Spiral Orchestra / Atlas Ark

スイスのギターリスト Thomas Chaillan によるシンフォニック・ロック。2019 年作。

ファンタジックな感じのシンフォニック・ロック作品で、結構な人数が参加している作品です。出だしからシンフォニック的な壮大でファンタジックなサウンドが展開されます。

壮大なシンフォながらも印象に残るフレーズをギターが演奏していたりしてそこも結構作品全体からすると、シンフォという性質からするとちょっと意外な感じがするところなんかが印象に残る所です。

Fusion ファンとしての耳が反応する曲もあって良いですね!

Circus / Circus


1977 年の 2nd アルバム。

軽快なアコースティックなジャズ的な流れるような演奏ですが、しっかりとシンフォニック・ロック的な雰囲気もあるクールな感じの音楽なのですが、突如パーカッシヴな現代音楽的な曲調になり、機械的な緊迫感が出てきたりします。

緊張感はあるものの、不思議に不気味とか恐ろしい感じの雰囲気はなく、あくまで鋭利で冷徹な感じの緊張感があり、シンフォニックロック色とジャズ色が混じり合った感じですね。

鋭利な金属的な音ながらも、ピアノ、フルート、サックス、アコギと言ったほぼアコースティックな楽器による演奏というのが驚き。というほどアコースティックな温かみがあまり感じられない音楽です。

(昔書いたレビューを元に書き直し)

Nik Bärtsch’s Ronin / Holon

ホロン
ホロン ニック・ベルチュ シャー ビョルン・マイヤー

ユニバーサル ミュージック クラシック  2008-04-23
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基本的には前作の流れをくむミニマルっぽいジャズですね.前作よりは賑やかな感じがするのと,管楽器が印象に残りますね.アップテンポの部分はタイトな感じでノリが良いです.