2021 年 Girl’s K-POP Top 20(2)

今年の Top 20 後半です。昨日好評の Part.1 の 10 曲はこちら。

ちなみに昨年のはこちらです。

それでは後半の 10 曲行ってみましょう。

Cherry Bullet / Love So Sweet

Cherry Bullet はデビュー以来ピンと来る曲がなかなかなかったのですが、この曲でようやく! 少し切ない感じを漂わせながらのアップテンポの曲、私の好みにピッタリです。途中の「シッ」というところが良いアクセントになっていて良いですね。

一部のメンバーがガルプラに出てましたが、残らずに元に戻ったのでホッしてます(怒られそうだけど、Cherry Bulletで活動してほしかったので)。

Rocket Punch / Ring Ring

Rocket Punch はグループのカラーがきっちり決まっていて、それに沿った曲での活動ですね。この曲はそのカラーと私の好みがピッタリ一致した初めての曲! もちろんビジュアルは私好み! この曲はかなり聴きましたね〜

Brave Girls / Rollin’

これはまあ厳密には今年の曲じゃないですけど、もう今年の曲として扱って問題ないですよね。何度聞いてもミニョンのボーカルの安定度には感心するばかりです。

そして、もう一度 2017 年リリース時に買ったサイン入り CD を持ってることを自慢させてください🤣。

この動画ももう一度貼っときましょう。

“Chi Mat Ba Ram” もいい曲でしたね。(昨年選んだ “We Ride” が一番好きです)

Weeekly / After School

元気はつらつな Weeekly にしてはミディアムテンポの曲でカムバしてちょっと意外な感じがした曲でした。でも Weeekly の良さはまったくスポイルしていない良曲ですね。この曲の小道具は椅子とスケボーでしたね。ゆったりしていても若さが溢れてる!

Aespa / Next Level

完成された感ハンパない aespa、デビュー曲は独特の世界観は感じられたものの、曲は私の好みでもなく「SM にしては普通の流行に乗った曲出してきたな」と思ったのですが、この曲を聞いてその考えを改めました(こんなんばっかw)。

この曲はかなり好きですね。以前ブログで紹介したときに思う存分語ってますので、そちらを読んでください。

年末に出た “Dreams Come True” もいいですね。こっちもリメイクですが。(”Savage” も結構好きです)

Purple Kiss / Zombie

Purple Kiss でいい!と思ったのもこの曲が初めて。ギターのカッティングが印象的で軽快でキレのあるところが良いです。”아이 깜짝이야!” で一旦スピード落として停止するところもいいですね。

It’s Live の生演奏の “Zombie” もなかなか面白いですね(もう少しカッティングのキレが欲しい!)。

Pink Fantasy / Poison

Dreamcatcher がメタル色を封印しつつある今、後継者に名乗りを挙げたのはまさかの Pink Fantasy か! と驚いたのですが、別にこの路線はこの曲が初めてではなかったというオチが付きました(付いてへんって)。(以前のメタリック曲 “Fantasy” も良曲で “Poison” より好きかも。“Fantasy” には 2021ver. もあります。)

曲もすばらしいですし、それを生かす歌唱力もすばらしい。途中で効果音的に入るグロウル(デス声)も良いアクセントです。曲の起承転結ある展開もメタリックな感じがしてて良いですね。

こちらも以前書いたレビューをどうぞ〜。

DreamNote / Ghost

Dreamcatcher の後を継ぐメタリック路線を継ぐのは Pink Fantasy かと思っていたら、急にこれまでの路線を変えて 1 年 9 ヶ月ぶりにカムバした DreamNote。まさかこんな路線になるとは思ってなかったですが、曲はすばらしい!

イントロから “Ghost” 感ありますね。ドラマチックでハードな曲調が私の好みにもよく合ってます。縦ノリ感強い A メロから、ちょっと落ち着けたあとに流れるようなサビに入っていくところもいいです。

ダンスもなかなか複雑で難易度高そう。しなやかな動きがいいですね。オリジナリティあっていいです。

Jinjalim & YUKIKA / Starry Lights

今年も素敵なシティポップ曲を多数リリースして活発に活動してくれた YUKIKA さん。シティポップ世代のおじさんにぴったりですね。当時はシティポップなんて言葉はなかったし、そもそも 1980〜1990 年代は私はポップスよりは Jazz 系に傾倒していましたが、それでもなんかしっくりはまります。

今年はコラボ活動も活発で、色々なジャンルの音楽を YUKIKA カラーに染めていました。先日出たロックな “To The Light” も良かったですし、Daybreak との曲も良かったです。

その中でもピカイチなのがこれ!曲もいいですし、チン・ジャリムさんのちょっと素人っぽいボーカルもいい味を出してます。本当に心地よく聴けます♬

Younha / Oort Cloud

昨年もこの企画を考えてる時に「おお!この曲はすごい」というのが投入されたのですが、今年もきました。(昨年は woo!ah!)

普段、あちらの音楽番組を録画して視てるのですが、興味のないアーティストは早送りしてしまうことがほとんどです。ただ、たまに「ながら見」をしているとそのまま聴くことにもあって、その時に「おっ、この曲は!」と気になることがあるんですよね。この曲もそれ!そしてその初めて聴いた一回ですっかりヤラれました。時間許せばちゃんと視ないとね、と思いました。

“Girl’s K-POP” という範疇からもズレるような気がしますが、そんなことは関係ないくらいに気に入ってるので Top 20 に入ることとなりました。

パーカッシヴなギターによるフラメンコのようなダンサブルな躍動感。ドラマチックな曲調! 今年も終盤になってすばらしい曲に出会えました。


来年も素晴らしい音楽に出会えますように。

とまとめたのですが、この企画はまだ続きます。20曲に収まらなかった!! 😅


次は番外編(1)です。

2021 K-STAGE UNTACT CONCERT 15th The World of Innocence

インスタで ARIAZ の出演を知ったので見ました。このイベントを見るのは初めてですが、15回目ということで定期的にやっているイベントのようですね。同時に Poison がなかなかお好みの Pink Fantasy も同時に出演するとわかって、結構楽しみでした。この日は結構いろんなイベントあったようですね。

https://youtu.be/TCpl3eQFunQ?t=6914

(↑は Pink Fantasy が始まるところのリンクです)

序盤は男性グループの出演が続きました。大体 3 曲程度は歌ってたような気がしたのですが、最後の 2 グループであった Pink Fantasy と ARIAZ はそれぞれ 2 曲ずつでした。

Pink Fantasy は、一曲目は最新作に含まれる “Alice in Darkland” で、ダンスのみのパフォーマンスという、なかなか攻めた構成。プログレッシブですなあ。迫力たっぷりのダンスでした。”Poison” もいいですね〜。(Poison のところでマイクのノイズみたいな音が入っていて気になったな。息遣い?誰かのマイクだけ変な感じで音が入っていたのか?ちょっとよくわからなかった)

ARIAZ は、何度聞いても名曲やなあと思う “Moonlight Aria” と、最新のリメイク曲 “Hot & Cold (2021)” の 2 曲。ダウォンが声が出なかったようです(ヨントンも彼女だけ翌日の予定になっていた)。


コンサートのあとはヨントン、今回ももちろん ARIAZ ユンジと。今回は当初 VIP チケットと VVIP チケットのみで、それぞれ 5 分と 10 分という、なかなかハードルの高い選択肢しかありませんでした。でも、「いかない」「5分」「10分」だったら、一応日本向けに案内があったヨントンは皆勤だし、5分一択でしょう、ということで清水の舞台から飛び降りる気持ちで 5 分のチケットを購入!!(あとでイベント数日前にチェックしたら 2 分コースが新設されていました、というオチが…😱)

いや〜、韓国語もロクにできないのに 5 分って…😱

今回は念入りに台本を考えましたよ。いつもは 1 分なので、大体 A4 2 枚程度で台本(カンペ)作って、それを前に貼り付けてそれを見ながらヨントンしてましたが、さすがに 5 分ぶんを貼り付けるわけにはいかないので、27inch モニターに別の PC をつないでそこにカンペを映しながら、その前に NotePC を置いて Zoom するというセットにしました。カンペはマウスで操作しながらページをめくっていくという。

5 分のヨントンもカンペのおかげで無事終えることができて、ユンジも楽しそうに話してくれましたし、韓国語で 5 分会話できたということで、韓国語能力が上がった気分です(カンペみてるけどw)。

私:最近ARIAZのステージを見る機会が増えて良いですね。最高です!
ユンジ:私もです

(話すのはカンペでできても、聞き取りはなかなか難しいのですが、この程度の返事なら理解できますw)

今回もユンジは表情豊かにこちらのリクエストに答えてくれましたよ。関西弁を教えてそれを言ってもらいましたけど、何度も言ってもらったし満足!😀

ヨントン前は 5 分なんて無理と途方に暮れる感じでしたが、いざやってみると、あらかじめ準備したネタが全部できない程度に、良い感じに「ちょっと時間足りない」って感じになって良かったです。

Pink Fantasy / Alice in Wonderland

これまでも曲によっては結構雰囲気が違ったような気もしますが、いきなり Pink Fantasy が Dreamcatcher になっててビックリです。これはなかなか格好良い、これまで一番の曲じゃないですか。

とはいえ、この曲はデビュー曲 “Iriwa” 以来の「アリス 3 部作」らしいですよ。

今回のアルバムは「不思議の国のアリス」をモチーフにしたユニークな世界観を表現するアルバムで、デビュー曲「イリワ」で始まった「アリス3部作」シリーズを終える。

https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2170901

フムフム。アルバムの最後に収録されている “Alice in Darkland” はインストの曲で、うーむ、全体を通してコンセプト作とすると、これはなかなかのプログレではないですか。ダンスもなかなか。

今回の活動から客員メンバー(?)が 3 名加わって 8 名体制になってますね。この新たなメンバーのうち 2 人は日本人ですね。

なかなかのメタルな曲ですが、Dreamcatcher との違いといえば、メロディがレトロポップ調というか、若干の泣きのメロディなトロット調であるところと、途中電子音(?)的ですがデスヴォイス(それともブラックメタル的?)が入るあたりでしょうか。なかなかの日本人好みの本格派な香りが。

作曲は「バナナフォンデュ」というチームのようです。

悪魔の誘惑に落ちたのも、結局自分自身の選択だというメッセージを込めた「Poison」は、TraxX出身のギタリストのジョンモとキーボーディストのへロプ王が主軸になった作曲チームパナナフォンデュが作曲を務めた。

https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2170901

定期的にカムバして、音楽番組にも出てがんばってますね。この調子で活動を続けてほしいところです。3 部作を終えてどうなるのかな?

(2021-07-16追記)

「いきなり」と書きましたが、2019 年の “Fantasy” もメタリックでしたね。Fantasy の方は私にはメロディがレトロポップな感じがしますけどw