Bare Infinity / The Butterfly Raiser

ギリシャのバンドの 2017 年作。3 月リリースなので今更感のあるレビューです。

シンフォニック・パワーメタルバンドとのことですが、私はパワーメタルがどんなカテゴリなのかよく知りません。メロディや演奏、コーラス・ワークはシンフォニックではあります。

ポップでキャッチー、かつドラマチックで、美しい声の女性ボーカル由来の透明感のある流麗なサウンドは気持ちよく聴けます。

アルバム 2 曲目は、北欧かケルトなフォーク・メタル風な雰囲気もあったりして、なぜギリシャで? という気もしますが (あの辺りでもこういう雰囲気のフォークあるの?)、これもまた良い感じに叙情的で良いです (動画は見つけられなかった)。

ライブで観てみたいですね。

Adonis Mitzelos / Beyond the light

ギリシャのギターリスト。録音は 1994 ~ 1999 年に N.Y. で行なわれたようです。Spyro Gyra (Fusion の方) のメンバーが参加しているのが面白いです。

音楽的にはシンフォニック色の濃い美しい音楽とギリシャの民族色の強い曲と Fusion が混在している感じで、1 ~ 7 曲目を占める組曲がその特徴をもっともよく現しています。組曲は非常によく構成されていて、色々な雰囲気の音楽の混在も自然に流れていきます。

面白いのは Fusion の Spyro Gyra のメンバーがシンフォニック色の濃い曲にも参加している事です。いつもの Spyro Gyra とはまた違っていて面白いですね。でも、いつもながらの Spyro Gyra 的なモロ Fusion の曲も入っています。シンフォ的な曲を Spyro Gyra メンバーが Fusion 的な演奏をし、Adonis Mitzelos がロック調に演奏している所は特に面白いです。

女性ボーカルの入った曲は非常にギリシャ的な静かで美しい曲で、こちらもまたすばらしいです。

(2000年に書いたレビュー)

Methexis / Suiciety

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ギリシャのミュージシャンの 2015 年作。

『ギリシャ人のコンポーザー&ギタリスト、NIKITAS KISSONASのコンセプト・アルバムで、なんと、メンバーにTHE ENIDのヴォーカル、ANGLAGARDのキーボーディスト、BIRDS & BUILDINGSのベーシスト、AGENTS OF MERCYのドラマーを迎え録音。』とのこと。

陰はないけど、ダイナミックレンジの広い抑揚の効いたシンフォ作品。ポップな面もある。

Seduce the Heaven / Field of Dreams

フィールド・オブ・ドリームス
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ギリシャのメタルバンドの 2013 年作 1st.

男女混成ボーカルが特徴で,透き通る伸びやかの女性ボーカルとデス声男性ボーカルの対比が気持ちよいです.メタルは詳しくないので,メタルの中でどういう位置に属するのかは知りませんが,少しプログレメタルっぽい所もありますね.

P.L.J. Band / Armageddon

Armageddon
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ギリシャのバンドの 1981 年 1st .

演奏自体はブルージーなギターやアコースティックギターによるバッキング,無骨なおっさんのボーカルが印象的なロックなのですが,独特な浮遊感が伴っており,不思議な魅力があります.

ギターも例えば Gong のようなプレイではなく,フツーのブルースっぽいギターだったりするのですが,それでも独特の浮遊感があり,ボーカルも歌というよりは朗読っぽい「ヴォイス」という感じで,スペースウィスパーとはまたちょっと違う独特のスペースヴォイスという感じで,音楽的要素一つ一つ取って見るとそんな要素はないのに仕上がりはスペースロックという感じになっています.なかなか面白いですよ.