Nemo / Présages

個人的には、現役のプログレバンドでは最高のバンドのひとつではないかと思っているフランスの Nemo。このバンドは Spock’s Beard フォロワーという話ですが、個人的には Spock’s Beard より好きですね。どの曲も平均的に私好みのメロディとプログレっぽさがあるからかも。

このアルバムは持っているつもりだったけど実は持っていなかった 2003 年の 2nd(収録曲自体はライブ盤なんかで知ってる曲多し)。その 2nd を再録した作品が 2018 年にリリースされていたのでそれを聴きました。2003 年録音とは演奏が違うという話ですが、そういうわけで違いはわかりません。

非常にプログレを感じるのですが、ギター中心ですし、それほどプログレ的なトリッキーなメロディなわけでもなく、どちらかというとコテコテのギターロックな感じの泣きとラテン的な情熱のメロディに近い気がするのですが、コテコテ感がそれほど感じられないのは、フランス語の歌詞が出た途端にプログレ感が増して、コテコテなギターロック的なノリが薄まるからでしょうか。それなりにはギミックには富んでる気もするので、そういう面があるからかな?

現代シンフォの代表格と思っているものの、それほど「シンフォニック」なメロディがバンバン出てくる感じもないし、よくよく考えると結構不思議なバンドです。

OH MY GIRL 日本デビュー記念 1st LIVE TOUR 2019 @ 松下IMPホール

2019 年初のライブは Oh My Girl(以下おまごる)。おまごるのライブやイベントは何度か行っているので、初めての感動みたいなのはないのですが、さすがおまごるの魅力を感じられるステージでした。

花火が上がっていてきれいな映像

今回は席は前の方だけど隅の方でした(A 列だ!って喜んだらその前に AA, BB, CC とかあって ^^;)。側面から見たからか、以前ちゃんと見てなかったからかわかりませんが、彼女たちのダンスって優雅なんですけど、ダイナミックでかなり激しいすげー、って今回見てて思いました。

あとは、ジホ、ミミの日本語力はこれまでで十分わかっていましたが、それ以外のメンバーの日本語力も向上しているのを感じましたね。ごく一部を除いて MC はすべて彼女たち自身で行っていました。

ライブが始まると、おまごるちゃんたちは白い衣装(↓の感じ)で登場。

https://twitter.com/OHMYGIRLJAPAN/status/1081442855619448834

トークは大体次の曲へのフリが多かったかな。

  1. Secret Garden Japanese ver.
  2. Closer Japanese ver.

自己紹介。何人かは大阪弁を入れてたかな。

ジホが「昨日(福岡で)終わった後ファンの人に今日はダメだったと言われた」みたいなことを話してたけど、そんなこと言った人いるん?😅

次の曲の紹介をスンヒがジェスチャーでやってました。相変わらず「一歩二歩」を「いっぽにぽ」と言っていたのかわいい😍この曲はおまごるの曲の中でもいちにを争う好きな曲で聴けてうれしかったです。

  1. 一歩二歩(한 발짝 두 발짝)
  2. Windy Day Japanese ver.

日本語の歌詞の「ふわふわ」「そわそわ」が好きみたいな話をヒョジョンがしていて、ジホが「パンみたい。(ヒョジョンは)パンが好きだから」みたいなツッコミを入れていたかな。

そして次の曲へのフリ。「메아리」の好きな所とか言ってたと思ったら(スンヒとアリンがエネルギーにあふれてるところみたいな)、急に昼ごはんの話が入ってたりしてました。それと “Sixteen” の話がごちゃごちゃになってたような。

  1. Sixteen
  2. 메아리(Echo)

ここでメンバーは舞台脇に引っ込んで映像。MV 撮影風景でした。

この後は全員一列で並んでバラードコーナー。ここからは、衣装は赤×黒のチェックの衣装でした。

  1. Agit
  2. Real World

衣装が変わったから(?)、何人かがモデルのように歩いてましたね。スンヒが人間パーカッションみたいにやって BGM やってました(上手)。

恋愛の想像をしたらみたいな話で、恋愛の話なのにジホが「大きなエビ」の話をしてました。「昨日の夜伊勢海老を食べる想像をしてました」😂

その後のミミ・ジホの会話が最高😂

ミミ:
「恋愛の話想像したら恥ずかしいじゃないですか」(照れてる風)
ジホ:
「なんで恥ずかしいですか?変態だから?」😂
ミミ:
「そんなイメージだめ!」😂

ナイスツッコミ!😂
そのまま「私達に想像する曲があるじゃないですか」みたいな強引な展開で次の曲のフリ。

  1. Twilight
  2. Cupid Japanese ver.

デビュー曲なのでデビュー時の話。アリン、ヒョジョン、スンヒが愛嬌してたっけ。次の曲 “Liar Liar” に向けてポイントダンスのレクチャー。

  1. LIAR LIAR Japanese ver.
  2. Coloring Book Japanese ver.

最後の曲の前に挨拶。ここだけジホ、ミミの通訳が追いつかない所だけ通訳が入ってました。ほんの少しだけ。詳しくは忘れたけど、ジホの「今日は土曜日ですよね。皆さんの貴重な週末を私達のために使ってくれてありがとう。自分の時間を人のために使うのは難しいこと。本当にありがとう。」みたいなことを言っていて、いやーすばらしい。

あとはヒョジョンの日本語力の向上もここで改めて感じましたね。「2019年始まってすぐにいい思い出を作れて今年は良い年になりそう」みたいなことを言っていたかな。

  1. 花火(Remember Me)Japanese ver.

アンコール前の映像はメンバーのファンへのメッセージが映し出されていました。アンコールは↓のようなツアーTシャツを着て。

  1. 우리 이야기(Our Story)
  2. B612
  3. Illusion

年の初めに良いライブを観ました。スクリーンには最後は映画のようにエンディングロールが流れてました。この日は特典会は参加せずに帰路につきました。

https://twitter.com/OHMYGIRLJAPAN/status/1081495890668310528

メディアによる記事、レポート

2018 年 Girl’s K-POP の曲 Top10 (2)

昨日の Part. 1 に続いて残り 5 曲を。Part.1 はこちらです。

Laboum / Between Us

日本デビューして、リリース前から精力的にリリースイベントをしてくれましたね。あんなに毎日イベント入れて大丈夫? と思うくらい。その上カムバックとは、本当におつかれさまと言いたいですね。

2018 年はそれまでの Laboum にはなかったしっとりとした大人らしい曲になりましたね。この曲に続く “Turn It On” も同じ系統の曲でした。いずれの曲も落ち着いた曲ながらインパクトはある、そして私好みのメロディな曲でした。

SOHEE / Hurry Up

ELRIS は昨年も選んでいるくらいにお気に入りなのですが、今年の曲 “Summer Dream” も当然候補に入れたのですが、それよりはこちらの曲のインパクトのほうが大きかったのでこちらで。

作詞作曲も赤頬思春期が担当という話題の(?)曲ですね。赤頬思春期は名前程度しか知らないのですが、この曲は良いですね。イントロからA,Bメロの軽快さから、サビの流れるようなメロディに移行するところも良いです。ソヒの声もかわいらしく、ちょっと細いかなと思いながらもハーモナイザーをかけたような不思議な魅力があるところが良いですね。

IZ*ONE / La Vie en Rose

もっとアイドル感あふれる曲でデビューするのかと思ったら、意外にしっとりとした曲でしたね。最初聴いたときはそれほど気に入ったということはなかったのですが、なぜか何度も何度も聴いてしまって、ここ数ヶ月ではもっともヘビロテでなかったかというくらい聴きました。

Lovelyz / Lost N Found

イチオシグループの Lovelyz を挙げないわけにはいかないということでこの曲です。今年のもう一曲 “That Day” とこの曲は制作陣が同じだったと思うので、雰囲気は似たような感じでどちらかかなり迷いました。同じくらい気に入ってます。Lovelyz らしい透明感あふれる美しい曲ですね。

年明けにはこの曲でイベントしてくれるようなので楽しみです。

gugudan / Dear

12 月にはライブもあった gugudan。行きました。良いライブでした。

で、この曲、活動曲でもなんでもないんですが、妙に気に入ってしまったので、思わず Top10 に入れてしまいました。(こういう曲を選ぶと公式の映像がなかったりしてどれを貼り付けるか迷う😅)

AOR 風な穏やかなノリ、1980 年代の Fusion 風の伴奏、しっとりとした歌声と妙にツボにハマりまして、結構気に入って聴いていました。ライブでもしっかり歌ってくれましたので良かった!♪


10曲選んだものの、この曲も入れたかった!という曲はまだまだあったりして、結構迷ったのですが、エイヤ!で選んでみました。そのあたりはまた時間があればブログで紹介するかも。

今年も良い曲がたくさん出ました。来年も楽しみです。

それでは来年もこのマイペースにしか更新しないブログをよろしくお願いいたします。ご覧頂いた皆様が来年も良い曲に出会えますように。良いお年を!

2018 年 Girl’s K-POP の曲 Top10 (1)

今年もあっという間にまとめをやる時期になりましたね。

今年はプライベートでも色々ありまして、特に後半はあまり色々手を伸ばすことができず、すでに知っているアーティストの新曲をチェックする程度になっていたというか、それすらも十分にできなくなっていました。しかし、今年も色々と良い曲がリリースされましたし、それを聴いて癒やされたり元気をもらったりしました。

あっという間の一年で、振り返ってみると「え?この曲今年だっけ?」という曲が何曲もあってちょっとびっくりしています。それくらいたくさん良い曲が出てきましたね。

というわけで、今年も例年どおり K-POP に限って曲を 10 曲ほど選んでみたいと思います。順番はつけられないので 10 曲選ぶだけです。紹介順に意味はありません(日を追って抜き出していったので一部を除いてなんとなくリリース日順に並んでるかもしれませんが、そういうわけでもありません)

1 アーティスト 1 曲に限ってるんですが、「あ〜、どっちの曲を選ぼう」と迷うアーティストが多かったですね。

まずは 5 曲紹介です。

Oh My Girl / Secret Garden

いきなりユニットで日本デビューという謎のデビューの仕方をしたおまごる。もちろん “Remember Me” と迷うところなのですが、この透明感ある美しい曲を選びました。東京までライブ観に行ったな。来年はフルのおまごるで日本デビューですし、楽しみですね。とりあえず年始のライブは行きますよ♪

fromis_9 / To Heart

fromis_9 はデビュー前の曲 “Glass Shoes” がかなり好きで、そちらの印象が強すぎて、このデビュー曲を聴いたときはどうしても比べてしまって「イマイチ」と思ってしまってたのですが、何度も聴いているとかわいらしい結構良い曲だなと思うようになりました。fromis_9 のことはあまり知らないけどw

宇宙少女 / Dreams Come True


切なく叙情的な曲調が好きな私にはドンピシャなこの曲。WJSN らしさもあふれる曲ですね。WJSN としての斬新さはあまりないのかもしれませんが、個人的な好みの琴線に触れましたので Top10 入りです。

LOOΠΔ yyxy / Love4eva

LOONA も完全体でデビューしましたね。完全体の “Hi High” なんかも悪くはないのですが、正直デビュー前のソロ、ユニットのときの雰囲気、世界観、透明感がものすごく好きでしたので、完全体にはかなり期待したのですが、そこまで思ったほどではありませんでした(スミマセン)。期待が大きかったせいもあるのでしょうけど、ソロ、ユニットのほうが好きですね。というわけで、この yyxy の曲も独特の透明感とかわいらしいキレの良いノリが気持ち良い良曲だと思います。

Chung Ha / Roller Coaster

これまで K-POP の女性ソロで気に入った曲ってあまりないんですよね。まあガールズグループメンバーのソロなんかを中心で、それほど数を聴いているわけではないんですが。なのでチョンハのこの曲もあまり期待せずに聴いたのですが、これは良い!流れるようでありながらキレのある曲、かすかに漂う叙情感、チョンハの高いきれいな声、順位はつけないと言いましたが Top1 に選んでもいいくらいのお気に入りです。同じく “Love U” も同じくらい気に入ってるのでどちらにするかかなり迷いましたが、スピード感ある “Roller Coaster” の勢いの良さでこちらに。

Part.2 はこちらです。