「プログレでは最後の秘境といわれるコロンビア初の…」とか言われると買ってしまうプログレマニアの性 :-p.まだ十分聴いてないけど,とりあえずメモ代りに.
南米らしい情感あふれるシンフォニックプログレですね.ゆったりとしたリズムにサックスやフルートを交えながら泣きのギターが炸裂します.若干メタリックな感じがする部分もありますが,全体的にゆったりしたテンポなんで,あまりそれが強調されるということもなく,情熱的な色を演出するのに役立っているかな.結構古き良き時代の南米プログレの雰囲気があり,テクが若干心許ないような気もしますが,ゆったりしているので定かではありません.:-p
アコースティックな演奏が時おり入っており,それが Camel なんかにも通じそうなたおやかで美しい雰囲気を出していて,アルバム全体にめりはりを与えています.
南米ファンにおすすめの,ドラマチックで良く練られたシンフォニックプログレだと思います.最近結構南米のシンフォと言えばハイテクハイスピードのものを聴いてましたが,こういうのも良いな,と久々に思ったりしてます.