KBB / Four Corner’s Sky

ヴァイオリン入りプログレ KBB の 2003 年作、2nd。ヴァイオリン奏者壷井彰久を中心にしたバンドです。

1st に比べてジャズロック寄りになったという評判を聴いてましたが、確かにそういう感じはします。曲によっては非常にフュージョン寄りの演奏です。ジャズロック的なスリリングさとシンフォ的なドラマチックな 味わいが丁度よくバランスされたという感想です。位置づけ的にはジャンリュックポンティ辺りと近いでしょうか(これも曲によりますが)。

変拍子ながらも軽快な “Discontinuous Spiral”、ドラマチックな “Kraken’s Brain is Blasting”、スリリングなソロが古き良き時代のジャズロックを彷彿とさせる “Back Side Edge”、静と動という感じのダイナミックな “Slave Nature” はプログレ的展開とフュージョン的展開が良い感じでミックスされています。聴き応えのあるアルバムですよ。

こちらで購入できそうです。

 

(2004年に書いたレビューに加筆)

tripleS +(KR)ystal Eyes / Touch+

tripleS +(KR)ystalEyes の 5 月に出たアルバム “AESTHETIC” の活動曲 “Cherry Talk” は、嫌いではないけど、取り上げるほどでもないかなと思ってましたが、このアルバムにも収録、そして 6 末にシングルで “Touch+” としてリリースされたこの曲は良いですねえ。+ 付いてるから、ラップパートが追加されたりして、少し全体をとおしての雰囲気変わってます。

あのイダレデビュー前のあの雰囲気ですよ!重くなく軽快、幻想的な空間を感じるサウンド、かわいらしさ、これですよこれ!