2003年作.
Symphony, Symphony II と同じテーマで, これが究極の出来とい
うことでしょうか. 確かに以前気になったような部分はなくて, すんなり良い出来だなあと思える作品に仕上がってますね.
Cyrille Verdeaux もインタビューで「頭の中にあったイメージに
近づいた」「前作の延長線上にあるものでなく本物」と言っています
が, その通りのように思います.
独特の浮遊感を持つシンフォ的な側面とギターやサックスの
Fusion 的なソロのスリリングさが同居しています. 音は全体的にや
わらかい感じで, 以前よりもよりエモーショナルで人間味が増してい
るような気がします.
Didier Malherbe も参加.
(2004年に書いたレビュー)