Kaseke / Põletus/Sõnum


エストニアのグループの 1981 年の 4 曲入りの EP と 1983 年のアル バムからの曲を収録した CD です。Ruja と In Spe のメンバーを中心に結成されたグループのようです。

全曲インストで、少しシンフォ色もあるフュージョンという感じでしょうか。非常に機械的なリズムの上でギターが自在にソロを弾いているのが印象的です。機械的な部分が、ある枠があって、その中で 精いっぱい演奏しているという印象を受けます。クールな感じの昔懐かしいテクニカルフュージョンという感じですね。元々フュージョンが好き、という人以外はちょっと退屈かもしれません。でも、1980 年代のジャズ・フュージョンが好きならいけるかも。

もう少し枠を取り払うようなワイルドな演奏が欲しいなと思って いたら、5曲目あたりからドラムもぐっと人間らしくなり、ノリのよいフュージョンという感じになってきます。

EP からの曲はラフですが、かちっとした感じがなく自然体という感じでより良いですね。フルートが入り、演奏も LP よりは多少ジャ ズ的な要素が感じられるフュージョンになりますね。

Kaseke / Põletus/Sõnum」への2件のフィードバック

  1.  ‘奇を衒わずに音を溜めていって共振動を醸し出していく’ とでも形容すべき音楽ですね。なんとなく 私の好きな ‘溜めの’ ジャズ・ギタリスト Larry Coryell と相通じるものがあるようにも感じられます。2014年のライヴも ‘円熟した’ 味がありますね。普段は接することのない Estonia の音楽 でもあり、たいへん勉強になります。(^^♪

  2. KARA・少女時代 のち、LOVELYZ さま、ありがとうございます。

    確かに。ちょっと透明感のある感じも北欧感ありますね。

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