Eela Craig / Symphonic Rock

オーストリアのバンドの、2nd (One Niter, 1976年), 3rd (Hats of Glass, 1978年) の 2in1 。

ギターを除いて、なかなかシンフォニック・ロックしていますね。とにかく重厚にシンセサイザーを重ねたシンフォニック的な大作指向のプログレ的なサウンドが特徴的。カラフルに叙情的に変化していきますが、メロディ自体は難解な所はない親しみやすいメロディだと思います。

ギターが結構笑ってしまいました。One Niter の方ですが、カルロス・サンタナが弾いているのではないかと思ってしまうほど似ています。とくにギターソロはそっくり。そこがおもしろい。シンフォニックロックとサンタナ風の音って、不釣り合いに感じますが、なぜかマッチしています。

Hats of Glass は専任のボーカルが 入った分、ギターは目立たなくなってますが、相変らず泣きのギターって感じです。

(昔書いたレビューに加筆)

Eela Craig / Symphonic Rock」への2件のフィードバック

  1.  本当に、欧米プログレ にはもの凄い数のスーパー・グループがあって、音楽好きには嬉しい限りです。すばらしいグループをご案内頂き、重ねまして感謝申し上げます。
     ブルースならBBキング、ブルースロックならエリック・クラプトン、ジャズならジョージ・ベンソン、そして、ラテンロックならサンタナ ━━ これらのギタリストの演奏は《余計なイフェクターを使わず、徒にテクニックを誇示することなく、一つ一つの音を噛み締めるように弾いていく》という感じで私はとてもお気に入りなのですが、シンフォニックなプログレでサンタナのような味わいが醸し出されているところが、実にすばらしいですね。♪^^♪ 堪能させて頂きたいと思います。

  2. KARA・少女時代 のち、LOVELYZ さん、いつもコメントありがとうございます。

    昔の東欧のプログレには他にはないオリジナリティのあるバンドが多いです。やっぱり強制された芸術性というのが大きいと思いますが、抑圧されていたことからくる独特の雰囲気があるような気がしますね。このバンドのようなアナログ・シンセを駆使したバンドはいくつかありますが、いずれも素晴らしいです。このブログでもいくつか紹介していますし、これからも紹介していきますのでぜひお聴きください。ハンガリーの Solaris なんかもすばらしいです。

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