象的なこの曲。動画検索しても公式動画しかなく、音楽番組出演の動画がないのは、そういう活動がなかったのかな?

 

かっこいい曲だと思います。

HeeJin / Algorithm

イダレソニョ、現在の ARTMS のヒジンのソロ。シティポップ的なイントロから、1980 年代ベストヒット USA のような、流れるようなレトロなポップサウンドが気持ち良いです。

制作陣は tripleS や、Odd Eye Circle なんかも手掛けているチームのようですね。

 

CRAXY / NUGUDOM

これまで CRAXY をこのブログで取り上げたことはなかった気がしますが(ホンマかは覚えてないけどw)、この曲はかっこいいですね。

 

ヒップポップ調の出だしから、急にメロディアスに変化したところの叙情的なメロディが私好みです。格好良さと美しさが同居したようなところがいいです。

制作陣は結構幅広くやってる感じですが、同じ系統だと PIXY の曲とかやってますね。

Queenz Eye / This Is Love

このブログでも昨年の番外編で取り上げてるし、今年も一度 “UN-NORMAL” で取り上げた Queenz Eye。個人的には完全にポスト Fifty Fifty という感じで(という比較も失礼か!?)、この調子でガンガン行ってほしいところです。

 

続けてソウルフルな良曲を届けてくれました。Queenz Eye、結構ルックス的にもいい感じじゃないですか。

こないだ、アユンがインスタライブやってたので気まぐれで見て、全く期待せずに日本語でコメントしたら、めちゃくちゃキレイな日本語返ってきてびっくりでした。16 歳のころから日本語勉強してて、文字は読めるし話せるけど、会話するのはたぶん難しい、と日本語で言ってました。日本イベントも期待したいですw

LIMELIGHT / MADELEINE

10月のイベントに散々通った LIMELIGHT。この曲を取り上げないわけにはいかないでしょう。

 

メロディラインがきれいななのがいいですね。

新年すぐにカムバ、しかも 3 人体制は最後って話もあるので、今後の活動が楽しみですね。私は別に 3 人のままでもいいんですけど。

YEAHSHINE / Spring Propose

以前、ブログで取り上げたイェビンナダ(예빈나다)さん。この曲は結構気に入ってかなり聴きましたよ。

 

久保田利伸の曲のカバーなんかもやってますのでよろしければどうぞ。かわいいです🥰

KyoungSeo(경서)/ 120BPM(첫 키스에 내 심장은 120BPM)

キョンソさんの歌はこれまでほとんどちゃんと聴いてなかったですが、この曲は初めて聴いたときにグッとくるものがありました。タイトルは「初キスに私の心臓は120BPM」って感じ?

爽やかなバンドサウンドで、印象的なメロディにぐっと引き込まれます。かわいい感じのハスキー・ヴォイスもいいですね。

Billlie / EUNOIA

この曲はブログで紹介済みです。これまでになく不思議で心に残る曲でした。

大阪公演行こうと思ったのに中止とは…

STAYC / Teddy Bear

STAYC いいんですけど、曲調があまり私好みではないので、そんなに取り上げないんですが、それでも印象的なメロディの曲が多くて頭から離れないことが多いです。この曲は特にそんな感じでした。

大阪で観た Showcase も良かったですね〜

ICHILLIN’ / Siren

大阪公演を思いっきり楽しんだ ICHILLIN’去年も “Draw” を選んでます

“Siren” と “Alarm” で迷ったのですが、より格好良さが出ている気がしたので “Siren” に。

かっこよい路線ながら、メロディもしっかりしてて、ダンスパフォーマンスも迫力たっぷり。また生で観てみたいです。

Billlie Japan Debut Single 「GingaMingaYo (the strange world) – Japanese ver. -」 リリース記念オフラインイベント @ 東京ソラマチ

昼は技術書典に出展して本を売っていたので行けませんでしたが、終了後に間に合いそうだったので、CD を 1 枚だけ購入したら無事当選したので行ってきました。当たったのはシユンでした。

 

当日会場に行くと集まっているのは 99% 若い女性。最近若い女性が多いイベントが多くて、おじさんには肩身が狭いですが、良いことですね。

衝立の向こう側に入って撮影という感じでした。ブース内はビニールシートで区切られており、彼女たちとは距離が取られた構成でした。ただ、そのせいかマスクは取って OK とのことでした。

密着を防ぐためか、ポーズも 3 つから選択しなければいけませんでした。指ハート、ピース、うさぎポーズでした。当然うさぎでしょう😂

このイベントは照明を背に撮影でイマイチ!影になるじゃないですか!😂

慣れないポーズするもんじゃありません(笑)

Billlie / the Billage of perception: chapter three

ああいうことがあって活動がどうなるのか心配な Billlie ですが、活動曲 “EUNOIA” はブログで取り上げないわけにはいかないでしょう。

 

とりあえずメロディラインは全く私好みではないですし、一聴しても耳に残る感じではないにも関わらず、なんか気になって耳に残ってしまう不思議な魅力がある曲です。

曲自体はシンセウェイブ、ディスコ、G-Funk の要素をオールドスクール(ヒップポップ黎明期を指すらしい)にまとめたとのことですが、私には全く想像できないサウンドです。

そこで色々検索して、そのあたりの音楽を聞いてみると確かにわかる気がします。ヒップポップながらもまだ流れるようなメロディラインが感じられるオールドスクールや、軽快なノリが印象的な(気がする)シンセウェイブあたりの影響は、この “EUNOIA” の軽く歌う感じながらも印象的メロディが感じられる所にある気がします。P-Funk あたりの影響まで感じられますね。

 

1 曲目の “enchanted night ~ white night”。ディスコサウンド的な流麗なメロディが心地よいナンバーです。

 

2 曲目の “lionheart (the real me)” は、ちょっとラテン風味なスローな EDM(ムーンバートン)という感じですね。ほのかに漂う叙情性が良いです。

 

4 曲目の “various and precious (moment of inertia)” は Jazzy なシンセポップという感じでしょうか。落ち着いた軽めなソウルフルな歌が印象的。アルバム中で一番好きかも♬

 

5 曲目の “extra-ordinary” は “EUNOIA” と同じ雰囲気ですが、よりファンキーな感じでしょうか。こちらも良いですねえ。

 

最後は、電子的なリズムにパワフルなボーカルが乗る R&B ナンバー。

 

全体を通して心地よく気楽に聴ける良曲揃いという感じで、アルバムとしてはかなり良い出来ではないでしょうか。

Billlie / Patbingsu(팥빙수)

正直、曲調とか全く私の好みではないんですよ、コレ。ユン・ジョンシンの新プロジェクト “track by YOON” 第一弾らしいです。このプロジェクトがなんなのか良くわかりませんが。

でも、この「パッピンス」、なんか頭から離れなくて、脳内でグルグル回ってるんですよ!!というわけでブログにエントリーしました。

曲の紹介はこちらからどうぞ。

曲名どおり、夏らしい爽やかな曲ではありますね。

Billlie / the collective soul and unconscious: chapter one

Billlie が結構短期間でカムバしてきましたね。

“RING X RING” もそうだったのですが、今回の活動曲 “GingaMingaYo” も実は個人的にはあまりピンと来ないんですよね(スミマセン、個人の感想です😅)。それでも紹介するのは今回のミニアルバムの収録曲がすごい!ってのがひとつ、あと曲を調べてて音楽的な要素を調べてると音楽的にも結構凝った作りしてるのかな〜、ってところから色々世界が広がる感じからってところですかね〜👍

ただ、結構 Billlie ってボーカルはかわいらしさを持ちつつもソウルフルな感じ溢れてて、色々な要素の上に Billlie の歌が乗っかると、結局あまり音楽的な凝ったところには耳が行かない感じはしますね。まあアイドルソングなのでそれでいいのですが。そういうソウルフルなボーカルの味わいは好きです。

まず活動曲の “GingaMingaYo” ですが、前述のように音楽的なルーツをちょっと見て(聴いて)から聞くと結構また違った味方(聞き方)ができる気がします。この辺りのルーツになってるハウス系を私は結構好きだからというのはあるかもしれません(ハウスは詳しくはないんですが)。

この曲は Jungle Beat 風の Base House ということらしいです。Jungle Beat はちょっと良くわからないけど、ハウスとは一線を画す強調された泥臭い感じのリズムがそれですかね。Base House ってことでちょっとググって出てきたこの辺りと確かに雰囲気は共通しますね。

ここからダブステップとか追っかけていくと結構飽きません。全然 Billlie のレビューになってませんな。

2 曲目の “a sign ~ anonymous”。

こちらは Broken Beat 風の New Jazz ということらしいですが、Broken Beat の方が効いているのか、あまり New Jazz なのかどうかはわからないんですが、枠にはまった感じでカチッとした構成になっているあたりが New Jazz なんですかね。と言っても New Jazz と言って思い浮かべてるのが Bugge Wesseltoft、Jaga Jazzist、Nils Petter Molvær、Cinematic Orchestra あたりなのでちょっとズレてる?

カチッと枠にはまった感じと叙情的なメロディの組み合わせが気持ちよくて、この叙情的な曲調が私好みです。

3 曲目の “overlap (1/1)”。

https://www.youtube.com/watch?v=2zfr9OOm7SA

こちらはオルタナティブR&Bってことで、確かにそんな感じの曲調ですね。ちょっと深い空間を感じるような雰囲気の中でソウルフルなボーカルが堪能できます。この曲も好き。

4 曲目の “M◐◑N palace”

こちらは Trip Hop とのこと。ソウルフルなエレクトロニカという感じで、この曲もなかなかの良曲な気がします。少し聴いた Trip Hop の曲よりは爽やかでクリアな感じがするのはアイドルが歌うからでしょうか。この曲もかなり私好みです。

5 曲目の “believe”

こちらはシンセポップですが、Billlie のソウルフルなボーカルによるバラードという印象が強くて、意識してないとそんなこと感じないまま気持ちよく聴いて終わってしまう感じですね。このメロディもドラマチックな感じの曲調で良いですね。音楽的にはこのアルバム中一番ひねりが少ない曲なのかも。

というわけで、結構 Billlie 好きかも。名前と顔はほぼ覚えてませんが😂