オーストリアのバンドの、2nd (One Niter, 1976年), 3rd (Hats of Glass, 1978年) の 2in1 。
ギターを除いて、なかなかシンフォニック・ロックしていますね。とにかく重厚にシンセサイザーを重ねたシンフォニック的な大作指向のプログレ的なサウンドが特徴的。カラフルに叙情的に変化していきますが、メロディ自体は難解な所はない親しみやすいメロディだと思います。
ギターが結構笑ってしまいました。One Niter の方ですが、カルロス・サンタナが弾いているのではないかと思ってしまうほど似ています。とくにギターソロはそっくり。そこがおもしろい。シンフォニックロックとサンタナ風の音って、不釣り合いに感じますが、なぜかマッチしています。
Hats of Glass は専任のボーカルが 入った分、ギターは目立たなくなってますが、相変らず泣きのギターって感じです。
(昔書いたレビューに加筆)