Обійми Дощу (Obiymy Doschu) / Сон (Son)

叙情的でドラマチックなウクライナのバンドの 2017 年作。

メロディやリズム自体はそれほどプログレではなく、ギターは結構コテコテな良く泣く演奏だし、歌もドラマチックではあるものの結構ストレートなロック色が濃いのですが、曲全体としては非常にシンフォニックプログレを感じます。

演奏はヴァイオリンやフルート、チェロなどが入っているシンフォニック的な雰囲気です。その上、ウクライナ語(?)によるテノールちっくな独特のスケール感を持つボーカルがシンフォプログレ感を非常に醸し出していますね。

これは久々に上質な新しいシンフォプログレに出会った気がします。

Обійми Дощу (Obiymy Doschu) / Сон (Son)」への2件のフィードバック

  1. ━━ Barock Projectイタリア語曲群 にも通じる色合いがある 上質なプログレ Obiymy Doschu ━━
     イタリア語で曲を出していた頃の Barock Project にも通じるところがある、おっしゃるように「上質なプログレ」ですね。そして、アコースティックな音(ギターをはじめとする弦楽器音)の使い方がうまいと思います。デビュー・アルバムのティーザー『Obiymy Doschu debut album “Elehia” (2009) HD』も聴いてみましたが、とても上質に感じられます。(いずれも、キーボードをもっと活用すれば、さらに可能性が広がりそうな気もします。)
         〇     〇     〇
     ご紹介下さいます上質な プログレの数々はどれも本当にすばらしい、とただちに感得できるのですが、LOVELYZ はそれより難解に感じます。(笑) LOVELYZ の新活動曲 ❝Lost N Found❞ は、作詞は KARA の名曲を連発した Sweetune、作曲が 1 Piece(= 大御所ユンサン教授+Spacecowboy+Davink)の一角を構成する Spacecowboy で、ティーザー の段階では ❝Destiny❞ をさらに上質化したような名曲か と思わせましたが、実は1曲目の Opening (Intro) 曲でした。肝心の2曲目の活動曲 ❝Lost N Found❞ は、暫くは ‘なんかパッとしない 大衆歌謡曲的ヒット路線調だなあ’ と感じていたのですが、何回も聴き込んでいくうちに、‘いやいや、これは 最近低調気味の ユンサン教授 を超える傑作だ!’ とやっとわかった次第です。さすが、KPOP.GGプログレの最高峰です。(笑) LOVELYZ は KPOPアイドル のカテゴリー なのに、マニアックな 欧米プログレ より難解です。(笑)
     そういえば、フュージョンの大メロディーメーカー Shakatak(特に名盤『Golden Wings』)にも通じる部分も少し感じられます。また、持ち曲の中の位置付けの次元では、最近またしばしば積極的に鑑賞するようになった YES の “Love Will Find a Way” の場合にも通じる位置付け も感じられるのです。(Find の過去分詞 Found が LOVELYZ の新活動曲に入っているのも、なんとなく ‘奇遇’ だなあ、とほほえましく感じております。) ♪^^♪

  2. KARA・少女時代 のち、LOVELYZさま、いつもコメントありがとうございます。

    ウクライナは結構この手の美しい系なシンフォミュージックが多い印象があります。このバンドも聞くたびに深みがますような魅力がありますね。

    Lovelyz 新曲、治癒からの流れ(制作も同じですよね)は感じられますね。シャカタクですか。確かに軽快な感じと透明感は共通するものがあるかも!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA