2020 年 Girl’s K-POP Top 20(2)

年末になって gugudan やら CLC やらざわついている K-POP ヨジャドル界ですが、引き続き Top 20 を紹介していきましょう。

Part.1、予告編もあわせてご覧ください。

1 アーティスト 1 曲縛りです。Top 20 ですが、特に順位はありません。「Girls K-POP Top 20」とありますが、今年リリースされたの Top 20 です。


Elris / Jackpot

活動はしているもののカムバがないってことで話題になってた ELRIS の待ちに待ったカムバ!

曲自体は実は私の好みからはハズれてたりするのですが、この曲も映像で見て聴いているうちにハマるタイプでした。特にサビの部分のダンスが好きですね〜

オンラインファンミーティングでコメント読んでもらえたし、このカムバとペンミでメンバーの顔も覚えられたので良かったです(覚えてなかったんかい!)。

Elris はデビューからずっと結構好きなのでがんばってほしいですねえ。

IZ*ONE / Secret Story of the Swan(환상동화)

IZ*ONE は e.one + sweetune の “Fiesta” かこの曲かということになるわけですが(”Panorama”もいいですよw)、私は少しドラマチックに盛り上がるこの曲がより好みですね。

彼女たちの韓国活動曲は曲、パフォーマンスともにさすがと思わせる出来で、まあ色々あったにせよ、そのパフォーマンスは充分に評価できるものだと思いますよ。

DIA / Hug U(감싸줄게요)

私の周辺の K-POP ファンでもこの曲を Top 10 なんかに挙げる人はほとんどいなかったのではないかと思うのですが、この曲は本当に私の好みで、純粋に曲の好みだけで選ぶと Top 3 に入ろうかというくらい気に入っています。活動期間も比較的長かったような気がして、適当に音楽番組見てると聴けたのも良かったです。

清純で爽やか、今の K-POP 界では異端とも言えるこういう曲ですが、本当にこういう雰囲気の曲がもっと出てきてほしいです!

ドーンと爆発的にヒットするという感じではないのですが、毎回良曲を引っさげてカムバする彼女たちはがんばってほしいですね。

最近見始めた「オー!サムグァンビラ」(WJSNボナが出てますね)というドラマの序盤にアイドルとして特別出演していました。

宇宙少女 / Butterfly

WJSN はユニットの CHOCOME 入れましたが、まあこれは別ということでよろしくです。ある意味安定の WJSN サウンドで、叙情的にドラマチックに盛り上がるという意味では、この曲もこれまでの WJSN の曲と同様に私の好みではあります。

Top 10 を選ぼうとした時にこの曲を入れるか入れないかかなり迷ったのは、この「安定のサウンド」というところからくる新規性が感じられない所が原因だったのですが、それでも完全に主観しての好みに合ってて好きなものは好きとしかいえないというところです。

YUKIKA / Soul Lady

この曲も今年の「シティポップ」枠で、このブログでも何度も取り上げている曲ですね。というかこの曲が今年の Top 1 ではないかというくらい気に入ったので、色々取り上げてたわけですね。

そう、あの 1980 年代の日本の「ニューミュージック」のような緻密なアレンジとメロディアスで流麗な曲調、「誰が見てもソウルの女」みたいな歌詞をユキカちゃんが歌うところもいいですよね。

このシティポップ路線やってた事務所とは契約満了とのことでしたが、次はどうなるのか?少し心配です。また、元気な姿でカムバする姿が見られるのを楽しみにしてます。

Weeekly / Tag Me(@Me)

私は普段音楽をかけながら仕事していることが多く(在宅でもオフィスでも)、大体は仕事に集中していると音は鳴っているものの頭には入ってきてない状態だったりします。

そんな感じで仕事してるとき、急に「お!これは!」と思って仕事の手を止めて聴いてしまった曲がコレです。それくらい一聴して高品質であることがわかる、久々の大型新人ではないでしょうか。

このグループについては、私の周辺では 2 曲目の “Zig Zag” の方が評価が高そうですが、私は先に書いたとおり「パッと聴いていきなり頭の中に入ってきたインパクト」から、デビュー曲を選びます。

この事務所はこの曲のように机を使ったパフォーマンスが好きですよね。

ま、いずれにせよ今後が楽しみなグループですね。そして若い!

ITZY / Not Shy

https://www.youtube.com/watch?v=hIJtgBxFkxs

ITZY に限らず、私はそれほど今の JYP の曲って私の好みからハズレてる曲が多くて(昔のワンガとかは結構好きでした)、ITZY もこれまでそれほど気に入った曲はありませんでした(多分このブログでもあまり取り上げてない気がする)。Wannabe も良い曲だなと思いますけどね〜

しかし!この曲はイイ!キレキレながらも妙に柔軟性がある感じ(←イミフ)がイイです!この曲のダンスも良い!(ITZY のダンスは結構毎回好きですね)

この曲はかなりハマって聴きましたね〜

cignature / ARISONG

cignature はこの曲も含めて曲は全く好みの曲ではありません(コラ😅)。”NUN NU NAN NA(눈누난나)”、ASSA(아싸)は妙にインパクトのある頭に残る曲やなあと思って聴いていました。

そしてこの曲 “ARISONG” ですが、この曲を聴いてこれまでの曲の存在含めて一気に私の頭の中で結実した感じ!

このグループはこれまでの曲を総合して理解しないといけないグループなのだ!という勝手な解釈をして、なみいる名曲を押しのけてこの曲を選びました!いや、曲というよりデビュー以来のコンセプトの勝利!

この 3 曲、それぞれそれなりに共通の雰囲気を持っているようですが、普通に聴くと結構雰囲気が違う曲である気もしません?それでありながら、自然な流れで 3 曲リリースをしました、という感じがします。

多分、曲の好みだけで選ぶと絶対選んでない曲なのに、「このグループは絶対入れな!」と思わせたところがすごいです。(←上から😛)

Lovelyz / Obliviate

とりあえずこのグループの曲は Lovelinus の私としては何がなんでも入る曲ではあります。

今回は雰囲気変わるという予告もあったけど、フタを開けてみると「Lovelyz」という個性の方が強くて、結局取り込んだ新しい曲調も吹っ飛んでしまうほど Lovelyz の曲ではありました。

それは曲を超えるもので、Jin、Babysoul と続く B メロのサビへの導入部分の高音(Lovelyzの魅力のひとつです)から、一気にその声量の差を見せつけるスーッと耳の中に突き刺さる Kei の声でとどめを刺されるところで、もう曲が何であろうと Lovelyz 色に染まってしまうことがわかった瞬間でもありました。

今年はスジョンのソロ曲なんかも良くて、これを Top 10 に選ぶ人も多かったりしますね。私は小さい方のスジョンに会いたい!w

woo!ah! / Bad Girl

今年も終盤に近づいたところでとんでもない爆弾が投下されました!

woo!ah! ってソラちゃんかわいいなあ、という程度の認識で、デビュー曲ってほとんど印象に残ってないんですよね。かろうじてルックスと曲調の間にちょっと落差あるかな?程度の認識。

ところがこの 2nd で woo!ah! キターーーッという感じであります。フューチャーハウスということでハウスっぽい「収まった感」はあるものの、それと反するようなそこから飛び出すような勢いもあって、同じハウス系である公園少女の曲とはまたちょっと違った雰囲気をかもしだしています。起承転結も効いていますし、この曲はすごい!(途中童謡のようなパートとかあり、良いアクセントになってますね)

さらにすごいのはこのダンス!K-POPのダンスがすごいとはいえ、やっぱり流行のスタイルがあって、ある程度はどのグループのどの曲でも似ているようなダンスが多くなるじゃないですか。その中で特に異彩を放っているように見えるのがこの曲のダンス!流れるようなネコのような動きを中心に、それ以外でも結構オリジナリティあふれる動きが多くて良いなあと思ってみています。ド素人の意見ですが。

歌詞の通りに曲もダンスも他の曲とは一線を画すオリジナリティ!

ダンスだけで選ぶと、この曲と、(残念ながら Top 20 に入らなかった)STAYC のデビュー曲、ITZY は Top 3 じゃないか?(←ちゃんと全部見てないけどw)と思うくらいにはゾクゾクくるダンスでした。

そして、こうやって何度も見てると、全メンバーすげーみんなキレイでかわいいじゃないですか!日本公式Twitterアカウントも開設されましたし、今後の活動が楽しみですね。生で会ってみたい!


というわけで、私の選ぶ 2020 年のガールズ K-POP の Top 20 いかがでしたでしょうか?

120弱の曲から選んだ曲からさらに 20 曲を選んだので、当然選んだものの落選した曲があるわけで、その辺りは例年通り年明けに「番外編」として公開するかもしれません。仕事がテンパってるのでそれどころではないかもしれませんが。

来年、私もこれをご覧になっていただいた皆様も良い音楽に出会えることを願って、今年のブログはこれで最後にしたいと思います。

皆さま良いお年を!

2020 年 Girl’s K-POP Top 20(1)

さて、それでは Top 20 の発表にいきましょう。今年は何を考えたのか、選考基準のようなそうでないような「予告編」なんてものを書いてしまったので😅、そちらもご覧ください(まあ見なくてもいいですが)

とりあえず前半ってことで 10 曲を紹介していきましょう。今回の 10 曲は、名付けて

  「Top 10 を選ぼうとして選びきれず Top 20 になってしまった原因となった曲たち」

です。1アーティスト1曲縛りです。

ちなみに先のエントリーに書いた Apple Music の今年の K-POP プレイリストには 116 曲が入っていて、そこからピックアップした曲は 30 曲。30 曲から 10 曲を選ぼうとして失敗したというわけです。

最初は 10 曲選ぼうと一生懸命色々入れ替えつつ「これは違うなあ」「いや、これはやっぱり入れたいなあ」と色々悩んで Top 10 に入れなかった、いや Top 12 とか 13 になってしまったみたいなとこなので、実質 11 〜 20 という感じなのですが、やっぱり落とせなかったので Top 10 同等の曲たちです。

Weki Meki / Oopsy

このグループの曲は毎回書いてる気がしますが、最初一聴したときに気に入ったことはないんですよ。でもダンス込みの映像を見て、何度か聴くといつの間にか引き込まれてるんですよね。

“Cool” は少し雰囲気が変わって、その分 Top 20 で挙げるほど気に入る曲ではなくなりましたが結構聴いてますがw そんな独特の雰囲気を持った Weki Meki 好きですね。ドーンとヒットするわけではないけど地道に毎回がんばってる感じがして応援したくなります。ユジョンかわいいしw

この曲も Weki Meki 独特の跳ねるようなノリとダンスがいいですよね。

Sunmi / pporappippam

この曲はいいですねえ。このほのかに漂う叙情性は私の好みドンピシャです。少し余裕を感じるような心地よいテンポとノリながらもグイグイ引き込まれるような所がさすがベテランの味です。ダンス含めて、ちょっと妖しい感じがするところも良いですね。

ソンミさんは、彼女の曲ではないですがパク・ジニョン(J.Y.Park)の曲でのコラボも良かったですね〜

WJSN CHOCOME / Hmph!(흥칫뿡)

この曲は最初はそこまで気に入ったというわけではなかったんですよ。やっぱり Orange Caramel と比較されるじゃないですか。そして弾け方がちょっと中途半端だなと思ってしまうわけですよ。

でも少し聴いてると、この曲は Orange Caramel と比べる曲ではないという考えに至りました。こちらは歌もダンスも究極にポップを目指した方向を向いているのだと見ると、あのダンスも曲もすんなり入ってきて、結局ハマってしまいました。衣装も毎回異なっていて、それでも路線は大体共通していてかわいかったですしね〜

Brave Girls / We Ride

「シティポップ」のエントリーをふたつ書いたので、その手の路線がお気に入りってことはこのブログをご覧の皆様はご理解いただいているとは思います。

この曲はまさしくその路線なわけですが、曲だけの好みで選ぶとこの曲は Top 10 に確実に入るだろうという程度には気に入って聴いていました。

Brave Girls は、以前 makestar なんかで CD リリースにお金出したりしましたが、もう活動してないと思ってなかった所にカムバで少しびっくりでした。そういうところにこういう上質な曲でのカムバでうれしいところでした。

メンバーはガラッと変わってる感じですね。メンバーの名前とか全く覚えてませんが、とにかくこの曲はかなりのお好みです。

ただまあカムバ曲としてグッと来る光るものがあるかといえば、その辺りにちょっと欠けるかなという感じもしますので、安定の品質ながらも 10 曲選ぼうという段階では落ちるかなあという感じではありました。

Fanatics / V.A.V.I Girl

オンラインライブを見て初めて日本人も同然のメンバーがいることを知った程度に何も知らなかった Fanatics(キム・ドアを知ってた程度)。

この曲はもちろん好きなのですが、選んだのはこの曲を含むミニアルバム全体が私好みの良曲揃いでかなり聴き込んだからです。この “Plus Two” は本当にオススメですよ。今からでも聴いてくださいw

この曲なんかすごい好きです。

Chung Ha / Play

チョンハの今年はカムバなのかカムバでないのか良くわからない活動が続きましたね。そして年末に満を持してカムバかと思ったら、休養に入らないといけなくなり…

その良くわからない活動で出す曲すべてが「さすがチョンハ」と思える出来で、曲だけで選ぶとどの曲も Top 10 に選びたくなる程度に良曲なのですが、その中で一番私好みのこの曲を選んでみました。

Moon Byul / Eclipse(달이 태양을 가릴 때)

今年も Mamamoo は安定した活動で良曲をリリースし、一方でソロでの活動もそれぞれありましたね。ソロだと一般的にはファサの “Maria” ということになるのでしょうけど、私はこの曲を選びました。

とにかく格好良い!サビの部分とかゾクゾクするくらい格好良くてドラマチックに盛り上がるのでたまりません!

この曲も活動期間中は聴きながら「今年の Top 10 に入る名曲やな」と思って聴いていた曲です(他に紹介してる曲全部そんな感じですがねw)

April / LALALILALA

この曲はもう本当に私好みの曲で、1 位に選んでもいいくらいな曲なのですが、他の曲を「これこれの意義があるのでこの曲はぜひ Top 10 に入れなければ」とか言って入れ替えてるうちに 10 には収まらなくなった曲です。でも間違いなく「曲の好み」だけを基準に選ぶと Top 10 に入る程度に再生回数も多いし気に入ってる曲です。

ジンソルが本当に大人の女性になりましたねー。レイチェルとイェナのパートが少ないのが気になります(笑)

この後出たサマーアルバムの方は活動曲ではなく “Paradise” の方がこの曲に匹敵するくらい好きでした。

fromis_9 / Feel Good (SECRET CODE)

本格的な(?)日本活動を始めようという矢先にコロナの世の中になってしまった fromis_9。ファンミーティング(だっけ?)のチケットもちゃんと確保していたのでとても残念です。日本公式 YouTube チャンネルでも定期的に動画が上がってるので見て楽しんでますよ。

この曲は一聴すると私好み…ではないのですが、聴いてるうちにハマっていってしまう曲の典型。独特の跳ねるようなノリとキレの良さが気持ちいいですね〜

とはいえ、未だに私の中の fromis_9 はプレデビュー曲だったりします、あれは名曲だった…

生で会ってみたいなあ。

LOOΠΔ / Voice(이달의 소녀, 목소리)

実はこの曲は最初はまったく選んでなかった曲なんですよ。でもアルバム中で “Why Not?” よりは良いなあと思って聴いていた曲です。”Why Not?”の後はこの曲で活動してるのはうれしいですね。

さて、LOOΠΔに関しては、私はデビュー前のソロでのひとりずつのデビュー期間とユニット活動時に「これまでにない独特の K-POP アイドルや!」ってことでデビューを心待ちにし楽しみにしたグループでした。海外のファンによる解釈動画とか出てきたあのプログレ的 MV の世界の頃ですよっ!

が、まずデビュー曲で「え?😳」とびっくり、次の “Butterfly” で「これぞ LOOΠΔ!」と安心し、でも世界的な人気と裏腹に収益面での苦境に立たされた結果のイ・スマン(SM総帥ですな)プロデュースでの “So What”、”Why Not?” という曲に「曲はまあ悪くないんやけど、LOOΠΔはそうやないんや〜」と思ってたわけですよ。「あの頃の LOOΠΔ はもういない」って感じ。

でも、”Why Not?” 含むアルバム “[12:00]” の “Voice” と海外へ向けた “Star” は、そんな LOOΠΔ ファンにとって、雲の間から一筋の光が差し込んだ感じの希望な曲なわけですよ!

デビュー前の LOOΠΔ の世界観を海外向けの曲でチラ見せすることで、「LOOΠΔ が海外で人気になった理由は知ってるし、それは忘れていない」というメッセージみたいなものが含まれてる気がする希望の曲なんですよ、この曲は。そういうわけでこの曲で MV を制作したんだ!と信じております。

同じような意見が書かれたブログがあるので、そちらも参考文献として挙げておきます。

というわけでここに取り上げたわけです。この曲選んだから落ちた曲が…


という感じで後半の 10 曲もお楽しみに(年内に公開できるんか?)

2020 年 Girl’s K-POP Top 20(予告編)

毎年やってるこの企画をやる時期になりました。今年も色々ありましたが、あっという間に年の瀬ですね。

私は普段は Apple Music で音楽を聴いており、K-POP もそれは変わりません。この企画のためというわけではないのですが、K-POP のカムバがあると、活動曲はプレイリストに追加していって、年末に振り返れるようにしています。

年末が近づくとそれを聞き返して、Top 10 候補を選ぶわけですが、まあ大体は 10 曲には収まりません。

普段カムバしたあとに聴いていると、気に入った曲があったりして、「これは絶対年末の候補に入れるぞ」と心に決めている曲があったりするのですが、プレイリストを聞き返して、そういう曲を選ぶと大体は 20 曲以上が選ばれることになります。

それを後ろ髪ひかれながら落としていくのですが、やっぱり 10 に収まらない。昨年なんかは Top 10 と言いながらも、結局番外編とか言ってかなりの曲を紹介しました。

結局 10 じゃ収まらんってことで、今年はそれを諦めて 20 曲を選ぶことにしました。それでも当初は Top 10 にしようということで 10 曲は選んでいるので、2 回に分けて 10 曲ずつ紹介していこうと思います。

まあ、個人が勝手に選んでいるので、選考基準を明らかにする理由はないのですが、一応書いておきます😛

  • 例年通り、1 アーティスト 1 曲で選びます
  • 20曲選ぶと言っても順位はつけません。まあ実質 Top 10 と Top 11〜20 には分かれてますが、結局落とせなくて 20 曲になったので順位はないも同然ですね
  • 個人的な「推し」で「このグループはとりあえず選ばなければならない」という考えで入っている曲があります
  • 1 アーティスト 1 曲ですが、今年はこのグループ、何回かカムバして、総合的に判断すると良かったよなあ。でも 1 曲しばりがあるからとりあえず 1 曲選んだなんて曲もあります(このアーティスト、この1曲しかカムバしてなかったら選んでないなー、とかそんな感じです)
  • 個人的に純粋に「曲の好み」で選ぶとこの Top 10+10 にはなってないけど、その他の好みの要素で選ばれている曲があります

まあ、こんな適当な選び方ですが、楽しめればいいですよね!ご覧頂いてお楽しみいただければ幸いです。

シティポップ(2)〜おっさんの独り言

シティポップのエントリーを書いた所、結構盛り上がりました。お返事できてなかったのですが、新たなエントリーで独り言を書いてお返事とさせていただきます(笑)。返事になってませんが。単なるおっさんの独り言。

「シティポップ」って具体的にどの辺りを指すのでしょう?とりあえず定番の Wikipedia を調べてみましょう。

音楽性の面でシティ・ポップの源流と一般に挙げられるのは、(中略)た大瀧詠一、山下達郎、吉田美奈子、荒井由実、竹内まりや、大貫妙子、南佳孝、大橋純子などがシティ・ポップの基盤を作り上げていったとされる

とありますね。まあわからないことではないのですが、私にとって

  • 大瀧詠一といえば “A Long Vacationn” です。「君は天然色」、「カナリア諸島にて」なんか、夏のリゾートですよね。「シティ」ではなく「リゾート」です
  • 山下達郎といえば “For You” です。キレのよいカッティングの “Sparkle” に代表されるように、こちらも夏のポップスですよね〜

というわけでこのあたりは「シティポップ」というよりは「リゾートポップ」な感じが…

https://www.youtube.com/watch?v=mf5Ra5cV-Ss

どう聴いても「シティ」じゃないですよね〜。シティに住んでた人がバブリーにリゾートでヴァケーションを過ごしてる感w

そもそも、「シティポップ」っていつ頃から言われるようになった言葉なんでしょう?この頃のこの手の音楽って「ニューミュージック」でしたよね(何が「ニュー」なんやねん?って今では思いますがw)。Wikipediaによると1970年代からニューミュージックの先鋭化として「シティポップ」という言葉た使われだしたそうですが、私は全く知らない…

どちらかというと角松敏生あたりが「アーバンナイト」という感じでシティポップ感感じますね。まあ角松もシティポップでしょうけど。

話はそれますが、角松の入り口は私はポップスとしてでなくフュージョンなんですよね。ポップスとしての角松を初めて聴いたのは活動凍結直前のベストアルバムです。これはレコード擦り切れるほど聴いた…と言いたいところですが、時代は既にCDですね。今でもたまに聴いているくらい好きで、この緻密なアレンジとコーラスワークは本当にすごいと思います。角松のシティポップはフュージョンでもありますよね(メンバー含めて)。

Agharta もかなり聴き込みました。

(打楽器の層が厚すぎません?w)

で、話を戻して(さらにそらして)、同じくレコード擦り切れるほど聴いたのが、インスツルメンタルアルバムである “Sea is a Lady”。これは日本フュージョン史上ベスト10に入る名盤じゃないですか? 「シティポップ」でなくフュージョンが私の角松の入り口です(音楽オタクの原点はフュージョンですので)

いやー、ゴージャス。私にとっての角松で最初に思い浮かぶのはシティポップでなくフュージョンですが、角松はシティポップと言われても納得。大瀧詠一山下達郎はちゃうやろー、ってことですw

そもそも、私は中学生から中二病的にフュージョンの世界に入ったので、あまりポップス聴いてないんですよね。”For You”と”A Long Vacation”はフュージョンどっぷりの前のYMOとかと一緒に聴いてた頃なので、ちゃんと聴いてましたが。

角松は20周年(↑の映像)でも35周年でも重厚さはかわらんですよね〜。村上ポンタ秀一!いまどき複数の打楽器いるなんてRovoくらいですよ!(知らんけどw)

ホント、この角松のフュージョンシリーズは本職のフュージョンがんばれって感じでしたね。これに勝てるのは高中、松岡、堀井くらいじゃないですか?(たくさんいるやんw)この映像は本当にフュージョンバンドのライヴを聴いているよう。

このエントリー書きながらバブリーな気分になりました。何の話してたか忘れましたが(タイトル無視、酔っぱらいが書いてますw)全然前のエントリーのコメントへの返答にはなってませんねw


で、きっかけの YUKIKA ちゃんですが、ESTi との専属契約を満了して新たな出発のようですね。今後シティポップ路線が続くのか、新しい道に進むのかわからないですが、がんばってほしいものです(まとめ)。


角松エントリーになりつつありますね。続けますがこの曲好きです。

という感じで私の音楽的な素養のかなり重要な部分を角松が占めてると思います。同じくらい大滝詠一の A Long Vacation と、山下達郎の For You は聴いてます。

woo!ah! / QURIOUS

日本人メンバーそらちゃんを含むwoo!ah!の2nd。アルバムタイトルの”QURIOUS”はQuestionとCuriousを組み合わせた造語のようですね。

デビュー曲はそれなりには聴いたもののブログに書くほどでもなかったのですが、今回のカムバ曲はすごい!日本の Apple Music に出てこないけど、すごいので US の iTunes ストアで買ってしまいました。

ジャンル的にはハウスなのでしょうね(調べたらフューチャーハウスとのことです)。

縦ノリながらもそれなりにメロディアスさを残し、ビート感と軽快さが同居した感じ。ほどよく叙情的なメロディと、この力の抜けたようなハウス感がよくマッチしていて、はじめて聴いた段階で「これはいい!」と感じました。

途中で童謡のようなメロディが出てくるのも起承転結の「転」を感じて、前後が引き立ちます。

ダンスもなかなか独特で良いのではないでしょうか。私はダンスは素人ですが、それでも音楽番組や動画を見てると、最近の傾向みたいなものは感じてて、結構「今はこういうのが流行してるんだな」とわかったりします。で、同じようなダンスが多いなと思うんですが、この曲のダンスはなかなか独特でネコのように踊る部分とかかわいさがありながらも、格好良いダンスです。

制作陣はYG系のCHOICE37を中心に結成されたYGXプロデュースチームということですが、”Bad Girl”に関しては作詞・作曲 Sonny, HAE とあり、あまり他の曲のデータが出てこず、よくわかりませんでした(Astroの曲なんかを書いてたりはするようですが)。YGのサウンドかというと少し違う感じがします。

今年も終盤になってなかなか良曲が続々出てきてるのでうれしいです。

収録の他の曲もなかなかの高品質な曲だと思います。