おつかれさま ARIAZ !!

たぶん日本でも、そしてこのブログを頻繁に訪れていただいている方も、このネタに興味を持つ方はあまりいないかと思いますが、最近一番推していたグループですので書きます。

昨年、ONEWORLD での日本向けヨントンをきっかけに直接ユンジと話もできたし、活動も再開した感じで、その後のヨントンの機会には参加自体がすごく難しい状況なイベントもあったけども、(たぶん、知ってる限りは)全部参加して、昨年の後半には私の中では一番の推しグループに昇格したといってもいい ARIAZ でした。

その後も Instagram やら Tiktok でコメントすると返事や反応をもらえてより身近に感じられたりして、今年に入って毎日ユンジの Tiktok も更新されるし、毎日コメントを残して返事をもらったりしてました。

なんと書いて良いかわかりませんが、その ARIAZ がついに事実上解体されました。解散でもなく活動停止でもなく解体というのは、このグループが置かれている現状と事務所からのアナウンスを見て、一番現状を表してるかな?と思った言葉です。

事務所からのアナウンスでは

  • 全員契約解除
  • ユンジ、ヨリ、ヒョギョンは ARIAZ 脱退
  • ダウォン、シヒョン、ジュウンは今後も ARIAZ として活動できるように支援する

となってます。契約解除なのに「支援する」って何よ?

事務所のアナウンスはこちら。

いつもお世話になってます、Papago による翻訳はこちら。

そう、ファンとして追っかけてるとなんとなく予感はあったんですよ。急にユンジが個人で YouTube チャンネルを開設して、Tiktok の個人アカウントでも毎日動画を上げてくるようになりましたし、他のメンバーもそれほどの頻度ではないにせよグループ活動感のない写真や動画なんかをアップする。そしてユンジの Tiktok アカウントから ARIAZ の文字が消える。Pocket Dolls のサービスに ARIAZ がジョインしたけど、なぜかシヒョンとダウォンだけ…

幸いというか、逆に今年に入って ARIAZ としての活動が見えなくなった後に、メンバー個人としての SNS 上での活動が良く見えるようになって、以前よりは元気そうな姿をより見れるようになりました。そういう面ではファンとしてはうれしい一方で微妙な感じを受けています。

今後、彼女たちがどのような活動をしていくのか、現時点では私もわからないのですが、日本から応援できることがある限りは応援していきたいなと思ったりしています。とりあえず Pocket Dolls でダウォンには課金しててメッセージは送れる状態だし、今後もユンジが動画を上げ続けてくれるのなら応援コメント残していく感じかな〜。発表までのファンサービスで、これを機に動き止まってしまうのでは?ってのがちょっと心配(2022-04-13追記:今の所ユンジは相変わらず毎日1~2個は動画を上げてますし、カバー動画もYouTubeに上げて活発です。ちょっと安心)。

唯一のオリジナル作品となったデビュー作は e.one の曲を擁した名作だったと思います。今聴いても名曲と思いますよ。

事務所のアナウンスがでた後の、各メンバーの Instagram でのコメントは次の通りです(順番はコメントでた順)。ジュウン以外は全員におつかれさまとコメントを送っておきました。

ユンジ

こんにちは、ユンジです。
普段より重い言葉で始めようとすると本当に難しいですね。
まず、突然のお知らせで驚いたファンの方々に申し訳ないとお伝えしたいです。
私も急にお伝えすることになって、もし文章に頭書がないか心配ですが、私の心を込めて皆さんに書いてみようと思います。

18歳の練習生を皮切りに、6年間の練習の末、2019年アリアーズで奇跡のように皆さんに会えて、皆さんのおかげで一生忘れられない時間を過ごしました。
その時間が続くと予想していましたが、思ったより時間が経つほどコロナ、また多くの要因によってだんだん崩れていきました。
そのように2年余りの時間が経って今年の初め、結局私はメンバーたち、会社と長い相談の末脱退を決定しました。

大変な状況でも、アリアーズのために昼夜を問わず働いてくださったスター帝国、ライジングスターの全職員の方々にも心から感謝しているとお伝えしたいですし、ダウォン、シヒョン、ヨリ、ヒョギョンがこれからは皆さんそれぞれ行く道が違うと思いますが、心から応援して皆さんも一緒に応援してくれたらと思います。

アリアーズユンジとして挨拶する姿は今日が最後になると思いますが、これからも続けて新しい挑戦をしていくユンジの姿も応援してくださると嬉しいです!

アツたちのおかげで幸せになれた時間を一生忘れずに生きていきます!
ありがとうございます。

(papago翻訳)

ヨリ

ファンの皆さん、こんにちは。ヨリです。

急に文を残すことになってファンの方々も驚いたと思うので、申し訳ない気持ちが大きいです。

こんな時間が来ると予想はしていましたが、今日になるとは思わなかったので落ち着いて私の気持ちを書いてみようと思います。

私は長い間悩んだ末、多くの方々が応援して愛してくださったアリアーズと最後を結び、6年という時間を共にしたライジングスターエンターテイメントと契約解除をすることになりました。

練習生生活とアリアーズ活動、そして長い空白期を過ごしながら大変な時間もありましたが、今まで耐えられたのはファンの方々のおかげです。

いつも黙々と私のそばで多くの愛をくださって最後まで応援してくださったすべてのファンの方々に感謝して、これまで私たちアリアーズのために汗を流しながら力を入れてくださったスター帝国、ライジングスター会社の方々にも感謝します。これから各自の道で多様な姿でもっと頑張っていくメンバーたち一人一人を見守ってください。

ヨリもいつもそうだったようにファンの方々に感謝の気持ちを持ってこれから皆さんにもっと多様で新しい姿でお会いできるように努力します。 応援して、期待してください。❤️

(papago翻訳)

シヒョン

こんにちは。シヒョンです。
長い間一緒にしてきたアリアーズの消息を聞いてびっくりしたと思いますが、申し訳ないし感謝の気持ちだけです。
17歳の時から夢を持って始めてアリアーズを応援してくださって
愛してくださるファンの方々のおかげでここまで来ることができました。
アリアーズのメンバーたちのこれからの活動も応援して見守ってください。ありがとうございます。

(papago翻訳)

ヒョギョン

(ヒョギョンは英語のコメントあるから翻訳省略)

ダウォン

こんにちは、アリアズのダウォンです。

急な知らせに驚いたと思いますが、アリアズをいつも愛してくださるファンの皆さんに本当に申し訳ないしありがたい気持ちだけです。

今まで愛するメンバーたちと一緒にチームを作って愛する皆さんに会えてとても胸がいっぱいで幸せな時間をプレゼントしてもらいました。
足りない私には毎日が大切で、みんなにありがたい時間でした。

これから各自の道を行くことになりましたが、メンバーたちみんなが頑張って進む姿を見守って応援してくださればと思います。

ダウォンも足りないですが、皆さんにもっといい姿をお見せできるようにこれからも一生懸命努力します。 みんな本当にありがとうございます。愛してます。

(papago翻訳)

ジュウン

公式発表では「ARIAZとして」とありますが、この挨拶では「ARIAZのジュウンとしては最後の挨拶」とありますね。

こんにちは。ジュウンです。
突然のニュースで驚いたと思いますが、今まで黙々と応援してくださったすべてのファンの方々に感謝しています。申し訳ない気持ちです。
残念な知らせを伝えるようになって心が重いですね。 4月10日、アリアーズのメンバー、ジュウンとして最後の挨拶をすることになりました。
6年間良いことと辛い時期もありましたが、メンバー達とファンの皆さんの応援と愛があったのでよく耐えてきました。
これからジュウンの名前でたくさんの活動と良い姿で近づけるように頑張ります。
多くの愛と応援をお願いします。 ありがとうございます。

(papago翻訳)

(2022-04-13追記:日本のWikipediaのARIAZページも更新しておきました😉)

今後の活動

彼女たちを応援できる場を私の知っている限りで紹介しておきます(あまり知りませんが😛)

ユンジ

彼女は現時点ではTikTokでの活動がメインです。毎日動画をアップしてます(時には1日2つ)。こちらでコメント残すとイイネをもらえるか、お返事をもらえることもあります。簡単だけど継続してできる応援だと思うのでいいと思いますよ。

@yunjibang_2v

こんな(↓)感じでお返事もらえます(私が常連だからということではなく、もらえる時はみんなもらえます。コメントするタイミング次第ですが。このコメントはハングルだけど「ありがとう」と書かれてます)。このコメントはハングルで日本語書いてますけど、普通に翻訳サービスを使って日本語で返事が返ってくることもあります。過去だと「ペンギンみたいです」って書いたら「こんにちわ、ペンギンです」みたいに返ってきたこともありました。結構お茶目です。

他にInstagramも結構更新されます。TikTokを更新したときは同じ動画をInstagramに上げることも多いですね。

たまにカバー動画が YouTube に上がりますし、TikTok に上げた動画は YouTube にも上がります。

ダウォン、シヒョン

この2人は今でも “ARIAZ” でしょうか。Pocket Dolls というアーティストと直接コミュニケーション取れるプラットフォームでやりとりができます。(他に同様のサービスとしてBubbleとかアプリが有名ですね)

こちらは誰でも書き込める “Feed” に彼女たちが書き込むこともありますが、頻度は高くなくて、毎月300円の課金で「シークレットメール」というサービスを受けられます。こちらは課金すると彼女たちから送られてくるDMを読むことができるようになります。DMと言ってもあちらは契約している全員に同時送信もできますので常にDMではないですが、こちらからDMを送ることができます。これは1通送るごとにお金がかかる出会い系システム😛ですが、送ると彼女たちだけが読めますし、返事はDMとして返ってきます。

グループ解体後のメッセージはこのシークレットメールでダウォンに「お疲れ様」とメッセージを送りました。彼女は「これからは音楽だけでなく色々なことをやっていくので待っていてください」とお返事をもらっています(シヒョンはすみませんシークレットメールでは課金してません。個人ごとの契約です)。

ダウォンは他にInstagramもたまに更新され、更新直後にコメントするとお返事もらえることも多いです。

こんな感じでもらえています。

シヒョンもInstagramの更新はありますね。コメントしても特に反応がもらえたことはないですが、元気な姿は確認できるかもしれません。

ヨリ

ヨリはInstagramでダンス動画が上がったりします。コメントするとよくイイネがもらえます。たまにお返事ももらえます。さすがダンスのキレがいいです。日本語は読んでないのかもしれなくて、お返事は絵文字で返ってくることが多いので、コメント自体も絵文字でやるといいかもしれませんw

ヒョギョン・ジュウン

彼女たちはInstagramの更新がたまにある程度のことしかわかりません。特に反応があったこともないので、どこでの活動がメインなのかは私もよくわかりません(わかったら教えて)。

Cherry Bullet / Cherry Wish

Cherry Bullet の 2 枚目のミニアルバム。

カムバからだいぶ経ってしまいましたが、このレトロ曲も紹介しておかないとということで。

カムバ曲の “Love in Space”、出だしのシンセ感はこちらの方がレトロな感じでいい味出してますよね。もう1980年代の東欧のアナログシンセサウンドがキターって感じで、プログレおじさんうれしくなってしまいます。こないだ紹介した Omega とかブルガリアの ФСБ を彷彿とさせます!…って話がズレすぎですよね。

“Love in Space” はそういうレトロなシンセポップの上に叙情的なメロディが乗っかる、私好みのメロディです。曲はヒットメーカー、イギヨンベなんですね。豪華!そしてさすが。

2 曲目の “Broken” もイギヨンベなんですね。サラーっと聴いた時はあまり印象に残ってなかったのですが、良く聴くとポップでかわいらしい感じの良曲じゃないですか。

3 曲目はオールディーズ感あるポップな曲、4, 5 曲目はドラムとベースの重厚感の上に軽快なボーカルが乗っかる感じで、どれもかわいらしい感じで良いですね。

NMIXX / AD MARE

ITZY 以来 3 年ぶりの新人グループが JYP からデビューしましたね。最近ではちょっと珍しい(? そうでもないか…)7 人組で結構賑やかでいいですね。

で、そのデビュー曲 “O.O” はなかなかのプログレ的良曲ですね。ダンスも最近の流行を取り入れた、なんか全員で中心部に集まって何かを形作るようなフォーメーション、最近は良くみますね。曲も最近の流行に乗りつつもしっかりと強烈な印象を残すところ、さすが JYP が完成された状態で新人グループを出してきたなという感じで感心します(ビジュアル的にもね)。

ガールクラッシュ系でエッジの効いた感じで格好良く曲が展開しますが、途中で曲が急展開してソウルフルで伸びやかな曲調に変わるところとか、プログレおじさんとしてはかなり好きな展開です。

そして、JYP で最近これだけ歌唱力を前面に出してきているのは珍しいのではないでしょうか。もしかしたら昔のワンガ時代よりも前面に出してきてる感じが。(もちろん他の JYP グループが歌唱力を軽視してるという意味ではなく、どーんと前面に出してる感が NMIXX にはあるので…)

映像で見るとダンス、歌共々すごい迫力を感じます(まあ主にリリーで、あとベイもなかなか)。

歌唱力がより感じられる映像も出てきてますね。結構話題になってた(?)これとか、

(この映像、最初リリーちゃんが切れてる動画で出てましたが、ちゃんとしたの↑見つけました)

いつもの “It’s Live” の動画とか、なかなかの迫力ですね。

もう一曲の “Tank” は、個人的にはお好みではない感じですw

Rocket Punch / YELLOW PUNCH

PINK、RED、BLUE と続いて今回が YELLOW PUNCH です。

Woollim はグループのコンセプトに一貫性がある気がしますが(ナムジャはあまり知らんけど)、Rocket Punch も今回もこれまでのコンセプトを継承しながら、少し新しいスパイスを混ぜた感じで出てきました。

活動曲の “CHIQUITA” は、レトロ感あふれるアナログシンセ感たっぷりの80年代ディスコ調による、彼女たちらしいアップテンポなサウンドに、少しラテン調の雰囲気が混ざってる感じでしょうか。情熱的に盛り上がる感じが良いです。

生演奏の Rocket Punch はちょっと新鮮。

3 曲目の “주인공(In My World)” は、前作の “Ring Ring” からの流れを汲んだ、こちらもレトロなシンセサウンドが特徴なシンセウェイヴサウンドで、これが活動曲と言われても良い、明るい感じの良曲ですね。

4 曲目の “덤덤(Red Balloon)” はミッドテンポのポップな R&B で耳に残りますね。作曲の中に “Mayu Wakisaka” という名前も見えますな。

5 曲目 “어제, 오늘 내일보다 더” はイントロから 4 曲目と同様の R&B 感がありますが、サビでちょっと爽やかに変化するところがで「おっ」と惹きつけられますね。ちょっとかわいらしい感じでしっとりとした曲で良いです。

6 曲目 “LOUDER” は中毒性のあるシンセベースのビートが強調された感じのハウスサウンド(?)。叙情的なメロディからサビ(?)へ流れ込むところはよりビートが強調された感じでインパクトがありますね。そして Bigroom というのでしょうか(違う?)、EDM 的なサウンドで盛り上がります。

アルバムトータルで見てもなかなかの良作ではないかと。

Billlie / the collective soul and unconscious: chapter one

Billlie が結構短期間でカムバしてきましたね。

“RING X RING” もそうだったのですが、今回の活動曲 “GingaMingaYo” も実は個人的にはあまりピンと来ないんですよね(スミマセン、個人の感想です😅)。それでも紹介するのは今回のミニアルバムの収録曲がすごい!ってのがひとつ、あと曲を調べてて音楽的な要素を調べてると音楽的にも結構凝った作りしてるのかな〜、ってところから色々世界が広がる感じからってところですかね〜👍

ただ、結構 Billlie ってボーカルはかわいらしさを持ちつつもソウルフルな感じ溢れてて、色々な要素の上に Billlie の歌が乗っかると、結局あまり音楽的な凝ったところには耳が行かない感じはしますね。まあアイドルソングなのでそれでいいのですが。そういうソウルフルなボーカルの味わいは好きです。

まず活動曲の “GingaMingaYo” ですが、前述のように音楽的なルーツをちょっと見て(聴いて)から聞くと結構また違った味方(聞き方)ができる気がします。この辺りのルーツになってるハウス系を私は結構好きだからというのはあるかもしれません(ハウスは詳しくはないんですが)。

この曲は Jungle Beat 風の Base House ということらしいです。Jungle Beat はちょっと良くわからないけど、ハウスとは一線を画す強調された泥臭い感じのリズムがそれですかね。Base House ってことでちょっとググって出てきたこの辺りと確かに雰囲気は共通しますね。

ここからダブステップとか追っかけていくと結構飽きません。全然 Billlie のレビューになってませんな。

2 曲目の “a sign ~ anonymous”。

こちらは Broken Beat 風の New Jazz ということらしいですが、Broken Beat の方が効いているのか、あまり New Jazz なのかどうかはわからないんですが、枠にはまった感じでカチッとした構成になっているあたりが New Jazz なんですかね。と言っても New Jazz と言って思い浮かべてるのが Bugge Wesseltoft、Jaga Jazzist、Nils Petter Molvær、Cinematic Orchestra あたりなのでちょっとズレてる?

カチッと枠にはまった感じと叙情的なメロディの組み合わせが気持ちよくて、この叙情的な曲調が私好みです。

3 曲目の “overlap (1/1)”。

https://www.youtube.com/watch?v=2zfr9OOm7SA

こちらはオルタナティブR&Bってことで、確かにそんな感じの曲調ですね。ちょっと深い空間を感じるような雰囲気の中でソウルフルなボーカルが堪能できます。この曲も好き。

4 曲目の “M◐◑N palace”

こちらは Trip Hop とのこと。ソウルフルなエレクトロニカという感じで、この曲もなかなかの良曲な気がします。少し聴いた Trip Hop の曲よりは爽やかでクリアな感じがするのはアイドルが歌うからでしょうか。この曲もかなり私好みです。

5 曲目の “believe”

こちらはシンセポップですが、Billlie のソウルフルなボーカルによるバラードという印象が強くて、意識してないとそんなこと感じないまま気持ちよく聴いて終わってしまう感じですね。このメロディもドラマチックな感じの曲調で良いですね。音楽的にはこのアルバム中一番ひねりが少ない曲なのかも。

というわけで、結構 Billlie 好きかも。名前と顔はほぼ覚えてませんが😂