プログレに触発されたという Brad Mehldau の新譜、この記事を読んでいたのにリリース忘れてて、お知り合いに教えてもらって早速聴きました。
1 曲目の内省的な曲 “Maybe as his skies are wide” は Rush の “Tom Sawyer” 入りですね。
この曲自体はあまりプログレは感じませんが、次の曲がキター♪───O(≧∇≦)O────♪という感じですね。
スリリングでエキサイティングなプログレッシヴなジャズ!!(プログレッシヴジャズというと違う音楽になりそうだけど)もうプログレじゃないですか。ギミックの利いたスリリングな展開!!
アルバムタイトルにもなっている組曲 “Jacob’s Ladder” は、ジャズのプログレ的解釈という感じで、静かに展開していきますが、なかなか聞き応えあります。
そして、1 曲目でも導入されていた “Tom Sawyer” そのものも収録されています。
“Cogs in Cogs” もなかなかスリリング。ちょっと Chick Corea (RTF)的な雰囲気も漂いますね。
これもいい!
やはりプログレは、(そもそも ’progressive’ の定義からしてそうですが、)ほとんどどれを聴いても凝っていて、いいですね。当記事でとり上げられているナンバーはどれもいいですが、Rush のベースがリッケンバッカーで、ギターがギブソンのセミアコなのが秀逸です。リッケンバッカー・ベースは厚みとシャープさが同時に出せ、セミアコ・エレキは深みとシャープさを同時に出せる、という感じがします。 最近の K-POP Girls Group では STACY くらいしか推せない中で、プログレの凄さにあらためて感嘆します。
KARA・少女時代 のち、LOVELYZさん、ありがとうございます。
この Brad Mehldau はジャズとしても本当に良いですよね。ジャズが好きな方にはプログレに聴こえるのかもしれませんが、私には全体的にプログレ色の強いジャズという感想を持っています。プログレが好きなジャズピアニストが曲を作るとこうなるのね、という感じです(上原ひろみなんかも同じ感じを受ける曲あります)
Rush は私は実はほとんど聴いてなくて、この曲も知らなかったのですが良いですね〜