Kvazar / A Giant’s Lullaby

北欧らしい重厚感のある出だし.荘厳な感じの男性ボーカルが入る.ボーカルはちょっと引いたような位置から出てくる.アネクドテンなんかのヘビーなシンフォを予想させるが,あそこまでとんがったヘビーさには達していない.

この路線で続くと思いきや,二曲目は透き通る女性ボーカル入りの少しケルティックな雰囲気も感じられるポップな曲.叙情的で透明感のあるドラマチックな曲で良い感じ.

その後はアコースティックなギター中心のフュージョン的な小曲をはさんで,叙情的な味わいを加えながら,若干暗めのシンフォサウンド.ヘヴィな感じはあまり受けなくて,重苦しい感じ.

その後少しフュージョン的な間奏的な小曲を再び挟んで,フロイド的な叙情的な曲.途中からアップテンポになってハードロック的に.

後半はサックスがゲストで入り,若干ジャズっぽい味わいとオリエンタルな感じが.

最後の曲は最初の雰囲気に戻ってシメ.

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