Nine Muses の思い出

まあ、なんとなく続く感じはしなかったものの、もう一度くらいは観てみたいなと思っていた Nine Muses の解散が発表されましたね。Nine Muses だから 9 年目で終了?

Nine Musesの所属事務所スター帝国は、公式ファンカフェに「契約満了などの理由で、当社とNine Musesのメンバーは、長い間慎重に話し合いを重ねてきた末、グループ活動を終了することを決定した」と明らかにした。

Nine Muses、デビュー9年で解散を電撃発表…グループ最後の活動は(Kstyle)

最後にファンミーティングがあるってのはいいですね。行けませんが。

デジタルシングルが 2/14 にリリースされましたね。最後の曲ということでバラードになることは予想してましたし、実際そうなのですが、Nine Muses だからゴージャスなノリノリの曲で終わってくれても良かったのになあ。

https://www.youtube.com/watch?v=p2EHy5fYy9Q

Nine Musesがグッバイシングル「Remember」でファンに最後の挨拶をした。

Nine Musesは14日正午、各音楽配信サイトを通じてグッバイシングル「Remember」を公開し、9年間のグループ活動を締めくくった。

“解散発表”Nine Muses、最後のシングル「Remember」MV公開…活動9年の集大成(Kstyle)

Nine Muses は実はあまりリアルタイムでは聴いてなくて、おそらく “Lost”、”Drama” の頃から聴き始めて遡った感じだと思います。

“기억해” は Nine Muses らしいレトロな雰囲気を残しながら、現代的な EDM 的なノリも導入した、少し内省的な雰囲気もする良い曲でした。その後の “Love City” も良かった。

ところで、この “기억해” は英語タイトルだと “Remember” だし、今回の最後の曲も “Remember” でややこしくないですか? 😅

9Muses A 以降も良曲だったとはいえ、個人的にはミニアルバム “Sweet Rendezvous” が良曲揃いの名盤と思っています。この周辺の 80 年代ディスコサウンドを彷彿とさせるバブリーでゴージャスな感じが最高です。

ドラマチックでゴージャスな “Ticket” は 4 人で来日したときも歌ってくれました。映像もゴージャズ(MVでなくて音楽番組の映像だよ😂)

同系統のかっこいいドラマチックかつゴージャスな “News”。個人的な好みにドンピシャ。数々の名曲を生み出しているプロデュースチーム Sweet Tune による曲ですね。

同じく Sweet Tune による “Figaro”。ホーンアレンジとキレの良いギターのカッティングが心地よい、バブリーでレトロなディスコサウンドが気持ち良いですね。レトロなのでかえって古さを感じないけど 2011 年ですぜ。

“Figaro” と同じノリの曲といえば “Dolls”。これもホーンとカッティングによるキレッキレの気持ち良い曲。この曲も Sweet Tune だ。

動画を貼り続けるとキリがないのでこの辺にしときますが、あとこの曲だけは貼っておこう。この曲も Sweet Tune か😂ドラマチックかつ流れるようなクラブ的なノリのある名曲。

末期から聴き始めたとはいえ、東京遠征してステージを観ましたし、大阪でもステージを堪能しました。まさか大阪に来てくれるとは思わなかったです。

そういえば何人かメンバーがカメオ出演していたドラマ「応答せよ1994」も視ました。

Cynic / Humanoid

私が最も好きなプログレメタルバンドのひとつ、Cynic が新曲を出していたのに 1 年も気づいていませんでした。何ということ! というわけで 2018 年初頭にリリースされていた作品です。

詳しくは公式ページの “News” を参照。

デジタル・シングルということで、この “Humanoid” 1 曲だけのようですね。しかし、解散したとかいうニュースもあったし、もうやってないのかと思ったらいきなり復活してました。と思ったら、解散はしてなかったようですね。

しかしその後、Paul Masvidal(Vo,Gt)は自身のFacebook上でCYNICは「解散しない」という声明を投稿しました。

CYNICが解散!?(あさってからでもいいかな・・・)

音楽的には前作からの流れをそのまま汲むもので、すでに「デスメタル」ではなくなっているのは当然として、すでにメタルですらない気もします。

個人的には「スペースメタル」という感じで捉えています。プログレバンド Gong なんかの流れの「スペース」と同じです。とは言ってもスペース・ロックに挙げられているバンドはあまり詳しくないので外してるかも。Gong の Radio Gnome Invisible 3 部作や Steve Hillage のソロの初期あたりと共通する雰囲気があるなあと。

また生で観たいなあ。

Maryson / On goes the Quest (Master Magician II)

Thijs van Leer がフルートでゲスト参加しているネオプログレ系シンフォバンドの 1998 年作 2nd。確か同じタイトルで絵本だったか本があり、それに対応したコンセプト作だったと思います。

叙情的でポップなメロディと伸びやかなギターが特徴的で気持よく聴けます。Pendragon 辺りが好きな人にはおすすめ。