勝手に選ぶプログレ 50 選 (に便乗) (2. 北欧・東欧編)

勝手に選ぶプログレ 50 選の第 2 回は北欧,東欧編です.

Anekdoten / Vemod (Sweden)

Vemod Vemod
Anekdoten

Musea Records France 2007-12-21
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私が丁度マイナーなプログレ路線にハマり出した頃,丁度 90 年代の新世代のバンドが出てきて,プログレが盛り上がりだした頃でした.その頃を代表するバンドがこのバンドで,このアルバムもその頃を代表するアルバムではないでしょうか.

Anglagard / Hybris (Sweden)

Hybris/Digipack+Bonus Hybris/Digipack+Bonus
Anglagard

Just for Kicks 2009-03-23
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Anekdoten と同様に 90 年代プログレを代表するバンド,アルバムではないでしょうか.北欧独特の陰鬱さがありますね.

Opeth / Watershed (Sweden

Watershed Watershed
Opeth

Roadrunner 2008-06-02
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それまでデスメタルは苦手な方でしたが,これは初めて聴いて以来ハマってしまって,ここ数年ずっと聴いていて,ライブも行ってしまいました.最新作はデスメタルですらなくなって,完全に北欧プログレでしたね.でも,アルバムとしてはこのアルバムの強弱,急発進急停車を繰り返すような所がたまりません.

Pekka Pohjola / Heavy Jazz Live in Helsinki and Tokyo (Finland)

Heavy Jazz: Live in Helsi Heavy Jazz: Live in Helsi
Pekka Pohjola

Pohjola 2011-05-19
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このアルバムはライブ盤でかなり演奏は Fusion 寄りですね.4 曲目の “Nykivä keskustelu tuntemattoman kanssa” がかなり好きですね.

Isildurs Bane / Mind Vol.1

Cover_59471717102008
初期のファンタジックなシンフォ作品から Fusion 色を強め,徐々に室内楽な要素が強くなり,現代音楽というか前衛芸術的な作品としてはスケールが大きな感じになりつつあるバンド.丁度 Fusion 色が強い作品から,徐々にクラシカルな感じに変化して行く頃のアルバム.ポップな要素も入った明るい感じのシンフォニックロック.管弦楽器の印象が強くなってきています.

Tribute / Live! (Sweden)

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4th は他の 50 選で紹介されていたので,ここはライブならではの勢いと華やかな感じのする 3rd アルバムを.爽やかで夏に聴きたいプログレ.夏のプログレって結構珍しいですよね :-p プログレ作品として聴く場合,4th が一番オリジナリティと北欧らしさのある作品かも?

Gregory Allan FitzPatrick, Samla Mammas Manna / Snorungarnas Symfoni (Sweden)

洟垂れ小僧のシンフォニー(紙ジャケット仕様) 洟垂れ小僧のシンフォニー(紙ジャケット仕様)
グレゴリー・アラン・フィッツパトリック サムラ・ママス・マンナ

ディウレコード 2008-01-25
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Samla ということで “Klossa Knapitatet” を挙げようと思いましたが,ここは一つコレを.Samla の作品というよりは,Gregory Allan FitzPatrick のシンフォ的な曲を Samla 風味の味付けで演奏した作品.
ジャズ,ロック,フュージョン,トラッド,フォークなんかを超絶技巧とユーモアでまとめる Samla の風味がたっぷりきいた上質なシンフォ作品という感じ.

Modrý Efekt (Blue Effect) / Nová Syntéza (Czech)

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チェコのバンド.抑圧されたエネルギーを解放するようなほとばしるエネルギーに圧倒される作品.これは国営ジャズ楽団のビッグバンドと渡り合う作品.この後の “Nová Syntéza 2” でのビッグバンドとの共演に哀愁のボーカルが入るのも,この前の Jazz Q Praha とのフリージャズ的な強烈なエネルギーを感じるアルバムも捨てがたいです.

Fermata / Fermata (Czech)

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東欧独特の泥臭さはあるものの,より Fusion 寄りの演奏を聴かせる Fermata の 1nd.Mahavishnu 的な迫力があります.

After Crying / De Profundis (Hungary)

De Profundis De Profundis
After Crying

Msi 2000-05-16
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1996 年 4th.雰囲気は徐々に変化しているけど,本当の意味で非常にプログレッシブで前衛的な現代音楽とも言えるバンド.このアルバムはそれまでのより少しスケールが大きくなった感じです.

Solaris / Live in Los Angeles (Hungary)

Live in L.a. Live in L.a.
Solaris

Periferic
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こってりした泣きのメロディと緻密な演奏,前時代的なシンセの音.スタジオ盤の緻密さそのままに,ライブならではの勢いと荒々しさを加えた名盤.ProgFest での演奏ですね.

SBB / Memento Z Banalnym Tryptykiem (Poland)

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ブルージーなインプロビゼーションという印象の強い,現在も活躍中のバンド.このアルバムはブルース色は若干影を潜め,シンフォとジャズロック的な雰囲気がうまく均衡したアルバム.1980 年 9th.

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