Modrý Efekt / SVěT HLEDAčů

Synkopy & Oldrich Vesely の Slunecni Hodiny の雰囲気に似た 1979 年リリースの 6th Album。似ているのはキーボードの Oldrich Vesely が在籍しているからかな? (実際、この作品の後に脱退して Slunecni Hodiny に参加しています。)

前作とは違い、ジャズロック色はなくなり、ハードで美しいシンフォニックロックに仕上がっています。とはいえ、テクニカルな味わいは残っていて、それがインストの部分に感じられますね。ボーカルの部分は何語か良くわかりませんがハードで情感あふれる感じです。

ある程度のテクニカルさと、泥臭い感じもするシンフォ的な味わいと、時折感じられる泣きのメロディと、複雑な曲の展開が合わさって、非常に高品質なシンフォニック作品に仕上がっていますね。

(1999 年 6 月に書いたレビューに加筆)

Modrý Efekt / Svitanie

この作品は 4 人のメンバーオンリーで録音された 5th。シンフォのようでもあり、フュージョンのようでもある何とも言えない雰囲気を持っています。

クラシカルというかバロック調な所もあるキーボードの上で、ジャズ・フュージョン的でもあり、地中海音楽的でもあったり、その時々で色々な雰囲気に変化するギターが時には静かに、時には激しく重なってきます。テクニカルでもあり、情感たっぷりでもある所がたまりません。:-) ヴォーカルは東欧的ですね。

静かに、あるいは激しく複雑に展開する 10 分に渡る 1 曲目は、最後まで飽きさせない名曲だと思います。

(昔書いたレビュー)

Modrý Efekt / Nová Syntéza

60 年代から活動していたチェコスロバキアのバンド。今だとチェコのバンドになるのかと。バンド名の英語名は “Blue Effect”。

このアルバムは 1971 年リリースの 2nd。国営ジャズオーケストラとの共演アルバムとのこと.道理でジャズっぽいと思った。(^_^;)

ちょっと懐かしい感じのするジャズの上でゴリゴリしたギターが暴れまわる感じで迫力あります。ちょっとブルースっぽいジョン・マクラフリンみたい。ビッグバンドプログレってところでしょうか (なんのこっちゃ?) .

(昔書いたレビューを元に書き直した)

Fermata / Generation

1981 年リリースのジャズロック作品。これ以前は泥臭い感じのするジャズロックでしたが、この作品は洗練された感じで、流れるようなメロディが特徴です。ギターとキーボードが絡み合うように複雑に ソロを展開していきます。ギターは RTF 時代のアル・ディ・メオラ的な味わいもありますね。前作までのゴリゴリとした感じのソロの雰囲気も少し残しています。少し泥臭さが消えたぶん、東欧独特の雰囲気が少し減退したように思えるのはちょっと残念です。しかし、以前より曲にヴァリエーションが増えたような気もします。

とにかくメジャー級のジャズロック / フュージョンアーティストと比べても全く遜色のないハイレヴェルなジャズロック作品です。

(昔書いたレビュー)

Blue Effect & Jazz Q Praha / Coniunctio

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1970 年リリースの Blue Effect と Jazz Q の共演盤らしいです.

混沌とした迫力のある Mahavishnu Orchestra の “Birds of Fire” の出だしを彷彿とさせる出だしで幕を開けます.その後もフリー色の濃い演奏に時折硬派なジャズロックが混じると言った感じの演奏が続きます.

とにかく壮絶な迫力と重厚感で,何か抑圧されていることから来るエネルギーを爆発させている感じがして,いかにも抑圧されているロックの開放を求めると言った雰囲気が満点です.

(2001 年に書いたレビュー)