チリ産バンドの 2019 発売のライブ盤。チリ🇨🇱らしいハードでテクニカルなプログレ。ジャズロック感とプログレ感のちょうど良いバランス。
それにビンテージ感と程よいサイケ具合が漂っていてなかなか私好み。
チリのバンドの 1999 年作。2nd らしい。
チリらしいテクニカルでヘヴィなメタル風味なジャズロック。
エッジの効いた無機質なギターによるヘヴィなサウンドに、フルート、ヴィブラフォンが絡んで様々な表情を見せてくれます。
フルートは時には無機質で暴力的なギターに冷たさを与えて、よりエッジが効いいた鋭いサウンドになったり、時にはエモーショナルでリリカルな色合いを与えたりと、音の幅を広げるような役割を果たしている気がします。
それはヴィブラフォンも同様で、より冷たく響くサウンドになったり、ジャズ的な疾走感を与えたりしています。
アルバム後半はライブ録音なのか、鋭くヘヴィな面は影を潜め、曲もギミックの効いたプログレではなく、ノリの良い疾走感のあるギターが縦横無尽に駆け抜けるジャズ・ロック風味で、ヴィブラフォンの跳ねるようなサウンドが気持ち良いです。