2016 年個人的プログレ振り返り

このブログは自分でもすっかり K-POP 一色になったと思っていましたが、読み返してみると意外にプログレネタも書いてますね。自分でも忘れてた😜

というわけで K-POP のようにベスト 10 は無理ですが、2016 年の TenForward 的プログレの振り返りをしようかと思います。

印象に残った新譜

アルゼンチン Bubu の復活

今年リリースの作品で一番印象に残っているといえば、やはりアルゼンチンの Bubu の復活です。1978 年に 1 枚だけリリースしたアルバム “Anabelas” は私も大好きな作品ですし、南米プログレ屈指の名盤としてかならず名前が挙がるアルバムです。

私はバンドのメンバーなど詳細な情報をほとんど知らなく、まさか復活するとは思ってなかったので、偶然 YouTube でライブ映像を見つけた時は本当に驚きました。音楽性も 1978 年アルバムと変わらない音楽性、メンバー構成のようです。オリジナルメンバーはひとりだけで、映像からもわかるように若手の実力派を集めたという感じですね。

今回は EP 盤という感じのリリースでしたが、フルアルバムもリリースしてほしいですね。

日本の TEE 3rd アルバム

もうひとつ、日本の TEE の 3rd アルバム “Tales of Eternal Entities” のリリースですね。1st から変わらない幻想的な美しい風景が目の裏に浮かんでくるような美しいメロディのアルバムでした。

久々にアルバムリリースをしたバンド

Bubu だけでなく、他にも久々にアルバムをリリースしたバンドがいくつかありました。もう活動してないかなと思っていたバンドのリリースはうれしいですが、内容もすばらしいものでうれしかったですね。

チリの Fulano

まずはチリの Fulano。解散して Media Banda に進化したのかなと思ってたので、アルバムリリースを知ってすぐに注文しましたね。スタジオアルバムは 18 年ぶり。再結成したものの、またすぐ解散したとか。

インドネシア Tohpati Ethnomission

つぎにインドネシアの Tohpati Ethnomission。6 年ぶり。

イタリア Deus Ex Machina

そしてイタリアの Deus Ex Machina。21 世紀に入ってからは忘れた頃にアルバムリリースする印象ですが、今回もまさに。8 年ぶりのアルバムでした。

あとは Höstsonaten の “Symphony#1: Cupid & Psyche” なんてのもリリースされましたね。

ライブ

Jan Akkerman の Billboard Live でのライブはよかったですね。ソロ曲、Focus の曲両方聴けましたし、サインももらえました。

あまりブログのネタにしなくなってきてますが、定期的にプログレの CD は買ってますので、来年はもう少し色々紹介できると良いですね。

TEE / Tales of Eternal Entities

Tales of Eternal Entities
Tales of Eternal Entities TEE

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TEE のアルバムは 1st で衝撃を受けて購入して以来ずっと聴いています。

TEE の音楽って、目を閉じて聴いていると幻想的な美しい風景が目の裏に浮かんでくるようなイマジネーションが湧いてくるような音楽が特徴で、そこに惹かれて聴くようになったし、今でもそこが魅力で聴いています。

私は音楽的な専門知識はありませんので、メロディから直接受ける印象が重要で、このバンドの曲は本当に美しさとスリリングさを持ち合わせているので好きなんですよね。

日本的な香りを漂わせる叙情的なフルートによるメロディ、叙情的ながらもテクニカルでジャズロックが好きな私を満足させてくれるスリリングさを持ち合わせたギターの演奏に、透明感のある美しさのエッセンスを挿入してくれるようなキーボードがあいまって、ジャズロック・フュージョン、プログレが好きな私の好みにぴったりなのです。

今回の 3rd アルバムもそのきっかけとなった音楽性そのままの流れを組む作品になっています。Kenso、Camel、Gotic なんか好きな方にもオススメですよ♪ (フルート入りという直接的なつながりしか思い浮かばない想像力のなさ、スミマセン)