Weki Meki / Lucky は活動曲以外からスッと入れた良盤

このブログ恒例の時期を完全に逸したエントリです。

活動曲 “La La La” はヒップポップ色の濃い曲ですが、私はちょっと苦手に感じました。中毒性のある曲で良い曲とは思ったんですが。

というわけで今回も Weki Meki は(私にとって)ダメだったかと思ったのですが、ん?

仕事中に Spotify 経由でアルバムを通しで聴いてると、これがなかなか。仕事は邪魔しない流麗さと、でも仕事しながらでも心地よく耳に入ってくる曲が “La La La” の次から続いており、これはなかなかの良盤ではないかと思っています。そうやって何度も聴くと “La La La” もそれなりに気に入ってきたりね。

“Iron Boy” はちょっとディスコテイストで気持ちよく流れていきますね。

https://www.youtube.com/watch?v=KxGxd58dkmc

“Metronome” もぐいぐい来るようなアクの強さはないものの、軽快ながらソウルフルでエレクトロニカな(?)オシャレサウンド。

https://www.youtube.com/watch?v=5vnlIqJ6Vpk

“Color Me” も前の 2 曲から続けて気持ちよく聴ける格好良い曲ですね。

https://www.youtube.com/watch?v=2sNLXe0mEAY

最後の曲は平昌冬季五輪関係の曲、”Butterfly”。爽やかな青春ソング(って何?w)ですね。

Vitral / Entre As Estrelas

Bacamarte のフルート奏者、Quaterna Requiem のドラマーらによるバンドの 2017 年作。

3 曲しかないので短いアルバムかと思ったらそうではありません。なんと!2曲目が 52 分に及ぶ超大作。まさしくプログレですね。

演奏も Genesis 的なシンフォをベースにした南米らしいハートウォーミングなサウンドで、Bacamarte, Quaterna Requiem を頭に入れて聴いても全く違和感なくスッと入ってきます。これぞ 70 年代からのプログレと 80 年代の南米・ブラジルのプログレの伝統を引き継いだトラディショナルなプログレサウンドと言えるでしょう。

驚愕のジャズ・ロック・プログレ・トランス(?) Ola Kvernberg / Steamdome

タイトルは適当です(ヲイ😅トランスほぼ知らないしw

ノルウェーのヴァイオリニスト、キーボーディストの Ola Kvernberg の作品で、ジャズ・ロック作品ということで買ってみました。

“Prologue” という曲名の通り、静かに始まるイントロ的な曲はどちらかというとシンフォニック・ロックのオープニングのようで、プログレ作品を予感してしまいますが、その後続く 2 曲目はエッジの効いたギターの音が印象的なジャズ・ロックな雰囲気が印象に残ります。

しかしその後聴き進めると、ドラムが超高速にテクノのような機械的なリズムを人力で叩き出しており、これはもしかして ROVO や Shobaleader One と同じようなカテゴリに入る音楽ではないか、と気付かされます。

曲から受ける印象は鋭いエッジの効いたギターから受けるジャズ・ロック色、ハモンドの音色から受けるプログレ色が前面に出てくるので、あまりハウス、テクノ、トランス、エレクトロニカなどの印象はありませんが、機械的なリズムの上でヴァイオリンが伸びやかに演奏するあたりは、まさに ROVO のようなトランスを感じます。

そういえば、ヴァイオリンとツインドラム+パーカッションによる分厚いリズムは ROVO と共通するところで、北欧の ROVO と呼んでおきましょう(笑)。

ちょっと調べると、この Ola Kvernberg はこの手の現代的な音楽だけでなく、伝統的なジャズもこなすようですね。

MOMOLAND ライセンスアルバム【MOMOLAND The BEST~Korean Ver.~】リリース記念イベント @ もりのみやキューズモール

前日に続いての Momoland、この日は他のイベントで何度も来ているもりのみやキューズモール店でした。この会場は外に行列を作るスペースがないので、開始 30 分ほど前に着いた時は会場は人だらけでカオスでした。

結局この日も CD を買わずに後ろの方で観覧しました。CD は全て売り切れて最後は予約販売になっていたようです。今回のイベントで何枚売ったんでしょうね。

ミニライブの方は特に前日と内容はそれほど変わりません。自己紹介のアインの 35 億も継続w この日も 1 部、2 部で衣装は変えてきてました。

セットリスト

  • 1 部、2 部共通
    1. Freeze(꼼짝마)
    2. Wonderful Love(어마어마해)
    3. BBoom BBoom(뿜뿜)

トークで前日と変わった所といえば

  • 1 部
    • 前日はすべてメンバー自身で MC していましたが、この日は少し韓国語で通訳の入る所がありました
  • 2 部
    • 「メンバー全員が好きな日本の歌があります」といって歌いだしたのはちびまる子ちゃんのテーマ曲(おどるポンポコリン)でした。1 番はほぼ歌ってましたね
    • 覚えた日本語コーナーでこの日のジュイは「いただだきます」元気でいいですね

2 部の後はあいさつもありました。そこはだいたいのメンバーは少し韓国語で話す部分がありましたが、全部日本語でやっているメンバーもいましたね(具体的に誰が何かは忘れた)

前日と同じく若いパワーを感じるイベントでした。

優先エリアの人がみんな手をあげてるので、私は全く写ってませんよww


この日も前日と同じくボードやスマホを頭の上に上げる人が多く、主催者は「撮影禁止で撮影したら中止するぞ」というような脅しの前に、頭の上にボードをあげないというような基本的な注意をすべきだと思いますね。このイベントに来たほとんどのファンは初めてこの手のイベントに参加する層が多かったと思います。そのような層が多すぎたので、ちゃんと注意しても守ったかどうかはわかりませんが、最初にちゃんとそういう注意をしておかないと、今後のイベントが全部こんなになるのはイヤですし…

撮影はこの日もみんなお構いなしで、スタッフも注意はあまりしていませんでした。

2 部のあとのハイタッチ会はちょっと見てました。そんなに長く話せる感じではないけど、軽く言葉を交わせる程度の時間はあったのかな。

MOMOLAND ライセンスアルバム【MOMOLAND The BEST~Korean Ver.~】リリース記念イベント @ イオンモール北花田

それほど聴き込んではいないものの、比較的前から曲だけは聴いていた Momoland がいきなり来日してイベントをやるということで、せっかく大阪に来てくれるんだからと行ってきました。メンバーはジュイ程度しか顔と名前が一致するメンバーがいないというド素人です。桃の節句にモモランド、ぴったりですね(Momoland の「モモ」はミヒャエル・エンデらしいので桃じゃないですがw)

東京がすごい人だったということでどうなるか、CD 買わずに行って観れるかな?と思ったけど、とりあえず行ってみようということで 1 部開始の少し前に到着したらすげー行列が出来ているのが見えて、ううむ Momoland をなめていた、恐るべしスミマセンと思いました。

今回同様のことを思った K-POP ファンは多かったみたいで、Twitter でも、当日お会いした方でも同じような意見が出ていましたね。本当に K-POP の世界、何がきっかけで、どのアーティストが売れるか読めませんね。

客層を見るととにかく若い! 先日の Twice のライブと同じ感じで、中学生・高校生辺りが多数で、普段の K-POP のイベントとは全く異なる様相を呈していました。おそらくは Twice で K-POP に興味を持った層が、ちょっと調べると今あちらで人気のグループに Momoland がいて聴いた。来日するので来た、みたいな感じなのかと思います。Twitter を「モモランド」とか「Momoland」で検索すると、”Once” とか言う単語の入ったハンドルのアカウントが多数出てくるので。

この日の会場はイオンモール北花田で初めて。「北花田ってどこだよ」って思いましたが、調べると意外に行きやすくホッとしました。会場はこんな感じ。1 部は 3 階の吹き抜けを見下ろす場所が空いていたので、開始まで少し時間がありましたのでそこにもたれかかる感じで待つことに。気づくとちょうどステージの真上でした。結局そのままそこで見ることに。

セットリスト

  • 1 部
    1. Welcome to MOMOLAND
    2. Wonderful Love(어마어마해)
    3. Freeze(꼼짝마)
  • 2 部
    1. Wonderful Love(어마어마해)
    2. Freeze(꼼짝마)
    3. BBoom BBoom(뿜뿜)

BBoom BBoom やるだろうと思っていたのに 1 部でやらなかったの、意外だなと思っていたら、今回出したベストアルバムには入ってないんですね。納得。2 部ではやりましたが。セットリスト、Momoland の曲名ちゃんと覚えてないので、こんな感じだったと思いますが、間違ってたらコメントください。

1 部はステージ真上でしたが、何人かのメンバーはちゃんと頭上にペンサくれたので、2 部よりは 1 部の方が何人かは顔が良く見えました。かわいいですね。2 部は優先エリア外の後方から観ました。ちょっと距離があって、顔だけが見えるくらいの場所で、表情はあまり確認できませんでした。

優先エリア外から観ていたのもあるかもしれませんが、とにかくこの日は PA が最悪で、トークは良く聞き取れませんでした。マイクの調子も悪く、トークの途中で破裂音みたいなのが出て、メンバーが「爆発?」みたいに言っていました。

この手のイベントには珍しく、司会者がいませんでした。練習した台本かもしれませんが、きっちり日本語を勉強してきていて、しっかりとした日本語であいさつ、簡単なトークをこなしていてすごかったですね。日本デビューを見据えてだいぶ前から準備していたのでしょうか(よく聞こえないけど時折聞こえる言葉からはそういうレベルに思えました)

トークは

  • 1 部
    • 大阪の食べ物の話をしていたようです。たこ焼きとかお好み焼きという単語は聞き取れました。何が食べたいか、というような話だったのかな寿司とかコンビニとかいう単語も聞こえましたね
  • 2 部
    • 今日覚えた日本語、という話だったのかな。みんなひとつずつ言ってましたが、ジュイがショッピングモールなだけに「いらっしゃいませ〜」と言っていたのには笑いました、さすがです

イベントは撮影禁止でしたが、想定以上の人数になったためか収集が付けられなくなっていて、今回このようなイベントに初めて参加する感じの層だったからか、誰か撮影しだすともう止まらない感じでした。1 部はステージ脇のエスカレーターに何度も繰り返し乗って、スマホをステージに向ける若者の姿が多数でした。

控室からステージへの導線が長く、1 部終了後は花道のようにショッピングモールの通路の両側に人だかりができていました。1 部終了後に戻る際、ハイタッチ会で出てくるときはその中をメンバーが歩く感じで、この時は撮影し放題でした。

2 部は「それも禁止です」と案内があり、やってる人はあまりいなかったのかな? それでも「通路で待ってる人がいるからメンバーが出てこれない。このままでは中止だけど、しばらくお待ちください」みたいなアナウンスはあったり、最初はみんな撮影してなかったものの、優先エリア内で堂々とスマホを掲げてる人もいたし、最後のほうはみんな上の階から撮影しまくっていました。

ミニライブ終了後は、「走ってる人だめですよ。そんなことをしたらハイタッチ会は中止ですよ、そこの赤い服の人」とスタッフがキレていましたねww

これはそんな導線しか取れない会場を取った主催側の責任もある気がしますね。ミニライブ中はまだしも、やっぱりあの手のイベントではフォトタイムを作って、きちんと観てる人の欲求も満足させたほうが良い気がしましたね。まああんな人数があつまってショッピングモールだと、統制が取れない気がするので、撮影とかちゃんと管理したいのならもう Momoland はライブハウスなんかでイベントやるしかない気がしました。

と、顔もあまりちゃんと見えず、トークも聞こえないから名前も聞こえずで、Momoland への理解が深まることはなかったですが、大人気の雰囲気は感じられましたよ。