Autograph (Avtograf) / 25 лет спустя. Юбилейный концерт (25 YEARS AFTER. JUBILEE)

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旧ソ連時代からのバンドの 25 周年ライブ盤 (2 枚組).ジャケット やライナーはキリル文字で読めん… (^_^;)

歴史のあるバンドなのでしょう。曲によってスタイルが違い、シンフォ系のインスト曲から、ポップなロック、硬派なロックまで、様々なラ インアップが揃っています。

ただ、全体に渡って底辺にはじわじわと染み入るような東欧独特の叙情感が漂います。ギターは Solaris などとも共通するような泣きのギター、それに若干チープな音のシンセがその独特な叙情感を支えます。シンセはクラシカルでキレのある演奏。ボーカルはちょっと好みは分かれそうな気はしますが、それほどアクは強くないですね。ギターも泣いてますが、そんなにコテコテな感じがしないです。

ポップな曲やプログレ色のないロック色のある曲も、その独特の叙情感が根底に流れているようで、ハイレベルな演奏とあいまって、なかなか魅力的で思わず聴き込んでしまいます。

ライブ盤ということを忘れさせるようなハイレベルの演奏です。後半に向かってじわじわと徐々に盛り上がっていく所がライブらしくて良いですね。

(2006年3月に書いたレビュー)

Quorum / Klubkin’s Voyage (Клубкино Путешествие)

ロシアのバンドの 2011 年デビュー作.
ロシアには珍しいカラッとした明るい感じの正統派シンフォ作で,王道を行くような感じがします.
ネオプログレ的な明るさがあって,ロシアのロックにありがちな影がないんですが,それでもロシア的なぴちっと計算されたクラシックのような緻密さはあります.インストパートはスケールの大きさとたたみかけるような展開が気持ちよいです.
ヴォーカルがロシア語なのもあって,所々「ロシア感満載キタキター」と感じる所もうれしいところです.

Darky / Charisma

ロシアの Tuva 共和国 (モンゴルの隣らしい) のギターリストの 1st で 2009 年作.
辺境色たっぷりという意味で非常にプログレなアルバムです.アルバムは結構タイプ,ジャンルの違う曲が入っているバリエーション豊かなものです.そういえば,こういう雑多な感じの作りのアルバムってあったなあ…. と考えると,そう! ジャニーズ系のアルバムなんかこんな感じですね (嵐とかスマップとか.歌謡曲あり,ハードロック風あり,ラップあり… みたいな).(^_^;)
メロディは結構演歌っぽい,なんか馴染みの音楽みたいな所もあって,たぶん現地で歌謡曲を目指した作品なのでは… とか思ったりの B 級感覚たっぷりの作品です.でも,たまに曲としてもすばらしい曲もあったりして侮れません.ホーミーとか馬頭琴とかエキゾチックな雰囲気も味わえます.
B 級感覚とか辺境臭たっぷりなのがたまらないプログレファン感涙の一枚です.(^_^;)

Kostarev / Works 1978 – 2006

ロシアのバンドのベスト盤.

ロシアのバンドらしく,かっちりとした寸分の狂いもないという感じの演奏.クラシカルなロックにクリムゾン系の強迫的なノリを加えた感じ.しょっぱなから圧倒されまくりです.

フルートが終始ヒステリックな演奏なのが,このバンドを特徴づけているような.

色々な時期の演奏をまとめてあるってことで,ちょっと後半「なんでこんなの収録したの?」と言うのがなくはないですが,とりあえず他の曲のクオリティがとんでもないので許せます.^^;

Little Tragedies / Chinese Songs Part Two

ロシアのシンフォニックロックバンドの 2007 年作."Part Two" となっていることからも分かるように,2 部作の 2 作目.1 作目は聴いてません.(^_^;)

世の中のレビューを読んでいると,キーボード主体のバンドという事なんですが,1 曲目が印象的だからか (通勤で聴くから,途中で寝てしまって覚えてないとも言う),切なさの漂うサックスと泣きのギター中心の叙情的ロックという印象.途中で入る早口なのか,言語的にこうなってしまうのかわからないですが,早口でせわしない感じのロシア語のボーカルと,叙情的なサックス,ギターのコントラストも新鮮です.

"Chinese Songs" という題名の通り,中国の古詩をテーマにしたアルバムのようですが,中国っぽさはほぼないと言って良いでしょう.

1 曲目以外も印象に残った後の感想はまたおいおい… (^_^;)