Hysteriofunk / Random

2000年の作品。

スペインとフランスに挟まれた小国アンドラのフュージョン・ファンクバンド。ただ、バンドのページを見たりすると “Progressive Rock, Rock, Jazz Rock, Post Rock” などと書かれてますので、本人たちはプログレのつもりなのかもしれません。

リズム重視のファンク的な音楽。ファンクをベースにジャズロック、クラブ系、地中海音楽のミックスさせたような音楽です。基本的に踊る音楽のような感じで、ノリのよいアンビエント的で重厚感のあるリズムにキーボードやギターが乗っかります。

単調になるのを防いでいるのが、ちょっと泥臭い感じのするパーカッションです。これが非常に特徴的でアクセントになっており、音楽にメリハリを付けているような気がします。

Soft Machine の曲もなぜかノリのよいダンスミュージックに…。:-)

ちょっと調べると今でも現役で、2016 年にアルバムを出してます。

ライブもやっていますね。だいぶゆったりとした演奏。

2013 年作、かっこいい!

(2002 年に書いたレビューに加筆)

Er. J. Orchestra / Gabrielius

ウクライナのグループの1st、1998年作。

出だしから Pat Metheny + Jan Garbarek と言った雰囲気ではじまるウクライナのフュージョングループです.とは言っても、それだけの言葉では語れない繊細で美しい音楽です。

ライナーのメンバー紹介が読めないので、どれだけのメンバーと 楽器が参加しているのか分からないのですが、結構たくさんの楽器が演奏していると思います。しかし、参加楽器全部が一挙に演奏して重厚さを出すと言う感じではなく、いくつかの楽器で繊細で美しい演奏を聴かせた後に、コロッと楽器編成が代わってまた美しい演奏が続くという部分も多く見られました。

例えば、出だしが民族楽器 (?) ではじまるエキゾチックな感じの 演奏で、途中からピアノやリコーダーによる美しい演奏に移行すると いう曲がいくつかありました。そのエキゾチックさとその後の美しい 演奏の変化が、意外な感じをあまり与える事なく、しかし曲がだらだらとした演奏になるのを防いでいるような感じもします。

ヴァイオリンは独特な演奏で、リコーダーが叙情的な雰囲気を良く出しているが、ピアノの美しさとサックスの透明感ある美しい演奏 (Garbarek 的) が印象的です。

全体的に叙情的で非常に美しい曲が多く、それにエキゾチックな雰囲気がオリジナリティを与えています。演奏レベルも文句なしで、満足の一枚でした。

(1999年に書いたレビュー)

Eela Craig / Symphonic Rock

オーストリアのバンドの、2nd (One Niter, 1976年), 3rd (Hats of Glass, 1978年) の 2in1 。

ギターを除いて、なかなかシンフォニック・ロックしていますね。とにかく重厚にシンセサイザーを重ねたシンフォニック的な大作指向のプログレ的なサウンドが特徴的。カラフルに叙情的に変化していきますが、メロディ自体は難解な所はない親しみやすいメロディだと思います。

ギターが結構笑ってしまいました。One Niter の方ですが、カルロス・サンタナが弾いているのではないかと思ってしまうほど似ています。とくにギターソロはそっくり。そこがおもしろい。シンフォニックロックとサンタナ風の音って、不釣り合いに感じますが、なぜかマッチしています。

Hats of Glass は専任のボーカルが 入った分、ギターは目立たなくなってますが、相変らず泣きのギターって感じです。

(昔書いたレビューに加筆)

Persefone / In Lak’ech

おぉ! Persefone の新曲が!? より激しい感じですが、ヴァイオリンも入ってプログレ的要素が深化してる気がしますね!♪

オーストラリアのプログレメタル、Ne Obliviscaris の Tim Charles という人(知らないw)が参加なんですね。ヴァイオリンとクリーンボーカル担当ですか、なるほど。前作の Cynic の Paul Masvidal に続くコラボですね。この路線を続けるのかな?

Chui / Third Sun From The Stone

キーボード、サックス、ドラムスからなるクロアチアのバンドの 3rd らしい。2015 年作。

硬派でかっこいいジャズ・ロックサウンドですが、結構曲によって雰囲気が違っていて、シンフォ的だったり、アヴァンギャルドなジャズ的だったりします。リズムは結構ミニマルな要素が強い部分が多く、クラブ的な超硬派かっこいいジャズ・ロックといったところです。