Persefone の 5th アルバムまもなく!! ♪

アンドラ公国のメロディック・プログレッシヴ・デスメタルバンドの新作が 2 月 24 日にリリースされるようです。

2013 年リリースの前作 “Spiritual Migration” は緩急の効いたデス一辺倒でないメリハリの付いた最高のプログレデスメタルでした。ここ 10 年ほどでデスメタルが聞けるようになったのですが、その 10 年間でかなりの回数聞いているバンドです。1, 2 を争うほど回数聞いてるかも。

新作の Teaser が出ていますね。

うぉ〜、これは前作に匹敵する名作の香りがプンプン匂ってきますよ。期待できますね!!

また来日してくれないかなあ。前回の来日は私が Persefone を知るより前の出来事だったんですよね…

Modrý Efekt / Nová Syntéza

60 年代から活動していたチェコスロバキアのバンド。今だとチェコのバンドになるのかと。バンド名の英語名は “Blue Effect”。

このアルバムは 1971 年リリースの 2nd。国営ジャズオーケストラとの共演アルバムとのこと.道理でジャズっぽいと思った。(^_^;)

ちょっと懐かしい感じのするジャズの上でゴリゴリしたギターが暴れまわる感じで迫力あります。ちょっとブルースっぽいジョン・マクラフリンみたい。ビッグバンドプログレってところでしょうか (なんのこっちゃ?) .

(昔書いたレビューを元に書き直した)

Mindflowers / Improgressive

1 曲目がスピード感のあるテクニカルなロックだったので、その路線かと思いましたが、全体的にはテクニカルな味わいと美しいメロディの均衡の取れたちょっとシンフォ風味のあるインストジャズロックと 言った感じです。

最後の20分以上ある曲は、壮大なシンフォニックジャズロックと言った感じで名曲です。

(2003年に書いたレビュー)

Lizard / Tales from Artichoke Wood

ポーランドのシンフォバンド。このバンドからヴァイオリンが正式加入したとのこと。

バンド名からはクリムゾン・フォロワーを想像させますけど、このアルバムに関して言えば、確かにそういう雰囲気がなくはないですが、もっと角の取れたやわらかい感じのシンフォニック・ロックという感じです。

後半になるとクリムゾン的な緊迫感が強くなるような。柔らかなシンフォと緊迫感のある演奏、ハードな感じが入りまじった感じにな ります。

ヴァイオリンは本当にうまくて、かなりアルバムの味付けの重要な位置にいるような気がします。もしかしたらヴァイオリンがいなかったら、もっとクリムゾンっぽいのかも知れません。

(2005 年に書いたレビュー)

Fermata / Generation

1981 年リリースのジャズロック作品。これ以前は泥臭い感じのするジャズロックでしたが、この作品は洗練された感じで、流れるようなメロディが特徴です。ギターとキーボードが絡み合うように複雑に ソロを展開していきます。ギターは RTF 時代のアル・ディ・メオラ的な味わいもありますね。前作までのゴリゴリとした感じのソロの雰囲気も少し残しています。少し泥臭さが消えたぶん、東欧独特の雰囲気が少し減退したように思えるのはちょっと残念です。しかし、以前より曲にヴァリエーションが増えたような気もします。

とにかくメジャー級のジャズロック / フュージョンアーティストと比べても全く遜色のないハイレヴェルなジャズロック作品です。

(昔書いたレビュー)