Cinque | |
Deus Ex Machina
Cuneiform 2002-05-07 おすすめ平均 |
イタリアのバンドの 6th で 2002 年作.
前作 (と言っても間隔が開いていて 1998 年作) でジャズロック系な音に変身していた Deus Ex Machina ですが,今作ではシンプルなハードロックに変貌しています.とは言え,このバンド独特のトリッキーな所と畳み掛けるような展開は時おり顔
を出します.ボーカルの魅力をストレートに出しているという感じでしょうか.
一聴しただけでは,以前のどんどん攻め込んで来る所とか,とにかく音を詰め込んだような迫力のある音が後退してしまって,ちょっと魅力に欠けるような気がしたのですが,何度も聴き込んで行くうちに違った魅力が発見出来て,どんどん楽しめるようになって来る作品でした.
(2002年に書いたレビューに加筆)