Flotante / En La Agitacion

2006 年の 2nd アルバムとのこと.

チリのテクニカル系ということで,押せ押せで迫り来る前のめり
系テクニカルを想像していましたが,出だしはクリーンなトーンのギ
ターが浮遊感のある演奏をし,ドラムが自在にリズムをコントロール
するジャズロックでした.ドラムは本当にめりはりの利いた,タイト
な演奏でうまいです.

浮遊感のあるギターが魅力的で,コードを弾くホールズワースを
ちょっと思い出したりしました.前半はこのクリーンなトーンギター
とドラマーが自在に曲とリズムを操るという感じの変態ジャズロック
です.

ツインギターで,もう一人は歪んだ音を出すクリムゾンっぽい感
じで,後半はこのギターリストが前面に出る,ノリの良い疾走系ジャ
ズロック中心となりますが,こっちもクリーンなトーンのギターとの
対比がおもしろい味を出しています.

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