Обійми Дощу (Obiymy Doschu) / Сон (Son)

叙情的でドラマチックなウクライナのバンドの 2017 年作。

メロディやリズム自体はそれほどプログレではなく、ギターは結構コテコテな良く泣く演奏だし、歌もドラマチックではあるものの結構ストレートなロック色が濃いのですが、曲全体としては非常にシンフォニックプログレを感じます。

演奏はヴァイオリンやフルート、チェロなどが入っているシンフォニック的な雰囲気です。その上、ウクライナ語(?)によるテノールちっくな独特のスケール感を持つボーカルがシンフォプログレ感を非常に醸し出していますね。

これは久々に上質な新しいシンフォプログレに出会った気がします。

Ne Obliviscaris / Urn

Persefone の新曲 “In Lak’ech” でフィーチャーされているヴァイオリニストがオーストラリアのプログレメタルバンド Ne Obliviscaris のヴァイオリニスト・ヴォーカリストの Tim Charles という人だということで、早速チェックしてみました。これはすばらしい!

Persefone よりは、よりシンフォニック的で流麗な感じがするのはヴァイオリンによる演奏のためでしょうか。デスヴォイスに重なるようにこれも流れるように歌われるクリーンヴォーカルも影響しているような気がします。ギミックに富んでいながらも、そこから来る鋭さが和らいだ、角の取れたような滑らかさがある気がします(自分で読んでもイミフw)。

何度か来日もしてるんですね。次は観たいな。

(参考)

色々思いを馳せて頭を巡らせるのが楽しい LOOΠΔ 10 人目 Chuu “Heart Attack”

年末にLOOΠΔ 10 人目のメンバー Chuu の “Heart Attack” が公開されていましたね。

MV視てるとちょっと Secret のジウンちゃんっぽいところが感じられてかわいいです😍

前作 Yves の抑えた感じの落ち着いた「ソウルトロニカ」サウンドから、跳ねるようなソウルフルなサウンドとポップなサビの、これまた引き続き良曲ですね。ある意味 K-POP の王道的なアイドルソングかもしれません。作曲はスウェーデン系の Ollipop、Hayley Aitken と “Girl Front”、”Love Cherry Motion” なんかと同じですね。作詞は私もお気に入り MonoTree の人ですね。

映像も凝ってますね。9 人目 Yves のストーカー(?) な Chuu、Yves の MV でフィーチャーされていたのは赤いリンゴでしたが、


(Yves ”New” MV の赤いリンゴ)

Chuu が必至に渡そうとして受け取ってもらえないのは青いリンゴ。


(受け取ってもらえない青いリンゴ)

ルネ・マグリット的ですね(展覧会観に行った。結構好きです)。

(MV中の部屋の中の青いリンゴ)

(ルネ・マグリット リスニング・ルーム(1952年))

りんごも壁の色も窓も同じですね。

MV 後半で青いリンゴをかじるとりんごが赤くなり、その後は Yves と楽しく盛り上がり、なぜか最後はマッチ売りの少女のように青いリンゴと共に Chuu が倒れていたり。一度ロゴが出て終わったと思った後の映像は赤いりんごと共に倒れていて、それを起こすのがハスル!!(ここで衣装的にもつながり、同じく年末に公開されていた “The Carol” のハスルの衣装ですね)

Yves が読んでいる本のタイトルは「アフロディーテは死を意味する」(ジョン・アップルビーという人の作品のようですね、知らない)。これがどう映像の他とつながるのかわかりませんが。

映像の考察動画まで出てますねw(まだ全部は視てません)

(参考)

Lovelyz / Fall in Lovelyz

IT系では 12 月になると Advent Calendar で盛り上がるのがここしばらくの恒例となっていて、それにエントリしていたもので、そっちの原稿に追われてなかなかこのブログの更新が出来ませんでした。私の場合は一般公開されている出版社の技術サイトの記事で Advent Calendar エントリしているので、締切も早く、事前に何度も読み返して技術文書としてわかりやすくなるように推敲するのでかなり時間が取られます(このブログのように勢いで適当な日本語で書いてないよ😜)。

というわけで、ずっと書こう書こうと思っていて、結局この時期になってしまいました、11月中旬に出た Lovelyz の新曲(新譜)。

Lovelyz と言えば One Piese という制作チーム(?)の名前が思い浮かぶほどで、デビュー以来これまでずっと組んでやってきていましたが、今回その One Piese ではなくなったようですね。

とはいえ、活動曲の “Twinkle” は Lovelyz らしさを失わない軽快さで、それに透明感も加わってかなり良い感じに仕上がっていますね。名曲じゃないですか。PV の制作チームも変わったようですね。

バラード曲の “Just” も制作陣が変わったとは思えないほど Lovelyz してますね。

エモーショナルに盛り上がる “Secret Garden” も結構お気に入りです。

これまでの流れを切らない感じながらも、少し変化している気もします。そういう狙い?

11 月前半のお気に入り(LOOΠA Odd Eye Circle / Sonamoo / EXID)

11 月初旬から頭痛にのたうち回りながら寝込んでいたのでほぼ半月ほど遅れで 11 月初旬のカムバック曲のチェックをしていました。というわけで 10 末〜 11 月前半の曲で気に入った曲をいくつか挙げておきます。まあいつも通りのこのブログの時期を逸した感じのヤツですねw

LOOΠΔ Odd Eye Circle / Sweet Crazy Love

9 月末にリリースされた “Mix & Match” のリパッケージアルバムとして、10 月末にリリースに LOOΠΔ のユニット Odd Eye Circle の新曲が出ていましたね。これまでの LOOΠΔ 同様、かなり気に入って聴いています。

ミドルテンポでこれまでの流れをくむ透明感がたっぷり感じられる曲ながら、活動曲らしいノリも感じられる、とても美しい曲ですね。

Sonamoo / I (Knew it)

月一で新曲出すはずだったのに出ないなと思っていた Sonamoo も出ましたね。

アダルトで落ち着いた感じながらも、カチッとしたリズムに乗る、叙情的で控えめに出てくるようなエモーショナルなメロディが結構お気に入りです。

“Friday Night” も結構好きでしたが、こちらの方がさらにお好み。

EXID / DDD(덜덜덜)

完全体で戻った EXID。実は EXID ってあまり印象に残ってる曲がないんですよね。あまり聴いてないからでしょうけど。という素人の感想。

クネクネした感じの妖しげでファンキーなメロディとラップによる A メロ(?)から、徐々にメロディアスになりエモーショナルなサビに突入していくあたりが良いですね。