Cast / Vigesimus

新世代のプログレとして20世紀末期から聴き続けている Cast が 2021 年にも新譜を出してました。気がつけばもう全く「新」ではなくなりました。でも結成は 1978 年なんですって、奥さん。このアルバムは 20 枚目のアルバムのようです。

20 世紀の B 級感はどこへやら、すっかり高品質かつある意味様式美となった安定の作品をリリースし続けてくれるバンドになりました。今作も出だしからその期待を裏切らない高品質な作品です。20 世紀のあのバタバタ感あるサウンドも味があって良かったのですがw

ギミックの効いた前のめりのサウンド、期待通りのパターンのシンフォサウンド、その中でも作品ごとにテーマがあるように少しずつテイストが異なる感じがするのがさすがです。

この調子であと 10 枚も 20 枚もアルバムをリリースし続けて欲しいものです。

Super Junior / House Party ~さすがベテランの余裕と味わい

もうひとつ、男性アーティストの曲で気に入ってるやつを。そう Super Junior のこれです。

歌詞の内容も今のコロナ禍の状況を歌う内容ですね。

軽快なカッティングによるオープニングから、ベテランの余裕を感じる軽快なメロディとダンスになんか引き込まれてしまいました。そして中盤の軽快なメロディから急にシリアスなラップパートに入るというプログレ展開。これはもうプログレでは?😛

そしてそのシリアスパートから頭サビ的にまた元に戻るところの開放感がすごい。

見て聴いて楽しい気分になりますね。さすがですね。

featuring が本家を食ってしまう日(失礼)

もうすっかり活動も終わって完全に時期を逸してる、このブログあるあるのネタですが、引き続き気にせずやっていこうと思います。

昨年から、コロナ禍というのもあって、色々な企画ものっぽいリリースが結構ありますよね。今回取り上げるのがソレに当たるのかはわからんのですが、男性ボーカルにフィーチャリング女性ボーカルという形の曲で 2 曲ほど気になった曲があるので取り上げておこうと思います。

まずは J.DON(이승협)の “Superstar” という曲。オリジナルは “Featuring CHEEZE” ということですね。軽快なボサノバ風の曲で J.DON の軽いラップ風に歌われる導入部分も気持ち良いですが、そこから急にメロディアスに心地よい女性ボーカルが入って来て、これ完全に「featuring される側が featuring 元を食ってるやん」事案ですね(ファンに怒られそう)。

音楽番組は同じ FNC の Cherry Bullet のヘユン featuring でやってましたね。いい感じです。曲は J.DON 自身の作品なんですね。良い曲です。

ヘユンかわいい😍

さて、もう一曲。

ピ(Rain)の “Why Don’t We” です。こちらは曲中で featuring される部分はごくわずか(MV には結構出て来ますね :-)。

全体的にピの抑えた感じのラップから、急にチョンハの突き抜けるようなメロディアスなパートに入るので、この落差からくる突き抜け感がハンパなくて、時間的には割合は少しなのですが、ここの部分の印象に残る度がすごくて、もっと長い時間歌ってたのでは?という印象が残ってしまうくらいすごいと思います。さすがチョンハ。

この 2 曲はここしばらくの男性アーティストの曲として結構お気に入りで(女性ボーカルものとして)聴いています。

Syrinx Call / Mirrorneuron

2021 年ドイツ産で 3rd アルバムの模様。

リコーダー奏者が率いるというちょっと珍しいシンフォニックプログレです。

ドイツっていわゆるジャーマンプログレで、テクノとかミニマルをまずは思い浮かべるのですが、Rousseau のような美しいシンフォバンドもたまに出てくるというイメージで、これもまさにドイツのシンフォニックロックという感じです。

この Syrinx Call もそんな感じで、美しい叙情的な雰囲気のサウンドです。そのリリカルなメロディの中にもギミックが少し埋め込まれてたり、流れるような中にもキレがあったりして、心地よく流れていくだけではないサウンドがなかなか良い味を出していますね。

Cherry Bullet / Cherry Rush

今ごろこの曲紹介するの?というこのブログのいつものペースの紹介です。

Cherry Bullet の今回のカムバ曲、良いですよね!私的には Cherry Bullet 史上最高の曲だと思います!

可愛さと跳ねるような元気の良さとドラマチックさが同居してるなかなかの名曲だと思います。曲はイギヨンベのヨンベ氏とRBWミンギ氏で、最近だと男性グループOneusの曲なんかに関わってますね。ヨンベ氏はイギヨンベで数々の名曲を作ってますね。なるほど、納得。