Cynic / Humanoid

私が最も好きなプログレメタルバンドのひとつ、Cynic が新曲を出していたのに 1 年も気づいていませんでした。何ということ! というわけで 2018 年初頭にリリースされていた作品です。

詳しくは公式ページの “News” を参照。

デジタル・シングルということで、この “Humanoid” 1 曲だけのようですね。しかし、解散したとかいうニュースもあったし、もうやってないのかと思ったらいきなり復活してました。と思ったら、解散はしてなかったようですね。

しかしその後、Paul Masvidal(Vo,Gt)は自身のFacebook上でCYNICは「解散しない」という声明を投稿しました。

CYNICが解散!?(あさってからでもいいかな・・・)

音楽的には前作からの流れをそのまま汲むもので、すでに「デスメタル」ではなくなっているのは当然として、すでにメタルですらない気もします。

個人的には「スペースメタル」という感じで捉えています。プログレバンド Gong なんかの流れの「スペース」と同じです。とは言ってもスペース・ロックに挙げられているバンドはあまり詳しくないので外してるかも。Gong の Radio Gnome Invisible 3 部作や Steve Hillage のソロの初期あたりと共通する雰囲気があるなあと。

また生で観たいなあ。

Cynic Japan Tour 2015@アメリカ村Drop

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いやー、Cynicのライブが見られるとは思っていませんでした。宇宙感ハンパない感じで大満足でした。

Cynic の前はオーストラリアの Plini と、日本の Cyclamen でした。Plini は聴いたことなかったけど、ハードなプログレフュージョンという感じで良かったです。帰って早速色々チェックしましたよ。Cyclamen は激しいプログレデスという感じでした。

画像の3枚目は Plini です。

そして最後の記念撮影。

Cynic / Carbon-Based Anatomy

Carbon Based Anatomy
Carbon Based Anatomy Cynic

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2011年作.

いきなり土着的な雰囲気のエスニック調な女性ボーカルが入り意表をつかれますけど,プロローグ的なその曲が終わると,2nd "Traced in Air" からの流れを汲む独特の浮遊感のあるテクニカルなプログレッシブロックとメタルの中間を行くようなサウンドが展開します.その後もエスニックな小曲をはさみつつ,独特の Cynic サウンドが展開します.この浮遊感は『スペースメタル』とでも呼べそうです.Gong のスペースフュージョンとはまた違う「スペース」感ですが,浮遊感と独特の空間の広がりが感じられますね.

既にデスメタルな要素は全くなく,メタル色も薄くなってきていますね.Opeth のような流れですね.:-)

Blotted Science /The Animation Of Entomology

Animation of Entomology
Animation of Entomology Blotted Science

CD Baby.Com/Indys  2011-10-11
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Ron Jarzombek というギターリスト中心のインストメタルバンドの 4 年ぶり 2nd らしい.

Ron Jarzombek は結構その筋では有名みたいで YouTube でもテクニカルな変態的演奏がたくさんひっかかりますけど,このアルバムもそんなギターを中心とした屈折したパワーとスピード感溢れるインストメタルです.

先にレビューした Animals as Leaders と一聴すると似たような感じですが,こちらの方がよりメタリックなギターな気がします.ドラムがまた音数が多くて,ドラムンベースのように小刻みに叩く所に変態ギターが乗っかると,より機械的なサウンドに聞こえますね.

ちなみにアルバムは 7 曲入りの 24 分ほどのコンパクトなものですが,これだけのパワーと音と変態プレイが襲ってくると,この長さで充分というほどの密度の高さです.

Animals as Leaders / Weightless

Weightless
Weightless Animals As Leaders

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アメリカのインストメタルバンドの 2nd らしい (1st はバンドというより 1 人マルチ録音だったみたいですが.

出だしがバルカン高速トラッド的な感じが少ししたので,その手の少しオリエンタルな感じの音楽かと思いましたが,その後はギター中心のテクニカルなサウンドです.一聴するとメタルなのかも知れませんが,意外にメタル色は少ない気がします.ギターはもちろんメタリックなプレイの部分もあるのですが,結構フュージョン的なメロディを弾いている所もありますし,メタルとはまた違った感じのメロディアスさがあります.

テクニカルでトリッキーな感じの曲展開に,ポストロックとかとはまた違ったプログレ的な曲のうねりが感じられ,どちらかというとテクノとかに近い感じの金属機械的な所も多く,ドラムもメタリックな感じではあるものの,細かい部分はメタルとは違う感じの叩き方を感じますね.

アルバムとしては短いですが,まあとにかく超絶技巧変態音楽で聴いていて楽しいですよ.