Vlatko Stefanovski Trio / Vlatko Stefanovski Trio

Hard Rock、Fusion、Jazz Rock、Folk、Trad が混然一体となって迫ってくるマケドニアの Leb I Sol のギターリストによるトリオ。印象的なのは、テクニカルなハードロック的な曲をバルカン or 地中海フレーズを炸裂させながら弾きまくるインストの曲ですね。ボーカル曲も数曲ありますが、独特な味があります。好き嫌いはわかれそうな曲ですけど.

バルカン色のあるハードな曲以外の独特な雰囲気のある曲や、美しい曲も合って、なかなか面白いアルバムですね。MIDI ギターによる演奏も良い味付けになってます。

Rumblin’ Orchestra / Spartacus

キーボードを中心としたクラシカルロック。男女混成の合唱団がキーボードによるオーケストラ的演奏に重なり、音に厚みを与えます。時折入るフルート等が優しい感じを醸し出します。

軽快で明るいさらっと流れていくクラシカルロックで、クラシック系ロックによくあるような重厚な感じや、After Crying のような重苦しさはありません。After Crying を超える出来、と前もって聞いていたのですが、確かに After Crying レヴェルの完成度はあります。ただ、スケール的には、Runblin’Orchestra の方がコンパクトな感じがします。ポップな感じもあるかな。明るい感じは途中の男性ボー カル入りの曲に顕著で、ここら辺りの曲は明るい感じのポップなロックという感じでしょうか。後半は多少中世音楽的要素がミックスされ た感じの曲があって、明るいだけの曲ではなくなりますが、軽い感じは抜けません。軽いとは言っても、音には厚みがありつつ軽快な感じがするということで、ぺらぺらの音ということではありません。:-)

キーボーディストはキース・エマーソンの影響も受けているよう で、それは特に後半の曲に感じられますが、やはりエマーソンよりは軽いです。

高い完成度を持つクラシカルロックですね。

(昔書いたレビュー)