Allan Holdsworth / Then!

惜しくも今年 (2017 年) 亡くなってしまった Allan Holdsworth。結局 2014 年に引退ライブということで来日したときの演奏を観るのが最後でした。その時も流れるような演奏がたっぷり堪能できたわけですが、このアルバムもその時のライブで感じたような流麗で官能的なプレイが堪能でき、今でも結構愛聴しております。

1990年のライブ盤で 2002 年リリース。

Holdsworth の流れるようなギタープレイを思う存分堪能できます。メンバー全員の演奏がすばらしく、その流れに乗るように Holdsworth が存分に弾きまくっているという感じです。ずっとリリースの話があったというのも頷けます。

昔々、初めて Holdsworth を聞いたときって、「速い」と言われて聴いたわけですが、確かに速いけど、なんかトリッキーなフレーズのソロだなあ、と思って正直あまりよく分かりませんでした。このアルバムを初めて聴いた頃には結構自然に聴ける感じがしたのを覚えています。私が変ったのもあるでしょうが、プレイが素晴らしいのもあるのでしょうね。

(昔書いたレビューに加筆)

Alex Machacek / [SIC]

バンドMcHacek名義の “Featuring Ourselves” で驚愕の (?) デビューを果たした,オーストリア出身のギターリスト Alex Machacek の初のソロ作品。

この作品は、”Featuring Ourselves” のザッパ、ホールズワース路線ではなく,最近,この作品にも参加している Terry Bozzio と共に活動している bpm や Out Trio と言った活動の流れを汲むものです。

Terry Bozzio は三曲に参加ですが、アルバム全体的にギターとドラムが曲の骨格を作っており、全曲参加しているんじゃないの? と誤解してしまいそうです。

ギターとドラムによる語りかけるような音楽。ただ,Alex Machacek の流れるようなギターも聴くことができ、その同居が独特の雰囲気を出しています。bpm や Out Trio は,この作品と同様に, ギターとドラムが骨格を作っているとは言え、やはり Terry Bozzio が前面に出ていましたが、この作品は当然ながらギターが前面に出ており,若干雰囲気は違います。

ジャズとしては,かなり個性の強い、オリジナリティのある作品仕上がっているのではないでしょうか。その分、好みはわかれそうです。

(2006年に書いたレビュー)

Alex Machacek / [SIC]

バンドMcHacek名義の “Featuring Ourselves” で驚愕の (?) デビューを果たした、オーストリア出身のギターリスト Alex Machacek の初のソロ作品。

この作品は “Featuring Ourselves” のザッパ、ホールズワース路線ではなく、最近、この作品にも参加している Terry Bozzio と共に 活動している bpm や Out Trio と言った活動の流れを汲むものです。

Terry Bozzio は三曲に参加ですが、アルバム全体的にギターとドラムが曲の骨格を作っており、全曲参加しているんじゃないの? と誤解してしまいそうです。

ギターとドラムによる語りかけるような音楽です。ただ、Alex Machacek の流れるようなギターも聴くことができ、その同居が独特の雰囲気を出しています。bpm や Out Trio は、この作品と同様に、ギターとドラムが骨格を作っているとは言え、やはり Terry Bozzio が前面に出ていましたが、この作品は当然ながらギターが前面に出て おり、若干雰囲気は違います。

ジャズとしては、かなり個性の強いオリジナリティのある作品に仕上がっているのではないでしょうか。その分、好みはわかれそうです。

(2006年に書いたレビューを一部調整)

追悼 Allan Holdsworth

びっくり、Allan Holdsworth の訃報が飛び込んできました。ご冥福をお祈りいたします😢

ついこないだライブで元気な姿見たばかりなのに、と思ったらもう 3 年前ですか。この時はラストツアーということで来日してましたが、まだまだ何度でも来れそうなまったく衰えないプレイでした。

Holdsworth を初めて聴いたのは高校生の時です。ちょうどインギーとか速弾きギターリストが続々登場したりしてたころで、当時ライトハンド奏法で有名だった Edward Van Halen が、ライトハンドのルーツは自分でなく Allan Holdsworth だと言ったとかいう話を、同級生のメタラーが言っていたのがきっかけです。

当時、今では考えられないようなマニアックな品揃えのレンタルレコード店が近所にあったので、早速借りに走ったらありました!(ふつー、こんなのレンタル店にないですよねw) “Road Games” です。たしかセールスのためにヴォーカルを入れたみたいなインタビューを当時読んだ記憶がありますが、それでも難解なメロディにさっぱり理解できない音楽でした。

それでも「こういうのが大人の音楽」というような中二病的な考えで、しばらく聴いていると、耳にすっと入ってくるようになってきました。

このあたりも名曲ですね。

とはいえ、本人作品より、後に聴いた参加作品の方に印象的なプレイが多い気がします。とにかくあのスピードのテクニカルな演奏でありながら官能的であるところが Holdsworth の特徴ではないかと思っています。このあたりを聴いた後にソロに戻ると良さがわかってくる感じ。

この演奏なんてホント名演。パーカッシヴな演奏の上で流麗に流れる Holdsworth のプレイが官能的。

そして Soft Machine の曲も名演。

Bruford。なんでこの曲選ぶねん!?と言われそうですが好きです。

UKも高校時代に聴いたな。プログレ初体験なので、これもある意味慣れるまで少し聴き込みました。

これは知らない人も結構いるんじゃないですかね。結構最近の作品。2005 年のアメリカのネオプログレバンドに参加しています。プログレの演奏としては Holdsworth の中でもベスト上位に入る演奏では? Holdsworth 節全開という感じ。

あの元気さだとまた来日しそうとか思ってましたが、本当にライブ観といて良かった。

The Chick Corea Elektric Band Japan Tour 2017 @ Sankei Hall Breeze

The Chick Corea Elektric Band のライブに行ってきました。

会場はサンケイホール・ブリーゼ。このホールは初めてでした。結構良い音ですね。900 人ちょいでこじんまりとしたホールです。

エレキバンは 1st とライブ盤とあと 1 枚程度しか持ってなくて、1st の曲くらいしか覚えてないので、知らない曲が多かったですが、エレキバンだったら知らない曲でも楽しめるだろうと思って予習なしにいきましたが、その通りで圧巻の演奏で楽しめました。久々に Fusion を堪能しましたよ♪

チックは「チューンしてる」とか言いながら数音鳴らしただけでもうチックの音ですね。

アンコール 2 回を含む 2 時間を少し切る程度のライブでした。アンコール 1 回目はステージ脇に引っ込まずにそのまま演奏でした。

分かった曲はそのアンコール 1 回目の曲で “Got a Match?”、最初チックが短いフレーズを弾き、会場の観客にそのフレーズを歌わせるというのを延々繰り返して (客席も最初の方からちゃんと応えていたので、エレキバンのライブでは定番ですか?)、そこからそのままなだれ込むという展開でした。この演奏は本当に圧巻でした。

一番印象に残ったのは Dave Weckl のプレイです。いまさらですけど、Dave Weckl いいですね♪ サンケイホール・ブリーゼの音響も良いのか、2 階席で観ていたにもかかわらず、すごい迫力で迫ってきていました。

しかし、チック、まだまだ若いですね。やることも演奏も全く衰えてる感じがしません。