シティポップのエントリーを書いた所、結構盛り上がりました。お返事できてなかったのですが、新たなエントリーで独り言を書いてお返事とさせていただきます(笑)。返事になってませんが。単なるおっさんの独り言。
「シティポップ」って具体的にどの辺りを指すのでしょう?とりあえず定番の Wikipedia を調べてみましょう。
音楽性の面でシティ・ポップの源流と一般に挙げられるのは、(中略)た大瀧詠一、山下達郎、吉田美奈子、荒井由実、竹内まりや、大貫妙子、南佳孝、大橋純子などがシティ・ポップの基盤を作り上げていったとされる
とありますね。まあわからないことではないのですが、私にとって
- 大瀧詠一といえば “A Long Vacationn” です。「君は天然色」、「カナリア諸島にて」なんか、夏のリゾートですよね。「シティ」ではなく「リゾート」です
- 山下達郎といえば “For You” です。キレのよいカッティングの “Sparkle” に代表されるように、こちらも夏のポップスですよね〜
というわけでこのあたりは「シティポップ」というよりは「リゾートポップ」な感じが…
どう聴いても「シティ」じゃないですよね〜。シティに住んでた人がバブリーにリゾートでヴァケーションを過ごしてる感w
そもそも、「シティポップ」っていつ頃から言われるようになった言葉なんでしょう?この頃のこの手の音楽って「ニューミュージック」でしたよね(何が「ニュー」なんやねん?って今では思いますがw)。Wikipediaによると1970年代からニューミュージックの先鋭化として「シティポップ」という言葉た使われだしたそうですが、私は全く知らない…
どちらかというと角松敏生あたりが「アーバンナイト」という感じでシティポップ感感じますね。まあ角松もシティポップでしょうけど。
話はそれますが、角松の入り口は私はポップスとしてでなくフュージョンなんですよね。ポップスとしての角松を初めて聴いたのは活動凍結直前のベストアルバムです。これはレコード擦り切れるほど聴いた…と言いたいところですが、時代は既にCDですね。今でもたまに聴いているくらい好きで、この緻密なアレンジとコーラスワークは本当にすごいと思います。角松のシティポップはフュージョンでもありますよね(メンバー含めて)。
Agharta もかなり聴き込みました。
(打楽器の層が厚すぎません?w)
で、話を戻して(さらにそらして)、同じくレコード擦り切れるほど聴いたのが、インスツルメンタルアルバムである “Sea is a Lady”。これは日本フュージョン史上ベスト10に入る名盤じゃないですか? 「シティポップ」でなくフュージョンが私の角松の入り口です(音楽オタクの原点はフュージョンですので)
いやー、ゴージャス。私にとっての角松で最初に思い浮かぶのはシティポップでなくフュージョンですが、角松はシティポップと言われても納得。大瀧詠一山下達郎はちゃうやろー、ってことですw
そもそも、私は中学生から中二病的にフュージョンの世界に入ったので、あまりポップス聴いてないんですよね。”For You”と”A Long Vacation”はフュージョンどっぷりの前のYMOとかと一緒に聴いてた頃なので、ちゃんと聴いてましたが。
角松は20周年(↑の映像)でも35周年でも重厚さはかわらんですよね〜。村上ポンタ秀一!いまどき複数の打楽器いるなんてRovoくらいですよ!(知らんけどw)
ホント、この角松のフュージョンシリーズは本職のフュージョンがんばれって感じでしたね。これに勝てるのは高中、松岡、堀井くらいじゃないですか?(たくさんいるやんw)この映像は本当にフュージョンバンドのライヴを聴いているよう。
このエントリー書きながらバブリーな気分になりました。何の話してたか忘れましたが(タイトル無視、酔っぱらいが書いてますw)全然前のエントリーのコメントへの返答にはなってませんねw
で、きっかけの YUKIKA ちゃんですが、ESTi との専属契約を満了して新たな出発のようですね。今後シティポップ路線が続くのか、新しい道に進むのかわからないですが、がんばってほしいものです(まとめ)。
角松エントリーになりつつありますね。続けますがこの曲好きです。
という感じで私の音楽的な素養のかなり重要な部分を角松が占めてると思います。同じくらい大滝詠一の A Long Vacation と、山下達郎の For You は聴いてます。
ご案内の通り、やはり 角松敏生 は、日本を代表する City POP のスーパー・メロディーメーカーですよね。ほとんどの曲がsuper-melodiousで、捨て曲がない、という感じがします。
角松敏生にちなみまして、ここに引用させて頂くのは、フレンチ・ジャズのスタンダード曲 “Autumn Leaves” のいわゆる 「枯葉コード進行」 を流麗に用いた LOVELYZ の名曲 ❝Destiny❞ 2016年ドリコン・ライヴの動画ですが、オープニング曲 ❝Moonrise❞ がもろに角松敏生の影響を受けていますね。(かなり広く知られたことかもしれませんが、あらためまして聴きますと、文字通り ‘角松サウンド’ という感じで、すばらしいです。)角松的City POPのOpeningから、Am7 で始まる「枯葉コード進行」のフレンチJazzyな楽曲へ移行するのが、なんともすばらしいです。[ファンの熱い応援も印象的です。]
https://www.youtube.com/watch?v=Sv59kdHeMwQ
この2曲をつくった ユン・サン教授 が今後、韓国内の City POP合戦 に参戦してくれたらおもしろいだろうな、と感じます。(まあ、現代の大学の学科長は相当多忙ですので、難しいかもしれませんが…………。)