旧ユーゴスラヴィアのバンドの 2nd アルバム。
インストの少しジャズロック色のあるシンフォニックロックです。少々民族音楽色もあります。
東欧らしさ爆発の陰のある叙情的な作品です。少し抑えようとしながら (別にそうしているわけではないでしょうけど ^_^;) も抑えきれないというような感じの泣きのメロディが印象的です。
(2002年に書いたレビュー)
https://www.youtube.com/watch?v=aoucYCyFdrU
どうやら左がオリジナルジャケットのようで,右が 1990 年に AYAA というレーベルから出た時のモノでボーナストラック入りらしい.1990 年の方は “Konzert for a broken dance” というタイトルがあるが,元はなかった模様.(この後 2CD のヤツがオリジナルジャケットで出てるみたいだけど…)
題名の通り“Broken Dance”が踊れそう (? ^^;) なスロヴェニアの バンド.レコメン的なおちゃらけた感じのノリと,ヴァルカン民謡的な ノリが,非常にユーモアに溢れた感じの雰囲気を作り出しています.ロックやジャズのノリでヴァルカン音楽を演奏した感じでしょうか.
アコースティックな楽器中心の演奏ですが,一見そうは思えないような (というよりそんな事を気にする音楽を通り越した) 音楽で,前のめり感覚で一気に聴けてしまいます.
(1999年に書いたレビューに加筆)