チリの超絶技巧変態ジャズロックバンドの 2015 年作。
Fulano って最近のバンドと思ってたら、もう最後のアルバム出してから、なんと 18 年ぶりの新作 (ライブ盤除く) とのことでびっくり。
再結成らしく、オリジナルメンバーはベースとサックスのみの模様。メンバーチェンジしたとはいえ、音は昔の変態ジャズロックそのまま。超絶技巧と攻撃的な鋭さは若干影を潜めた感があるけど、以前よりレコメン色濃くなって変態度が増した気がします。
期待を裏切らない良いアルバムだと思います。
| Resplandor |
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Bubu
Raiz Discos 2016-04-22 |
BUBU といえば 1978 年リリースの 1 作のみで、管弦楽でクラシックな雰囲気で重厚かつ脅迫的なアヴァンギャルドなジャズロックを演奏するという風で非常に印象に残っていて、私も初めて聞いて以来ずっと好きな音楽です。
たまたま、YouTube で検索していたらなんと!2016 年のライブ音源が!調べるとなんと 3 曲入りの EP ということですが、2016 年に新譜を出している!! ということで早速購入しました。
唯一のアルバム “Anabelas” の雰囲気がそのまま 2016 年に蘇ったという感じです。曲は 3 分ちょいと、6 分前後の曲 3 曲ですが、1st アルバムが好きな方はもちろん、聴いたことがない方もぜひ聴いていただきたい名曲です。
| Tales of Eternal Entities |
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TEE
Musea Parallèle 2016-03-11 |
TEE のアルバムは 1st で衝撃を受けて購入して以来ずっと聴いています。
TEE の音楽って、目を閉じて聴いていると幻想的な美しい風景が目の裏に浮かんでくるようなイマジネーションが湧いてくるような音楽が特徴で、そこに惹かれて聴くようになったし、今でもそこが魅力で聴いています。
私は音楽的な専門知識はありませんので、メロディから直接受ける印象が重要で、このバンドの曲は本当に美しさとスリリングさを持ち合わせているので好きなんですよね。
日本的な香りを漂わせる叙情的なフルートによるメロディ、叙情的ながらもテクニカルでジャズロックが好きな私を満足させてくれるスリリングさを持ち合わせたギターの演奏に、透明感のある美しさのエッセンスを挿入してくれるようなキーボードがあいまって、ジャズロック・フュージョン、プログレが好きな私の好みにぴったりなのです。
今回の 3rd アルバムもそのきっかけとなった音楽性そのままの流れを組む作品になっています。Kenso、Camel、Gotic なんか好きな方にもオススメですよ♪ (フルート入りという直接的なつながりしか思い浮かばない想像力のなさ、スミマセン)