H1-KEY 1st Mini Album [Rose Blossom]

じっくり聴くと何か突出した特徴がある気があまりしないのですが、聴いているとなぜか印象に残る曲を出す H1-Key のカムバ。

活動曲はゆったりとしたリズムの曲で、トラップがベースとのことですが、メロディがしっかり感じられる曲なので、あまりヒップポップ感は感じられません。ゆったりとしたリズムに乗る叙情的なメロディが印象的ですね。

it’s Live に出てますね。

1 曲目の “Ring the Alarm” のほうがヒップポップ感あります。

3 曲目の “Crown Jewel” もトラップベースの曲とのことです。タイの伝統楽器が入っているらしくゆったりとしたリズムながらもなかなかのパンチ力があります。

5 曲目の “Dream Trip” は WJSN の EXY がプロデュースに参加してるとか。軽快でポップな曲ですね。

“Athletic Girl” のリマスター版も収録されてますね。

ILY:1 / A Dream of ILY:1

今年一発目の K-POP レビューは ILY:1。

活動曲 “별꽃동화 (Twinkle Twinkle)” は、前作 “Love in Bloom” に続いて爽やかな王道アイドル路線で突っ走っっていて好感が持てます。(このあるあるな英語タイトルはどうにかならんの?)

歌唱にちょっと力がない感じがしなくもないのですが、曲調が声に合ってるのと、曲が良いのであまりマイナスな感じはしません。

 

ところで今作の活動見てると、格段にみんな垢抜けてキレイになった気がするのは気のせいでしょうか? ちょっと余裕できてちゃんとしたスタイリストさんとかついたんでしょうか? 😂

 

他の収録曲もイメージは統一されていて良いですね。

 

また日本でのイベントありますね。

ごめん、ちょっと行く余裕ないわ〜😅

ILY:1 の事務所は FC ENM ですが、これ FCLive の関連会社ですね。もともと韓国系の会社とはいえ、日本側がルーツの事務所ってことになりますよね。ちゃんとあちらの地上波にも出てますし、ちゃんとプロモーションしてる感じがするので、この調子でがんばってほしいですね(最近体力がなくていい加減な事務所が多いので…)。

Ne Obliviscaris / Equus

私の好きなオーストラリアのプログレッシブ・メタルバンドの Ne Obliviscaris が 3 月に新作を出すようですね。このバンドは過去にいくつもアルバムを紹介していますし、2019 年にはライブも行きました。

3 月にリリースするアルバムの中から 1 曲だけ、先行で公開されています。

 

メタリックな激しいドラムとバッキングの混沌をつんざくように出てくるヴァイオリンの伸びやかの美しさ、この対比が良いですね。これまでの曲よりも、より美しい感じがするように思えました。対比といえば、デスヴォイスとクリーントーンヴォイスの対比もスリリングな感じを強めますね。

新しいアルバムが楽しみです。

2022 年 Girl’s K-POP Top 20 〜番外編(3)〜

今日紹介するグループ、曲は別に 2022 年振り返りでなくてもいいのですが、2022 年ですし、紹介しようとして結局できなかったやつですし、もちろん Top 20 の候補にも選んでいたので、とりあえず振り返りというテーマで書いてみます。

これまでの振り返りはこちら。

Top 20 に選んだ曲は、大体が活動曲やリリースした中のメインの曲ですが、今日紹介するのは活動曲よりもアルバム収録曲のほうがええやん、と思ったやつです(過去の Top 20 ではそういう曲も選んでましたが今年は落としました)。

タイトルはアルバム名です。

Queenz Eye / Queenz Table

“Yummy Yummy” という曲で音楽番組に出ていた Queenz Eye。グループ名は、女王の目のように輝くアイドルという意味が込められているそうですね。

この曲もいい感じですね。個人的にはカップリングの “Before&After” がソウルフルで良い曲だと思いました。まあ活動曲としては “Yummy Yummy” のほうが勢いがあって良いかもしれませんが。

全員韓国人のグループというのも今となっては珍しい?

Fifty Fifty / The Fifty

“Higher” という爽やかな曲でデビューの Fifty Fifty、こちらも全員韓国人ですかね。グループ名は、人生で選ばなければならない二つの道、現実世界と理想世界、その間をある時は時間と空間を超えて行き来する50対50、そのような意味を込めた命名だそうで。

この MV の出だしからは想像できない爽やかで軽快な良い曲ですね。でも、デビュー曲にしてはインパクトに欠ける気がする気もしない気も…

このアルバムは良曲揃いで、デビュー曲なら勢いのある “Log in” って気もするけど、これだと他との差別化という意味でインパクトに欠けるのかな?

上の 2 曲よりも個人的に気に入ってるのは、アルバム 1, 2 曲目の曲。全部の曲に公式 MV があるの、結構気合入ってる?

1 曲目の “Tell Me” は少しレトロなシティポップな感じのあるソウルフルな曲。

2 曲目の “Lovin’ Me” は透き通るようなボーカルで淡々と進むところからドラマチックに盛り上がるところが良いです。


どちらのグループも今後の活躍を期待してます。振り返り、まだやるかもしれないけど、もうこれで終わりかも?😅

2022 年振り返り(K-POP 以外編)

(2022-01-09 紹介するのを忘れていたアルバムを追加したので日付も更新しました)

昨年は K-POP でさえも聴く時間が減ってた気がするのにそれ以外となると、もうココで紹介したアルバム数枚しかないんじゃ? って感じですが、一応 K-POP 以外も振り返っておきます。

K-POPの振り返りはこちら。

TEE / Total Edge Effect

これもレビューしようしようと思って時期を逸してしまったやつ。日本のシンフォフュージョンプログレ TEE の 5th アルバムです。

TEE は、フルートによる流れるような叙情的なメロディとテクニカルなギター、美しいキーボードが特徴的で、聴いていると幻想的な風景を浮かんでくるような感じですが、このアルバムでもその特徴が存分に感じられます。

1 曲目の出だしのピアノのメロディと続くフルートのメロディを聴いただけでもう存分に TEE の魅力が感じられてうれしい気分になりましたね。

フルート入ってことで、カナダの Maneige や、スペインの Gotic なんかと比べられたりすることが多いのかもしれませんが、TEE はもっとどこか懐かしい日本の風景が浮かんでくるような幻想的な美しさがあり、Gotic とはまた違った味わいがある気がします。

Brad Mehldau / Jacob’s Ladder

プログレに触発されたというこのアルバム、なかなかのプログレで衝撃的ではありました。

この曲なんて最高です。

Persefone / Metanoia

私がプログレメタルにより深くハマるきっかけとなったバンドのひとつ、Persefone のアルバムも今年序盤に出ました。

そして前作からの流れを組む組曲の Part3、ほぼインストの “Consciousness, Pt.3″、10 分を超える大作ですばらしいです。

期待通りの静と動の対比、デスヴォイスとクリーントーンヴォーカルの対比もすばらしく、ギミックに富んだ緩急をつけながらの展開もまったく飽きさせず、今でも結構聴いています。

JPL / Sapiens Chapitre 3/3: Actum

リリースを重ねるごとに Nemo との差異がなくなってきている気がする JPL。高品質のアルバムをリリースし続けているフレンチプログレシーンバリバリ現役のバンドです。

https://www.youtube.com/watch?v=0tXqUYKNOZo

このアルバムは 3 部作の最後を飾るアルバム。伸びやかなギターが気持ち良いシンフォプログレですね。

JPL ではなく、Nemo の 1st を再録したアルバムも出ていて、そちらも結構聴きました。


あとは新作ではなく過去を懐かしむ的なこの 2 枚も良かったです。どちらもかなり聴き込んだアーティストなので、こういう作品がリリースされるのはうれしいですね。

Minimum Vital / Live Minnuendo 2021

John McLaughlin / The Montreux Years