Maryson / On goes the Quest (Master Magician II)

Thijs van Leer がフルートでゲスト参加しているネオプログレ系シンフォバンドの 1998 年作 2nd。確か同じタイトルで絵本だったか本があり、それに対応したコンセプト作だったと思います。

叙情的でポップなメロディと伸びやかなギターが特徴的で気持よく聴けます。Pendragon 辺りが好きな人にはおすすめ。

Sky Architect / Nomad

オランダのバンドの 2017 年作 4th の模様。

オランダと言えばポップで親しみやすいプログレが多い印象ですが、これは突っかかるようなギミックの効いたテクニカルなプログレです。ただ、ボーカルが入る部分は比較的ソリッドなロックという感じがします。テクニカルさとある程度の叙情的な色彩が混じったところが他にないオリジナリティを感じさせます。

Jan Akkerman@Billboard Live Osaka

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Focus のギターリスト、Jan Akkerman のライブがビルボードライブ大阪であるっていうので行ってきました。

前半はソロ曲、後半は怒涛の Focus メドレー。ソロ曲はほとんど知らないのですが、ソロアルバムは聴いたことがあって、ほぼ私のお好みのジャズ・ロック路線ってのがわかってましたが、そのイメージドンピシャで満足のプレイでしたよ。70 歳のプレイとは思えない!

最後は Focus メドレー、もう生の “Focus II” とか涙ちょちょぎ出ましたね😂 あとは “Answers? Questions! Questions? Answers!”、”Hocus Pocus” と “Anonymous II” だったかな。

最後は CD 買ってサインと握手してもらいました。

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Finch / The Glory of the Inner Force

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1975 年作 1st でオールインスト.
Focus との共通点があるバンドだと思います.クラシカルな雰囲気を漂わせながら,ジャジーな雰囲気も同居しています.Focus はギターがジャズの要素を持っていますが,こちらはキーボードがジャズっぽい演奏をしますね.しかも,泣きのフレーズのような親しみやすいメロディも同居していながらあまりコテコテしていません.簡単なようで意外に難しいような気がしますね.

Focus / Focus at the Rainbow

ライヴ・アット・ザ・レインボー
ライヴ・アット・ザ・レインボー フォーカス

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おすすめ平均  star
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オランダを代表するバンド Focus の 4th でライブ盤.

高度なテクニックを駆使しながらも,わかりやすいメロディが特徴だと思います.ジャズロックとシンフォニックロックの要素を持ちながらも,難解にならずに,でも十分プログレしている所は驚き.

Jan Akkerman のギターは,ジャズ,クラシック,ロックの要素が全て含まれており,それが音楽に大きな影響をあたえているような気がしますね.Jan Akkerman を抜くと,シンフォ的な要素だけが残るような気がしますので,その影響力はすごいです.

知合いに頼まれてプログレオムニバスを作ったりしてましたが,このアルバムから一曲入れようとして,どの曲も良いのでどれにするかかなり迷いました.曲,演奏ともに秀逸な名盤です.