Extreme Dark Night vol.5 @ 3Star Imaike

ここ数年の一番のヘビロテバンドのひとつである Persefone がやってくるってことで名古屋まで遠征してきました。その後寝込んだので今ごろレポート書いております(このエントリの公開は11/18です。ブログの日付はライブ日付にしているので)。

実は純粋なデス声一辺倒のデスメタルはあまり得意ではありませんし、メロデスなるものが何のかはわかっておりません。Persefone は「プログレ」として聴いています♪

VIP チケットなるものを買いましたが、結果としてお客さんは 50 〜 100 名程度だったので、かぶりつきで観るほどでもない私には不要だったかなw

時間前にライブハウス前に行くと、ちょうど弁当とか買い込んできたメンバーが。そもそも各バンドとも、メンバーの顔から人数まで何の知識もないので、チョー感動、というわけにも行きませんでしたw

ARES

OAは神戸のメロデスバンドとのこと。先に述べたようにデスメタルは得意分野ではないのですが、それでも生で聴くとド迫力でなかなか良かったです。ホームページは以下で、フリーでダウンロードできる音源があるとのこと。

4 曲ほどやりましたかね〜

Ethereal Sin

“Elegiac Black Metal” とのことですね。

全員和装(宮司風?)、女性は巫女の格好、顔も白塗りでなかなか印象的。演奏もシンフォニックな感じでなかなか良いです。ブラックメタルなボーカルだけでなく、ゴシックメタル風に高い透明感のある女性ボーカルが入るのでメリハリがあってよいですね。演奏の後、急に MC になるとコテコテのおっさん風になって落差にワロタ。

Persefone

いよいよお目当ての Persefone。

アルバムでは強弱のある、デス声とクリーンボーカル、幻想的でもあるシンフォニック的な曲が印象的ですが、ライブは爆音で勢いで押していく感じ。ボーカルを除くメンバーはひたすら演奏に専念する中、メインボーカルだけが激しくヘッドバンキングし、時には客席に飛び込み激しく歌うデスが前面に出たような演奏でした。

それでもあの難解な曲をさらっと演奏する技能はさすが。私はちょうどギターリストの前でしたが、涼しい顔をして演奏をしながらも、なかなかファンサービスも良く、前で撮影していたら「今撮れ」みたなジェスチャーをしたり。

ちょっとクリーンボーカルが爆音に打ち消され気味だったので残念だったのと、もう少し彼らの一番の魅力であるメリハリの効いた演奏が聴きたかったという感想はあるものの、生で Persefone を観れて満足でした。Paul Masvidal いないしやらないかなと思っていた “Living Waves” も聴けたので満足です。ただ、やっぱり時間的に短いので、また来日してもらって、もっと長い時間のステージで聴きたいですねえ。

ギターリストの彼はステージ終了時にピックとセットリストを観客にあげていましたが、一度幕が閉まった後も隅の方からちょっと顔を出して、私の隣のお兄さんにセットリストを再度あげていました。撮影させてもらいました。

というわけでセットリスト。

Dark Lunacy

トリはイタリアのメロディック・デス・メタルバンドの Dark Lunacy。

全く知らなかったバンドで、事前に Apple Music で予習はしていきましたが、ほぼ基礎知識なしで観ました。事前の予習では、シンフォニックな演奏の上にデスメタルが乗っかるという感じで、なかなか面白いけど、デス声一辺倒でちょっと退屈かも、と思っていました。

メンバーが出てくると、さすが(?)イタリア人、ピシッと正装っぽいオシャレな衣装で出てくるなというのが最初の印象。

メンバーはボーカル、ギター、ベース、ドラムの 4 名で、個人的にこのバンド一番のキーポイントと思えるシンフォニック的な演奏をするキーボードがおらず、録音済みの音源で同期していたので、ちょっと残念な感じです。しかし、Persefone とは違い、シンプルな音で迫力のある演奏を繰り広げていたので、そういう面はさすがかな、なかなか楽しめました。

まとめ

各バンドの感想に書いたとおり、Persefone 以外はほとんど聴いたことなく参戦しましたが、さすが生の迫力でそれなりに楽しめました。4 バンド出るってことで曲数が限られていたのも良かったのでしょう。

Persefone に関しては生で觀れて本当に良かったです。次回はぜひもっと長い時間で観たいですね。

参考サイト

他にレポートされているサイトがあったので貼っておきます。メタル好きな方のレビューですので、この辺りをご覧になった方が参考になるかと。

 

Circus / Circus


1977 年の 2nd アルバム。

軽快なアコースティックなジャズ的な流れるような演奏ですが、しっかりとシンフォニック・ロック的な雰囲気もあるクールな感じの音楽なのですが、突如パーカッシヴな現代音楽的な曲調になり、機械的な緊迫感が出てきたりします。

緊張感はあるものの、不思議に不気味とか恐ろしい感じの雰囲気はなく、あくまで鋭利で冷徹な感じの緊張感があり、シンフォニックロック色とジャズ色が混じり合った感じですね。

鋭利な金属的な音ながらも、ピアノ、フルート、サックス、アコギと言ったほぼアコースティックな楽器による演奏というのが驚き。というほどアコースティックな温かみがあまり感じられない音楽です。

(昔書いたレビューを元に書き直し)

Amenophis / Amenophis

ホワッとしたギターが特徴的なドイツのシンフォニック系バンド。ほぼインストで、全体的にあまりアクの強くないさらっとした感じの音楽ですね.

スケールの比較的大きなシンフォニックサウンドで,コテコテではないですが,比較的ドラマチックなフレーズをさらりと弾くギターが好印象です。とてもトリオだとは思えない美しいシンフォニックサウンドは、キーボードのおかげでしょう。どちらかというと内省的な感じです が,暗くはありません。

時折顔を出すアコースティックギターもよいアクセントになっていますね。4 曲目の 20 分を越す組曲が特に荘大で美しいです。

CD 後半はアンリリースドのボーナストラックですが、そちらは各メンバーのソロプレイを中心とした,静かな内省的な曲が中心です。

Apink / Orion

急にファンクラブ解散のお知らせがとどき、今後の日本の活動が色々と心配な Apink の 9th シングル。

日本オリジナルでは初のバラードってことで、どうなんだろうと心配していましたが…。(個人的にはKポアイドルのバラードの活動曲でぐっと来る曲が少ないもので)

Apink って本国の良曲が多くて、どうしてもそちらのイメージが強いので、日本でシングルをリリースしても初聴では「ん?それほどではないなあ」と思いながら、繰り返し聴いてライブでも生で聴いたりして「おおこれは意外に良い曲だった」と感じることが多かったのですが、この曲は良いですね。初聴での印象はこれまでで一番良いかも!?

「大切な人との出会いと別れ、そして今でも変わらない想いを描いたApink日本オリジナル楽曲で初のバラード曲」ってのが、ファンクラブ解散と重なってなんか微妙な気分ではありますが、切ない感じのメロディが胸を打ち、バラードですがサビは叙情的に盛り上がる辺り、結構個人的にはツボにハマっております。

Mamamoo Purple Party in Tokyo @ 新木場Studio Coast

精力的に来日している Mamamoo の東京ライブに行ってきました。参加は 2 部です。最初行くつもりはなかったのですが、偶然翌日に出張が入ったため、前乗りで行ってきました。というわけでチケットはチケットぴあで普通に買ったので、入場はほぼ最後でした。

会場はおととしだったか、AOA のライブで訪れた新木場 Studio Coast でした。キャパは 2400 人とかだったと思いますが、この日は整理券番号からすると、700 〜 800 人くらいという感じで、下のフロア部分だけ開放されており、オールスタンディングとはいえ前の人との間隔を少し開けて、ステージが十分見える状態で、結構ゆったりと観ることができました。

セットリストは事前にメールで、大阪でやらなかった曲を一部を伏せた状態で 12 曲とメールが来てましたが、実際は 10 曲でした。とはいえ、たっぷりと Mamamoo のヴォーカルの迫力が感じられるすばらしいステージだったと思います。会場全体、良い感じにユルい感じで進行したライブでした。

司会はコン・テユさん。見るのは初めてでしたが、韓国語日本語共に流暢で、ユルい構成のトーク部分をうまく盛り上げていたと思います。通訳は別にいたのですが、結局コンテユさんがすべてメモしながら通訳していました(Mamamoo の言葉を観客に伝える方向は)。

さて、当初はメモと記憶を元にレポートしようと思いました。しかし、当日は撮影禁止といいつつ、注意があまりきちんとなされず、途中で司会のコン・テユさんが「一応ね、写真動画撮影禁止だけど、あまりにも楽しそうに撮影してるから、どうしようかと思って」みたいな発言をして事実上黙認みたいになってしまい、結果的にフルで動画が上がってますので、まあそちらを参照してください。一応「ダメ」とは言ってましたよ。でもその後からはスタッフによる後ろの方の人にだけされていた注意もなくなりました😅

さすがにこの部分は動画には含まれてないようですね。他のトークや罰ゲームみたいなのは入っていますのでどうぞ。

一応私は動画で見れるのとは食い違ってるかもしれませんが、記憶に基づいた内容を箇条書きで書いておきます。

Setlist

  1. Mr.애매모호 / Mr. Ambiguous
  2. Piano Man
  3. New York(歌詞の “New York” のが “Japan” に変わっているバージョン)
  4. Love Lane
  5. 1cm의 자존심
  6. Girl Crush
  7. 그리고 그리고 그려봐
  8. 놓지 않을게
  9. 데칼코마니
  10. Um Oh Ah Yeh

途中のトーク、ゲーム

  • 自己紹介。フツーにやってました
    • 東京は3回目。外国だけどとても馴染みがある、みたいなことを言っていた。
  • 事前に質問を募集していたということで、質問がホワイトボードにテプラが貼ってあったけど、全員選んだのは「○○を歌って」みたいなので、全員ちょっとずつ歌を歌ってました。
    • みんな選んでいる間、先に選び終えたソラに、
      • 司会「昨日は何を食べましたか」
      • ソラ「一蘭のラーメン。おいしい。私は太ってしまいました。私はブタです」
  • ハロウィンパーティってことで途中でハロウィンの準備してきました、と簡単な帽子かぶってましたw
  • 途中で司会さん「一応ね、写真動画撮影禁止だけど、あまりにも楽しそうに撮影してるから」って感じで事実上撮影解禁されてましたw 「アーティストのいいパフォーマンス観たいから心に刻んでくだされば」
  • 2 度目の企画は、事前に SNS 募集してた企画で選ばれた二組がステージに上がってました。Mamamoo のカバーダンスグループと、ソラになりきっていたシンガポールからの女性。Mamamoo の前でカバーダンス踊ってました。シンガポールからの女性もラッパーってことで、メンバーとラップパフォーマンスしてました。本人達の前でカバーダンスしたり、本人たちと絡んでラップ出来るのすごいですね。
  • 大運動会で大玉ころがしで負けたほうが罰ゲーム。かわいい愛嬌とかやってました。結局全員何かやっていたような。
  • 抽選コーナーは録音できるぬいぐるみに音声を吹き込んでいましたね。もちろん当たっていません。
  • ソラが結構日本語勉強してる感。

というわけで、当日の Fancam 動画。1 部も YouTube に上がってますね。この動画からたどれるはず。

コン・テユさんの Instagram。(なんで Mamamoo 公式のツイートはないん?w)

Thanks MuMu #MAMAMOO #ママム #마마무 #일본 #日本 #東京 #토쿄 #무무 #ムム

TEYU 공대유 コンテユさん(@teyu_)がシェアした投稿 –

ハイタッチ

終演後はハイタッチ。客席のスタッフは 4 列に並んで、ステージ上の韓国人スタッフからは 1 列に並んで、と案内は混乱していましたが、観客のみんなは普通にお行儀よく退場していきました。

出口でゲートが 4 つに別れていて、そのひとつを適当に選ぶと、出口でメンバーのうちのひとりが待っていてハイタッチできるという、初めてのパターンのハイタッチ特典でした。

私は特に「誰でもいいかな」と思って適当に選んだら、ソラちゃんでした。かわいかったです😍