叙情的でドラマチックなウクライナのバンドの 2017 年作。
メロディやリズム自体はそれほどプログレではなく、ギターは結構コテコテな良く泣く演奏だし、歌もドラマチックではあるものの結構ストレートなロック色が濃いのですが、曲全体としては非常にシンフォニックプログレを感じます。
演奏はヴァイオリンやフルート、チェロなどが入っているシンフォニック的な雰囲気です。その上、ウクライナ語(?)によるテノールちっくな独特のスケール感を持つボーカルがシンフォプログレ感を非常に醸し出していますね。
これは久々に上質な新しいシンフォプログレに出会った気がします。