追悼 Allan Holdsworth

びっくり、Allan Holdsworth の訃報が飛び込んできました。ご冥福をお祈りいたします😢

ついこないだライブで元気な姿見たばかりなのに、と思ったらもう 3 年前ですか。この時はラストツアーということで来日してましたが、まだまだ何度でも来れそうなまったく衰えないプレイでした。

Holdsworth を初めて聴いたのは高校生の時です。ちょうどインギーとか速弾きギターリストが続々登場したりしてたころで、当時ライトハンド奏法で有名だった Edward Van Halen が、ライトハンドのルーツは自分でなく Allan Holdsworth だと言ったとかいう話を、同級生のメタラーが言っていたのがきっかけです。

当時、今では考えられないようなマニアックな品揃えのレンタルレコード店が近所にあったので、早速借りに走ったらありました!(ふつー、こんなのレンタル店にないですよねw) “Road Games” です。たしかセールスのためにヴォーカルを入れたみたいなインタビューを当時読んだ記憶がありますが、それでも難解なメロディにさっぱり理解できない音楽でした。

それでも「こういうのが大人の音楽」というような中二病的な考えで、しばらく聴いていると、耳にすっと入ってくるようになってきました。

このあたりも名曲ですね。

とはいえ、本人作品より、後に聴いた参加作品の方に印象的なプレイが多い気がします。とにかくあのスピードのテクニカルな演奏でありながら官能的であるところが Holdsworth の特徴ではないかと思っています。このあたりを聴いた後にソロに戻ると良さがわかってくる感じ。

この演奏なんてホント名演。パーカッシヴな演奏の上で流麗に流れる Holdsworth のプレイが官能的。

そして Soft Machine の曲も名演。

Bruford。なんでこの曲選ぶねん!?と言われそうですが好きです。

UKも高校時代に聴いたな。プログレ初体験なので、これもある意味慣れるまで少し聴き込みました。

これは知らない人も結構いるんじゃないですかね。結構最近の作品。2005 年のアメリカのネオプログレバンドに参加しています。プログレの演奏としては Holdsworth の中でもベスト上位に入る演奏では? Holdsworth 節全開という感じ。

あの元気さだとまた来日しそうとか思ってましたが、本当にライブ観といて良かった。