Eela Craig / Symphonic Rock

オーストリアのバンドの、2nd (One Niter, 1976年), 3rd (Hats of Glass, 1978年) の 2in1 。

ギターを除いて、なかなかシンフォニック・ロックしていますね。とにかく重厚にシンセサイザーを重ねたシンフォニック的な大作指向のプログレ的なサウンドが特徴的。カラフルに叙情的に変化していきますが、メロディ自体は難解な所はない親しみやすいメロディだと思います。

ギターが結構笑ってしまいました。One Niter の方ですが、カルロス・サンタナが弾いているのではないかと思ってしまうほど似ています。とくにギターソロはそっくり。そこがおもしろい。シンフォニックロックとサンタナ風の音って、不釣り合いに感じますが、なぜかマッチしています。

Hats of Glass は専任のボーカルが 入った分、ギターは目立たなくなってますが、相変らず泣きのギターって感じです。

(昔書いたレビューに加筆)

Alex Machacek Jeff Sipe Matthew Garrison / Improvision

Improvision
Improvision Alex Machacek Matthew Garrison Jeff Sipe

Abstract Logix  2007-09-18
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おすすめ平均  star
starテクニカル系ギター好きは必携!

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Terry Bozzio との Out Trio や bpm 等での活動をしていた,オーストリア出身の Alex Machacek の久々の弾きまくりジャズロック作品.

ベースの Matthew Garrison は Joe Zawinul や John McLaughlin のバックで演奏したりしている人,
ドラムの Jeff Sipe は,Jonas Hellborg と一緒に演奏している人のようです.

基本的には,ハイテクセッションジャズロックという感じで,セッション色の強いジャズロックです.デビュー作
の Mc Hacek 名義の “Featuring Ourselves” で Alex Machacek のファンになった人にとって,その後 bpm や Out Trio 系の音楽中心で,ソロ作品 [SIC] もその流れの作品だったので,久々に弾きまくりでうれしい作品かも
知れません.

また,Out Trio 系の音楽はちょっとクセが強すぎて万人向けとは言えなかったのですが,この作品だったら,
ジャズロックファン,ジャズファン,フュージョンファンに広く薦められるのではないかと思います.

ただ,個性という点では,やはりこのアルバムの中でも,Out Trio 系の雰囲気がある曲の方が特徴的だなと
思ってしまいます.それ以外の曲では,フツーのジャズロックという感じも強くて,個性という面では訴えるところが
少ないかもしれません.

とはいえ,個性的な曲でもだいぶ聴きやすいですし,そういう曲から,Alex Machacek のプレイが満喫できる
曲まで広く収録されているこのアルバムはオススメと言えるでしょう.

初めて Alex machacek を聴く人にも良いかも.

あれ,ベースとドラムのプレイのことが書けないぞ… (^_^;) また何か感じるところがあれば書きます.

Alex Machacek / [SIC]

(Sic)
(Sic) Alex Machacek Featuring Terry Bozzio

Abstract Logix  2006-08-15
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バンド McHacek 名義の "Featuring Ourselves" で驚愕のデビューを果たし,その後 Terry Bozzio と bpm や Out Trio で活動している Alex Machacek の初のソロ作品です.

"Featuring Ourselves" 路線を期待している人も大いでしょうが,このアルバムは最近の活動の路線 bpm や Out Trio と同様の路線です.Terry Bozzio は 3 曲参加とのことですが,全曲に参加しているんじゃないの? と思えるような,ギターとドラム(打楽器)が音楽の骨格を作っている音楽です.

ドラム,パーカッションとギターによる,語りかけるような音楽と言った感じでしょうか.ただ,ギターリストのソロ作品ですから,bpm や Out Trio よりはギターが前面に出ており,言葉を語っているようなパーカッシブな演奏と,流麗なギターの同居が良くバランスしており,面白い作品に仕上っていると思います.女性ボーカルをフィーチャーした曲もあったりと,Out Trio 等とは明確に異なる部分もありますが,基本的にはそれらの延長線上にある音楽です.

bpm を最初聴いたときは,"Featuring Ourselves" 路線を期待していたので,ガクッと来ましたけど,bpm のライブ(海外のラジオ録音で未発売)や Out Trio で演奏もこなれたのか,私の耳も慣れたのか,結構面白い音楽と感じるようになっているので,このアルバムも楽しんで聴けています.

Beefólk / Place Dramatique

Place Dramatique
Place Dramatique Beefolk

Material Records 2008-08-14
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オーストリアのバンド.

サックス/フルート,バイオリン/マンドリン,トロンボーン,アコーディオン,ベース,ドラムという編成で,ボーカルも入ります.

アコーディオンが非常に印象的でキレがあってドラムと共にリズムで重要な位置を占めているような気がします.メロディはバルカン的な感じがして,フォークの要素が強い気がします.アコースティックなんですが,キレがあり軽快で楽しげな感じがします.レコメン的なねじれた雰囲気やポップな雰囲気,アヴァンギャルドな雰囲気もありますね.その他,ジャズ,ロック,レコメン,フォークの要素が感じられ,それらが一体となって押し寄せてくるというという感じです.

曲の途中で雰囲気が変わることも多くて,普通のポップスっぽいと思って聴いていたら,最後はジャズで終わったりと楽しいです.

Out Trio

アウト・トリオ
アウト・トリオ
ビデオメーカー  2005-08-25
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おすすめ平均  star
starイライラする作品
starよくぞ国内流通盤を出してくれました!!テリーボジオ凄いです!!

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Terry Bozzio,Alex McHacek,Patrick O’Hearn によるトリオの2002年のライブ (だったと思う) の DVD.

Alex McHacek 参加と言う事で 1999 年の McHacek / Featuring Ourselves
を想像すると外します.ただ,Featuring Ourselves を想像して,BPM / Delete and Roll
を買ってコケた人は,もしかしたらこのライブを見て,BPM のアルバムを再評価してみようと思うかも知れません.

曲は BPM で演奏していた曲がかなり入っていますので,基本的には BPM と同じ路線です.ただ,演奏を重ねてより練られた演奏になっているような気がして,BPM のアルバムを最初に聴いた時よりは,ぐっと引き寄せられるものがありますね.

プログレとかジャズロックと言うよりはジャズと言った方が良いかもしれない音楽で,BPM と違いサックスがいませんのでギターが前面に出ている感じもします.言葉を語りかけているようなギターとドラムが印象的です.

(Amazonの星一つのレビューは,音楽と関係ない映像の部分を酷評しているものです.音楽としては特にこの作品が問題とは思えません.ま,音楽の映像作品を買う際に何を評価基準とするかの問題だと思いますが.映像は確かに書かれている通りかも.)