MMXIV | |
JPL
Quadrifonic 2014-06-30 |
フランスの Nemo のリーダーのソロプロジェクトの 2014 年 5th。
ギター中心でクラシカルなメロディというわけでもないのにシンフォニックな印象が強い作品ですね。Nemo のサウンドと大きく違いはないですが、よりギターを中心にフィーチャーされていますね。ギミックの効いたところがぞくぞく来るのは Nemo 的ですね。
Gong, Pierre Moerlen’s Gong, Gongzilla 等で有名なヴィブラフォン,マリンバ奏者の 2011 年の 1st アルバム.キャリアが長いのでソロアルバムが初めてというのは意外でした.
曲は比較的バリエーションに富んだ感じですが,全体的に落ち着いた気持ちよいフュージョンという感じです.ただ単に落ち着いているだけでなく,マリンバによる跳ねるような躍動感があったりして,かなり独特のおもしろい音楽ですよ.気楽に聴ける感じがよいです.
Revolusion | |
Nemo
CD Baby.Com/Indys 2011-05-10 |
2011年作で 7th アルバム.
現代的なシンフォニックプログレバンドで,コンスタントにアルバムをリリースしています.キャッチーで親しみやすいメロディと,シンフォ系のダイナミックでスケールの大きなサウンドが特徴的なバンドで,このアルバムでもその味は変わっていませんが,全体的に少しシンプルでタイトな音がする部分が多いような気がします.
24分の大作とか聴き所満載.
ストラーヴ | |
セルジュ・ブランゴルフ
マーキー・インコーポレイティド 2011-04-25 |
1980年リリースの 1st アルバムの模様.
マグマに影響を受けたドラマーによるジャズロック作品ということで,マグマと比較してしまうんですが,妖しげな女性スキャットが入った攻撃的な所はマグマな雰囲気が出ていますが,ホーンセクションが前面に出る辺りは,ヨーロッパのジャズロックの演奏を想像させたりします(United Jazz + Rock Ensemble とか Nucleus とか).ヴィブラフォンの演奏は妖術的な空間の広がりを感じますし,その他ヴァイオリンやフルートなど,マグマとは違う個性を感じますね.よりジャズ的な熱い演奏の印象が強いです.