Morpheus / Rabenteuer

1976 年にドイツのバンドが自主制作したアルバムらしいです。

ソフトマシーン初期のような雰囲気を漂わせる多少重苦しいサックスが特徴的。

音は少し古くさいような気もしますが,質実剛健で武骨な独特の雰囲気があり、重苦しさと軽快さが同居したような感じがしますね。

ジャズ・ロックではありますが、そこまで複雑な感じもしません。それでもポップな要素があまりなく、乾いた感じの硬派なジャズ・ロックですね。

(昔書いたレビューに加筆修正)

The Tronosonic Experience / II – The Big Blow

ノルウェーのグループの 2019 年作。

強迫的なギターサウンドとアヴァンギャルドなサックスをメインにしたヘヴィなサウンドです。激しくぐいぐい攻め込んでくるあたりが結構気に入っています。

日本に来てたのかな?(↓の動画)

レトロサウンド

レトロな雰囲気がテーマな曲ってたまにありますが、結構最近個人的にはツボにハマる曲が多くて、自分で結構レトロって好きなジャンルなんじゃないかとか思ってしまってます。

これまで聴いてきたなかでも結構色々な要素でレトロな曲が好きだったりしたなあと思い返したりしています。こないだ解散した Nine Muses でも、レトロなディスコサウンド的な曲が好きでしたし、Orange Caramel なんかもレトロなポップサウンドでした。CoCoSoRiもレトロなB級昭和ポップ的な味わいがありましたね(初期)。

で、最近(というか先月くらいですかね)音楽番組を視ていて結構気に入って、Apple Music でライブラリ登録してそれなりの回数聴いてるのが Koyote です。アルバムは新曲とこれまでのヒット曲のリメイクのようですね。

活動曲 “Fact” は、トロット感のあるメロディをレトロなハウス、ディスコサウンドの軽快なノリに合わせて踊るダンスは、ちょっと昔流行ったパラパラっぽい感じで、良い感じに力が抜けた感じで、そのキレがないわけではないけど脱力感がある所が良い感じの大人の軽快感を出してるようで結構気に入ってます。

扱うネタが妙にワンテンポずれている(時期を逸している)のはこのブログのいつものことですのでマケといてください😅

GoGo Penguin / A Humdrum Star

イギリスのマンチェスターのピアノトリオの 2018 年作。

正確で機械的ではあるもののうねりのあるドラム、美しく透明感のある無機質ではあるけどクラシカルな雰囲気を漂わせるピアノが印象的です。機械的なリズムの上のアコースティックな音楽ってのがイマドキな感じしますね。

e.s.t. の雰囲気がありますが、それよりもアルバム全体を聴くと、曲を通して全体的にハウス〜エレクトロニカ的な方向に寄せている気がします。

疾走感のある機械的なリズムの上の流れるようなメロディが気持ちよく飽きずに聴けますね。

Supay / Confusion

2004年作のリマスター盤の模様。ペルーのプログレって今まであまりなかったような。

笛系 (民族木管楽器?) のメンバーが二人いる珍しいバンド。ロックにアクセントを付けるのに民俗楽器系が一人いるというのは結構あるような気がしますが。

この笛系 (ケーナとか?) の音を前面に出したロック。この音が前面に出ているという所と、フォルクローレっぽいメロディであることがこのバンドをプログレ的にしているという気がしますが、曲の展開も時折変化をつけながら進行していきますし、構成的にも若干プログレ的な所はあって、なかなかおもしろいです。

南米的な叙情的なケーナ等の笛系のテーマのあとに、ロック的にギターソロなんかが入るその対比もなかなか。ギターは結構ハードロック系のゴリゴリな感じがしますが、その割にはエッジは立ってなくて、夜霧にむせぶムード歌謡的な雰囲気もあったりして。B 級な雰囲気もあるのですが、結構ギターは本格的にハードロック〜ブルース的です。

若干リズム的に怪しいような気もしますが、ケーナなんかが揺れたような演奏で、それが雰囲気を作り出しているような所もあるので、気のせいかも? ま、トータルに見た場合あまり気にならないということで。

(2006年ごろ書いたレビューに加筆)