Red Velvet / Wildside

韓国のカムバからさほど日もたたないで日本でもアルバムが出ました。このブログではあまり日本でのリリース曲を扱うことはないのですが、Red Velvet の今回の曲 “Wildside” は結構気に入って聞いているので取り上げてみました。

韓国のカムバ曲 “Feel My Rhythm” はバッハの曲のサンプリングで始まる爽やかな曲でした。MV は色々な名画も登場したりしていますね。

感心するのは、韓国曲と日本曲では正反対と言ってもいいほど、かなり雰囲気が違うにもかかわらず、どちらもしっかりと “Red Velvet” しているというところです。彼女たちの声がちょっと聴くだけですぐにわかるという特徴があるのもあるでしょうが、制作側から一環して Red Velvet を追求して制作してるんだろうなあと思ったりしながら聴いています。

日本アルバムは新曲や以前の曲織り交ぜた構成ですが、さすがの良曲揃いで、日本リリースのアルバムにしてはよく聴いています。

2021 年 Girl’s K-POP Top 20(1)

(2021-12-30:自分のブログエントリーへのリンクの設置など少し更新しています)

あっという間に年末ですね。すでに色々なブログで今年のTop10とかが発表されているのでしょうか(私は見てません)。このブログでも昨年と同様に20曲を選んでみましょう。

ちなみに昨年のはこちらです。

今年は個人的に忙しく、例年ほど音楽をじっくり聴けていません。なのでこれまでと違って聞き込んだ結果「この曲は自分の好みではないがすごい」みたいな深い選び方はできていません。まあ、こんな個人ブログにそんな重みはないのでどーでもいい話なんでしょうけど、本当に私の好みの音楽が選ばれているだけという要素が例年以上に強くなっているはずです。

今になってこのエントリーを書くために聞き返して「え?この曲こんな良かったっけ」みたいに感じることもあります。

例年通り

  • 特に順位はつけません。20曲選ぶだけです
  • 「Girl’s K-POP」というタイトルですが、厳密に「Girl’s K-POP」ではないかも
  • 1アーティスト1曲縛りです

この企画をやるためにたくさんの曲を選んだんですが、今回はどちらかというとその中からどの曲を20曲選ぼうか迷った末に入った10曲を紹介します。

それでは行ってみましょう!!

Majors / Dancing in the starlit night

同じアルバムに収録されている “Rain on Me” は製作陣が結構豪華な感じですが、こちらはそこまで大物ではないようです。それでも曲はなかなか素晴らしく、機械的なリズムに乗る独特の空間を感じるシンセと叙情的なメロディがスケールの大きい空間を作り出してます。

ITZY / In the Morning

私の周りではあまり評判がよろしくなかったこの曲ですが、私は結構気に入ってます。個人的にはあまり ITZY の楽曲は好みではないのですが、この曲の最小限の演奏によるバッキング(?)で歌われるラップから急にメロディアスに歌われるところの変化が、よりメロディを強く感じさせて、タメにタメていっきにメロディを放出しているような感覚が良いです。

公園少女(GWSN) / Like It Hot

この曲は公園少女らしい定番の公園少女サウンドで安心安定のサウンドという感じではありますが、それでもこの曲の良さはやっぱり一気に引き込まれてしまって何度も聞いてしまう、さすがの安定感とクォリティの高さを感じさせてくれました。今年はこの曲以外には動きがなかったですが、来年もこの調子で高品質な曲をリリースしてほしいです。

Pixy / Addicted

Pixy のインパクトはデビュー曲から突出していましたね。あの妖術的な独特なささやき声とオリジナリティあふれるダンスで、これはすごい!と思ったのですが、曲が始まってみるとイントロで感じたほどの強烈なオリジナリティは感じず、最初のインパクトだけかと思ったのですが(今聞くとそうでもない。スミマセン)、この曲でその評価も吹っ飛びました。

この曲はアルバムでイントロから続けて聞くことでさらに魅力を増すような気がしますので、是非続けて聞いていただきたいところです。イントロの MV もなかなかプログレッシヴですよ

そしてこの曲もダンスのオリジナリティがすごいですね。

Red Velvet / Queendom

完全体で戻ってきたレドベル。レドベルらしさにあふれる軽快なメロディでさすがです。

fromis_9 / Talk & Talk

全体的に抑揚がないのですが、通しで明るく軽快なメロディの中にも展開があって聞いてるうちに耳に残って聞きたくなってしまう曲でした。そして初 1 位!! 良かったですね。

赤頬思春期 / Butterfly Effect

これはデジタルシングルだったんですよね。ロック的なサウンドに乗って BOL4 らしさあふれるバラードが展開されて、これは気に入らないわけがないという感じです。

cignature / My Story

活動曲は “Boyfriend” なんですが、この曲にはすっかりやられてしまいました。淡々としたリズムの上に乗るドラマチックなメロディ。たぶん、私の好みのラインに近い曲なんだと思います。この曲を聞いて “Boyfriend” を聞いていたら、”Boyfriend” も気に入ってきました。

去年も cigunature 選んでるし、オレ結構好きなんちゃうん?🤣

Dreamcatcher / BEcause

彼女たちもすっかりベテランですね。この曲はメタル色は薄くなったものの紛れもなく Dreamcatcher サウンド。メタルバンドがメタル色を薄くして進化したような納得感のある曲です(なんのこっちゃw)。いや、ロックサウンドの名曲ではないですか。

Hwasa / I’m a B

いや、もう、コメントする必要もない堂々とした風格を漂わせながら歌い・踊りますよね。曲も彼女らしいソウルフルでキレのある良曲だと思います。曲のキレに合うようなキレのあるダンスもいいですね。

Part.1 はこちら。

2017年 K-POP ガールズグループの曲 Best 10 (Part.2)

この記事の前編はこちら

さて、Part.1 の 5 曲(6 曲ですがw)に続く 5 曲を紹介しましょう。

宇宙少女 / Miracle(기적 같은 아이)

宇宙少女は今年もクォリティの高い曲を提供してくれましたね。その中で私のツボにハマったのは “I Wish” と “Miracle” ですね。この 2 曲は甲乙つけがたいです。

ダンスを含めた総合的なところでは “I Wish” かなと思ったのですが、ここは少し切ないながらもかわいく盛り上がる “Miracle” でいきたいと思います。

私はといえば、年初に「今年こそは宇宙少女のメンバーの名前覚えるぞ」と思ったのですが、果たせずw

Red Velvet / Rookie

風邪による頭痛でのたうちまわっていて、せっかくチケット当たって飛行機のチケットも確保して行く気満々だったデビューショーケースに行けずに非常に残念な思いをした Red Velvet。

昨年の “Russian Roulette” も良かったですが、それ以上に聴いた気がする “Rookie”。

跳ねるようなちょっと不思議な感じもする A メロから、流れるような B メロを挟んで、中毒性のある躍動感のある “ルキルキ!” へ。この変化も面白いですし、跳ねるようなメロディと叙情的なメロディの変化と対比もメリハリが効いていて良いです。明るい楽しいカラフルなポップさ❗

ダンスも個性的ですよね。この曲はダンス練習動画も何度も視ました。次こそは観るぞと意気込んで応募した 3 月のライブの先行予約はことごとくはずれてます(ウソですスミマセン、そこまで意気込んでませんでしたw)。

この練習動画も結構視た覚え。

Sonamoo / I (Knew It)

ソナムって Instagram なんかではかわいい写真あがってたりして結構気に入ってたのですが、あまり曲でピンと来る曲がなかったんですよね。

それが前作 “Happy Box Part.1” の “Friday Night (금요일밤)” は「おっ! これは!」と思う曲でしたし、この “I (knew it)” はこんなにソナムで気に入った曲はないってくらい気に入っています。曲はなるほど e.one の 정호현(チョン・ホヒョン)、최현준(チェ・ヒョンジュン)らですか(ディエナとニューサンも名前連なってるけど?)。

この曲歌ってる姿見てると、以前よりみんなキレイに見えてきた…(元々キレイですが)。

DIA / Can’t Stop(듣고싶어)

DIA は結構良い曲あると思っていますが、すごく気に入る曲がなかったのですよね〜。でもこの曲はいいですね〜。この後の “Good Night” もなかなか面白い曲だとは思いますが、グイグイくる感じではないですね。

ダンスも結構ユニークな気がしますね。結構お気に入り。今年は全曲メンバー自作曲とか日本でリアリティー番組とかがんばってましたね〜。

Oh My Girl / Coloring Book

年明け OMG に会えるかなと思ってたのに残念です。

最後に選ぶ曲は Hellovenus とどっちにしようか迷いました。曲調はあちら(”Mysterious”)の方がお気に入りですが、ユニークさで勝る気がするこちらを選びました。

“Coloring Book” というだけあって、明るく開放的でカラフルなポップさが魅力な曲ですね。曲は “Lier Lier” を手がけていた人のようですね(David Anthony ら)。

ちょっと “Cupid” っぽい。最初に聴いたとき「えっ!?」という驚きと、一発で頭の中に入ってこない感じも似てました。

今年は日韓交流おまつりで観れましたが、今度はもう少し近くで観たい!w

Dance Practice 動画 (2017-02 Ver.)

K-POP にはダンスプラクティスバージョンの動画公開が結構ありますよね。これ、結構好きです。

歌番組だとカメラが切り替わって特定のメンバーにフォーカスが当たったりして全体を見れません。この手のバージョン動画だと固定カメラで全体のフォーメーションとかバッチリわかってカッコイイですよね😍ダンスの細かい動きもよくわかります。

最近お気に入りの動画はこのあたりです。キレッキレですよね!!

普段着でナチュラルメイクなのもいいです😍

Red Velvet / Rookie

1 月につづいて 2 月もリリースラッシュの予感ですね。先陣を切った Red Velvet。

個人的にはメジャーっぽい曲よりはマイナーっぽい曲の方が好きで (←演歌の心?😜)、ストレートな曲よりは何かひっかかるような所があるような曲が好き (⇠プログレ属性かも😂) なので、Red Velvet は結構なんとなく聞いて終わる曲が多かったりします (そういうわけで昨年の “Russian Roulette” が初めて気に入った曲で、昨年の Top 10 に入れました)。

でも、この曲は何度か聴いてるうちに中毒になりました。「るきるき!」

この跳ねるようなスピード感あふれる曲で良く踊りながら歌えるよなあ。曲の初めのファンの掛け声のペースも速いw

Red Velvet の活動曲は特に一貫性のある個性が感じられます。歌を聴いてもダンスも一瞬で強烈に Red Velvet を感じます。

ミニアルバム 2 曲目の “Little Little” のしっとりした感じも良いですね。