IQ / The Seventh House

ストレートでキャッチーなロックサウンドにうまくシンフォニック風味を足したという感じのシンフォニックロック。それほど重くならないのに、うまくドラマチックな味を出してスカッとヌケが良いのが聴いていて気持ち良いです。

(2001年に書いたレビュー)

Soft Machine Farewell Japan Tour @ Billboard Osaka

Member

  • John Etheridge(Guitar)
  • Theo Travis(Saxophone, Flute, Fender Rhodes)
  • Roy Babbington(Bass)
  • John Marshall(Drums)
  • 【Special Guest】
    • Gary Husband(Keyboards)

前回(3 年前)、Soft Machine Legacy のときは、当初 John Marshall の予定だったところ、健康上の問題だったか忘れましたが、急遽 Gary Husband になって残念(演奏は素晴らしかったんですよ)、もう John Marshall 観れないかなと思っていたら、びっくり今回来日ということで、これはもう行くしかないと思って予約した Soft Machine に行ってきました。名前も今回 Legacy が取れて Soft Machine ですね。

Soft Machine は「プログレ」を色々聴き始める前から聴いていたグループのひとつなので特に思い入れのあるグループのうちのひとつですね。

当初は良く知らなかったのですが、今回で John Marshall、Roy Babbington は最後の来日(引退?)ということらしいので、今回観れて本当に良かったです。

1 曲目、9 月リリースの新譜の曲で始まりました。その後、Gary Husband が出てくるまでは、70 代の老人 3 名いるバンドとは思えない(失礼)アヴァンギャルドでプログレッシブな演奏だった気がします。1, 2 曲目が新譜の曲、3 曲目 Soft Machine Legacy の曲のあとは、”Kings and Queens”。

ここで Gary Husband が登場してピアノをソロで演奏したあと、5 名での演奏に。

このあと辺りで “Out-Bloody Rageous” を演奏。おお、結構昔の曲やるやん!と思ったら、新譜にも入ってるみたいですね。

Gary Husband が合流したあとはクールで格好良いジャズ・ロックという感じの演奏が続き、アンコールは楽屋に引っ込まずステージを降りた辺りで引き返して “Hazard Profile” を!

John Marshall はステージに上がるまでは人の良さそうなおじいちゃんという感じでしたが、ドラム叩きだすと背筋がシャキーンと伸びた感じでキレもありすごかったです。今回最初で最後に観れて本当に良かった。Roy Babbington のベースも目をつぶって聞いてたら絶対もっと若い人が弾いてるとしか思えない演奏でしたし、John Etheridge も昔通りのゴリゴリしたスピーディな演奏。

満足のステージでした。

セットリストはこちらのツイートにありました(文字判別しづらいw)。

なお、新譜はこの日売ってたみたいですけど買ってないので、収録曲はこちらを参考にしてます。

Iona / Open Sky

ライブ盤からあまり間を空けずにリリースされたアルバム。

1 曲目のライブ盤のタイトルとなった Woven Cord で幕開ける、壮大なケルトシンフォニック 作品です。

今までの作品は明るい伸びやかなロック+ケルト色という感じだったのですが、このアルバムではケルト色がかなり強くなっており、ロック風味のケルトミュージックという感じになっています。

ケルト的な静かな演奏に Joanne Hogg の透明感のあるボーカルが絡み,音楽に深みを与える曲や、インストでケルト色たっぷりに盛り上がる曲など、全体的に Lord of the Dance と Riverdance の音楽の中間のような音楽です。楽器もアイリッシュトラッドで使われるような楽器が前面に出てきています。

今までのファンにも十分納得できるように仕上げながらも、新しい試みがなされているようで、今までのファンもケルト系の音楽のファンも必聴のアルバムでしょう。

(2000年に書いたレビュー)

Iona / Journey into the Morn

(↑はリマスター盤のジャケットのようですね。オリジナルは異なります)

ケルティックな味わいとポップなロックを融合したイギリスのバンドです。1995 年 4th アルバムで日本デビュー作。アイルランドのバンドと書いてあるレビューが多いですが、イギリスのはずです。

透き通るような美しい女性ボーカル(Joanne Hogg)がこのバンドのひとつのキーです。そのボーカルがポップで乗りの良いケルティックロックの上に乗っかるような感じです。

アイルランド的色彩により、ヌケの良さが出ているように感じます。それがふっきれたものを感じさせて、それが爽快な軽快さにつながっていて、自然にさらっと聴けます。しかも心の中には十分染み渡る感じですね。曲によっては壮大で叙情的な曲調で、長大重厚なプログレ的展開を見せる所もあります。イーリアンパイプによる重厚で叙情的な音色もいいですね。

Robert Fripp が 2 曲参加しています。

この曲はアルバム中でも傑作のひとつですね。幻想的で美しい女性ボーカルにより徐々に盛り上がっていき、途中のためるように一度抑える感じになったあと、急に激しく盛り上がるギターソロから、ホイッスルがケルティックに重なり、そこから Joanne Hogg のボーカルが浮かび上がるように姿を現すあたり、ポップでかつプログレッシヴで泣けます😅

ちょっと音が悪いけど、このアルバムの 2 曲目を飾る曲。

(1999 年に書いたレビューを修正、調整、加筆)

The Cinematic Orchestra / Every Day

フューチャージャズ系の音楽との事で買ってみました。最初は特に盛り上がりのない地味な音楽のように感じましたが、何度も聴いているうちに不思議と引き込まれていってしまう、不思議な魅力があります。

単調なリズムに黒人系の分厚いエモーショナルなボーカルとエレクトリックジャズ系の音が重なり、独特のノリと音空間を作り出しています。

エレクトリックなジャズファンにもおすすめ。

(2002年に書いたレビュー)