PFM @ Billboard Live Osaka

今年最初のライヴはプログレでした。

PFM は初期作品からまんべんなく聴いているのですが、メロディが思い浮かぶのは一部の曲だけだし、曲名は覚えてないし、大部分の曲はわからないので、行こうかどうか少し迷いましたが、迷ったら行くの法則で行ってきました。イタリア語の曲名は覚えられない上に同じ曲で英語曲名があったりとカオスですよねw

行ったのは 2 部です。初めてのPFMでした。

最近新譜が出ましたし、新譜はそれほど聴き込んではいないものの、上質なイタリアン・ポップス的な要素を強く感じて、あまりプログレ的な感じはしなかった印象だったので、ライブも新譜中心にポップス寄りなのかなと思っていました。

ところが! うれしい誤算でした。演奏はどの曲もプログレッシヴだし、選曲も初期の曲も思った以上にやっていました。改めて新譜を聴き返してみると結構プログレッシブな要素もありますね。

ほぼ時間どおりに始まったライブの一曲目はこれ!!「もうこの曲だけでも聴けたらライブ来た意味があるよね」とうれしくなりながら聴いていましたが、そう感じる曲はその後も続々と演奏されました。

こんなのとか聴けたらもう涙ちょちょぎれますよね。

序盤は Franz Di Cioccio さんはドラムで、ボーカルは Alberto Bravin さんが、途中からドラムを交代して Franz Di Ciocci さんが前に出て歌っていましたね。Alberto Bravin さんのボーカルも品があってすごく良かったし、ギターにキーボードに大活躍でしたね。

そしてヴァイオリンがかなりフィーチャーされていたのも良かったです。あとで知りましたが Alessandro Bonetti さん、Deus Ex Machina の人ですよね、納得。縦横無尽のヴァイオリンソロがすごかったです。迫力ありましたね。

そしてアンコールはこれ!いやー、もう予想を遥かに越えた素晴らしいライブでした。


東京はセットリストがツイートされていますね。

Facebook には東京のライブの一部が動画で上がっています。

 

PFM @ Billboard Live Osaka」への5件のフィードバック

  1. ――Italian Progre いいですね ♪^^♪――
     最近は、1月2日貴ブログにてとり上げて頂きました Barock Project の傑作曲群を堪能しておりますが、そういえば、PFM も Italian Progre で、Barock Project の大先輩に当たる大御所でした。YouTubeでは、PFM との関連で、New Trolls という Italian Progre グループが出て来ましたが、それも聴かせるハイレベルな音楽でした。
     私は American Progre の Glass Hammer も推しますが、Italian Progre は、総じて Polyphonicかつ多層的で、叙情性も豊かな音楽を展開していることが、おかげさまでよくわかりました。
     Italian Progre をさらに探訪してみたいと思います。♪^^♪

  2. KARA・少女時代 のち、LOVELYZさん、コメントありがとうございます。

    PFMは2002年の川崎の動画がYouTubeにたくさん上がってますね。PFMもBarock Procjectもシンフォ系プログレですが、KARA・少女時代 のち、LOVELYZさんはジャズ・ロック系はいかがですか?

    Italiaにはすばらしいジャズ・ロック系プログレありますよ(Areaとかあるのでご存知ですよね? :-)。これは素晴らしいグループのひとつEtnaです。Etnaを知ってる人はなかなかいないだろうということで僭越ながら押し付けておきます。是非聴いてみて下さい(知ってたりしてw)。
    https://www.youtube.com/watch?v=zOXdq6CiFa8

    あと、今回のPFMツアーに同行していたヴァイオリニストの在籍バンドDeus Ex Machinaはご存知でしょうか? (知ってそう:-) 初期はプログレメタルっぽかったですが、この作品で一気にカオスなハイテクプログレメタルジャズ・ロックになりました。
    https://www.youtube.com/watch?v=X7AoUX-c1fc

    Deus Ex Machina は 1990 年代序盤から起こったプログレ復興を担ったバンドの中でもベストバンドのひとつと思っております(他は Anekdoten、Anglagard(この2つは北欧)、Minimum Vital(フランス)あたりがベストバンドです)。

    イタリアはいくらでもバンドでてきますよね。

    そういえば Lovelyz 2 度目の来日も決まりましたね。楽しみです。

  3.  ご案内頂きましたプログレはどれも ‘ひと聴き’ しただけでスーパーハイレベルとわかるほどレベルが高く、本当に勉強になります。お教え頂きまして、心より感謝申し上げます。
     私は、プログレもジャズ(ギター中心のもの)も好きで、従いまして、Jazzyなプログレも好きということになるのですが、同時に、Symphonicで叙情的なプログレが大好きですので、ご案内頂きました中では、フレンチ・プログレの Minimum Vital がとてもいいと思います。特に、12弦&6弦ギターをかかえているのが私の琴線にぴったりで、フレンチでありながら少しスパニッシュぼさも湛えているところが、なんともすばらしいと感じます。
     Minimum Vital の関連動画で出て来た中では、少し有名と思われる Le Orme がすばらしいと感じます。なんと、12弦&4弦ベース(特注でしょうが)をかかえているのも私の琴線にぴったりで、すばらしいと感じます。
     New Trolls は、5年ほど前に貴ブログでとり上げられていらっしゃいますが、やはりすばらしいと感じます。New Trolls に至っては、プログレというより、Electronic Classic Symphony とも言うべき音楽ですね。
     Anekdoten は少し聴いておりましたが、勉強不足気味ですので、熟聴してみます。――ありがとうございます。♪^^♪
     おっしゃる通り、KPOP.GG最高のプログレたる LOVELYZ も来日しますが、私の超不規則な仕事時間では行けそうにありません。が、間もなく 生バンド演奏付きのライヴDVD & Blu-Ray が出ますので、それを堪能したく存じます。♪^^♪

  4. KARA・少女時代 のち、LOVELYZ さま、早速オススメをお聴きいただき、コメントまで頂いてありがとうございます。

    Minimum Vital は初期は少しバロック的な要素のある Fusion 的でしたし、その後はバロック的なのは一貫しながらフレンチポップ的な作品になったりしています。近年はアコースティックでバロック的演奏をしていますね。フレンチプログレに関しては私のブログでもおすすめをいくつか紹介していますので、もしまだご覧になっていただいてないなら、是非一度ご覧ください。
    https://magma.progrock.jp/music/?p=1964

    せっかくなので同様のイタリアン・ロック編を書いてみようかという気になっています。私のイタリアン・プログレ遍歴は結構偏っているので、世の中の王道を行くイタリアン・プログレのレビューとは結構違ってくる気がします♪時間が取れる時にちょっとずつ書こうかと思っていますので、期待せずに気長にお待ち下さい。

    Lovelyz の映像作品は私も予約してあります。楽しみですね。

  5. ━━ Step Ahead と Jean Pascal Boffo が my best 2 です。♪^^♪ ━━
     スーパーハイレベルなプログレを沢山ご案内頂き、本当に嬉しい限りです。誠にありがとうございます。(ご案内頂きましたものは、すべて聴かせて頂いております。)
     貴ブログの「フレンチプログレお気に入りアルバム10選」で、私の一番のお気に入りは Step Ahead です。Yes をもっと明るくかつ活発にした上で Barock Project の叙情性を加味したようなすばらしいアンサンブルですね。私としましては、10選の中で明らかにいち推しです。次が Jean Pascal Boffo です。私は、ギターもベースもキーボードも好きですが、程よいディストーションを掛けたギターは本当に稠密な表現力に富んでいますね。ニューエイジふう というのも好きで、中村由利子の第1作~第3作のアルバムで縦横に展開される Frech Classic な曲調が大のお気に入りでもあります。
     [それにしても、LOVELYZ の楽曲、ハイレベルですね。(*’’▽’’)]
    イタリアン編、楽しみです。♪^^♪

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