2020 年 Girl’s K-POP Top 20(1)

さて、それでは Top 20 の発表にいきましょう。今年は何を考えたのか、選考基準のようなそうでないような「予告編」なんてものを書いてしまったので😅、そちらもご覧ください(まあ見なくてもいいですが)

とりあえず前半ってことで 10 曲を紹介していきましょう。今回の 10 曲は、名付けて

  「Top 10 を選ぼうとして選びきれず Top 20 になってしまった原因となった曲たち」

です。1アーティスト1曲縛りです。

ちなみに先のエントリーに書いた Apple Music の今年の K-POP プレイリストには 116 曲が入っていて、そこからピックアップした曲は 30 曲。30 曲から 10 曲を選ぼうとして失敗したというわけです。

最初は 10 曲選ぼうと一生懸命色々入れ替えつつ「これは違うなあ」「いや、これはやっぱり入れたいなあ」と色々悩んで Top 10 に入れなかった、いや Top 12 とか 13 になってしまったみたいなとこなので、実質 11 〜 20 という感じなのですが、やっぱり落とせなかったので Top 10 同等の曲たちです。

Weki Meki / Oopsy

このグループの曲は毎回書いてる気がしますが、最初一聴したときに気に入ったことはないんですよ。でもダンス込みの映像を見て、何度か聴くといつの間にか引き込まれてるんですよね。

“Cool” は少し雰囲気が変わって、その分 Top 20 で挙げるほど気に入る曲ではなくなりましたが結構聴いてますがw そんな独特の雰囲気を持った Weki Meki 好きですね。ドーンとヒットするわけではないけど地道に毎回がんばってる感じがして応援したくなります。ユジョンかわいいしw

この曲も Weki Meki 独特の跳ねるようなノリとダンスがいいですよね。

Sunmi / pporappippam

この曲はいいですねえ。このほのかに漂う叙情性は私の好みドンピシャです。少し余裕を感じるような心地よいテンポとノリながらもグイグイ引き込まれるような所がさすがベテランの味です。ダンス含めて、ちょっと妖しい感じがするところも良いですね。

ソンミさんは、彼女の曲ではないですがパク・ジニョン(J.Y.Park)の曲でのコラボも良かったですね〜

WJSN CHOCOME / Hmph!(흥칫뿡)

この曲は最初はそこまで気に入ったというわけではなかったんですよ。やっぱり Orange Caramel と比較されるじゃないですか。そして弾け方がちょっと中途半端だなと思ってしまうわけですよ。

でも少し聴いてると、この曲は Orange Caramel と比べる曲ではないという考えに至りました。こちらは歌もダンスも究極にポップを目指した方向を向いているのだと見ると、あのダンスも曲もすんなり入ってきて、結局ハマってしまいました。衣装も毎回異なっていて、それでも路線は大体共通していてかわいかったですしね〜

Brave Girls / We Ride

「シティポップ」のエントリーをふたつ書いたので、その手の路線がお気に入りってことはこのブログをご覧の皆様はご理解いただいているとは思います。

この曲はまさしくその路線なわけですが、曲だけの好みで選ぶとこの曲は Top 10 に確実に入るだろうという程度には気に入って聴いていました。

Brave Girls は、以前 makestar なんかで CD リリースにお金出したりしましたが、もう活動してないと思ってなかった所にカムバで少しびっくりでした。そういうところにこういう上質な曲でのカムバでうれしいところでした。

メンバーはガラッと変わってる感じですね。メンバーの名前とか全く覚えてませんが、とにかくこの曲はかなりのお好みです。

ただまあカムバ曲としてグッと来る光るものがあるかといえば、その辺りにちょっと欠けるかなという感じもしますので、安定の品質ながらも 10 曲選ぼうという段階では落ちるかなあという感じではありました。

Fanatics / V.A.V.I Girl

オンラインライブを見て初めて日本人も同然のメンバーがいることを知った程度に何も知らなかった Fanatics(キム・ドアを知ってた程度)。

この曲はもちろん好きなのですが、選んだのはこの曲を含むミニアルバム全体が私好みの良曲揃いでかなり聴き込んだからです。この “Plus Two” は本当にオススメですよ。今からでも聴いてくださいw

この曲なんかすごい好きです。

Chung Ha / Play

チョンハの今年はカムバなのかカムバでないのか良くわからない活動が続きましたね。そして年末に満を持してカムバかと思ったら、休養に入らないといけなくなり…

その良くわからない活動で出す曲すべてが「さすがチョンハ」と思える出来で、曲だけで選ぶとどの曲も Top 10 に選びたくなる程度に良曲なのですが、その中で一番私好みのこの曲を選んでみました。

Moon Byul / Eclipse(달이 태양을 가릴 때)

今年も Mamamoo は安定した活動で良曲をリリースし、一方でソロでの活動もそれぞれありましたね。ソロだと一般的にはファサの “Maria” ということになるのでしょうけど、私はこの曲を選びました。

とにかく格好良い!サビの部分とかゾクゾクするくらい格好良くてドラマチックに盛り上がるのでたまりません!

この曲も活動期間中は聴きながら「今年の Top 10 に入る名曲やな」と思って聴いていた曲です(他に紹介してる曲全部そんな感じですがねw)

April / LALALILALA

この曲はもう本当に私好みの曲で、1 位に選んでもいいくらいな曲なのですが、他の曲を「これこれの意義があるのでこの曲はぜひ Top 10 に入れなければ」とか言って入れ替えてるうちに 10 には収まらなくなった曲です。でも間違いなく「曲の好み」だけを基準に選ぶと Top 10 に入る程度に再生回数も多いし気に入ってる曲です。

ジンソルが本当に大人の女性になりましたねー。レイチェルとイェナのパートが少ないのが気になります(笑)

この後出たサマーアルバムの方は活動曲ではなく “Paradise” の方がこの曲に匹敵するくらい好きでした。

fromis_9 / Feel Good (SECRET CODE)

本格的な(?)日本活動を始めようという矢先にコロナの世の中になってしまった fromis_9。ファンミーティング(だっけ?)のチケットもちゃんと確保していたのでとても残念です。日本公式 YouTube チャンネルでも定期的に動画が上がってるので見て楽しんでますよ。

この曲は一聴すると私好み…ではないのですが、聴いてるうちにハマっていってしまう曲の典型。独特の跳ねるようなノリとキレの良さが気持ちいいですね〜

とはいえ、未だに私の中の fromis_9 はプレデビュー曲だったりします、あれは名曲だった…

生で会ってみたいなあ。

LOOΠΔ / Voice(이달의 소녀, 목소리)

実はこの曲は最初はまったく選んでなかった曲なんですよ。でもアルバム中で “Why Not?” よりは良いなあと思って聴いていた曲です。”Why Not?”の後はこの曲で活動してるのはうれしいですね。

さて、LOOΠΔに関しては、私はデビュー前のソロでのひとりずつのデビュー期間とユニット活動時に「これまでにない独特の K-POP アイドルや!」ってことでデビューを心待ちにし楽しみにしたグループでした。海外のファンによる解釈動画とか出てきたあのプログレ的 MV の世界の頃ですよっ!

が、まずデビュー曲で「え?😳」とびっくり、次の “Butterfly” で「これぞ LOOΠΔ!」と安心し、でも世界的な人気と裏腹に収益面での苦境に立たされた結果のイ・スマン(SM総帥ですな)プロデュースでの “So What”、”Why Not?” という曲に「曲はまあ悪くないんやけど、LOOΠΔはそうやないんや〜」と思ってたわけですよ。「あの頃の LOOΠΔ はもういない」って感じ。

でも、”Why Not?” 含むアルバム “[12:00]” の “Voice” と海外へ向けた “Star” は、そんな LOOΠΔ ファンにとって、雲の間から一筋の光が差し込んだ感じの希望な曲なわけですよ!

デビュー前の LOOΠΔ の世界観を海外向けの曲でチラ見せすることで、「LOOΠΔ が海外で人気になった理由は知ってるし、それは忘れていない」というメッセージみたいなものが含まれてる気がする希望の曲なんですよ、この曲は。そういうわけでこの曲で MV を制作したんだ!と信じております。

同じような意見が書かれたブログがあるので、そちらも参考文献として挙げておきます。

というわけでここに取り上げたわけです。この曲選んだから落ちた曲が…


という感じで後半の 10 曲もお楽しみに(年内に公開できるんか?)

2020 年 Girl’s K-POP Top 20(予告編)

毎年やってるこの企画をやる時期になりました。今年も色々ありましたが、あっという間に年の瀬ですね。

私は普段は Apple Music で音楽を聴いており、K-POP もそれは変わりません。この企画のためというわけではないのですが、K-POP のカムバがあると、活動曲はプレイリストに追加していって、年末に振り返れるようにしています。

年末が近づくとそれを聞き返して、Top 10 候補を選ぶわけですが、まあ大体は 10 曲には収まりません。

普段カムバしたあとに聴いていると、気に入った曲があったりして、「これは絶対年末の候補に入れるぞ」と心に決めている曲があったりするのですが、プレイリストを聞き返して、そういう曲を選ぶと大体は 20 曲以上が選ばれることになります。

それを後ろ髪ひかれながら落としていくのですが、やっぱり 10 に収まらない。昨年なんかは Top 10 と言いながらも、結局番外編とか言ってかなりの曲を紹介しました。

結局 10 じゃ収まらんってことで、今年はそれを諦めて 20 曲を選ぶことにしました。それでも当初は Top 10 にしようということで 10 曲は選んでいるので、2 回に分けて 10 曲ずつ紹介していこうと思います。

まあ、個人が勝手に選んでいるので、選考基準を明らかにする理由はないのですが、一応書いておきます😛

  • 例年通り、1 アーティスト 1 曲で選びます
  • 20曲選ぶと言っても順位はつけません。まあ実質 Top 10 と Top 11〜20 には分かれてますが、結局落とせなくて 20 曲になったので順位はないも同然ですね
  • 個人的な「推し」で「このグループはとりあえず選ばなければならない」という考えで入っている曲があります
  • 1 アーティスト 1 曲ですが、今年はこのグループ、何回かカムバして、総合的に判断すると良かったよなあ。でも 1 曲しばりがあるからとりあえず 1 曲選んだなんて曲もあります(このアーティスト、この1曲しかカムバしてなかったら選んでないなー、とかそんな感じです)
  • 個人的に純粋に「曲の好み」で選ぶとこの Top 10+10 にはなってないけど、その他の好みの要素で選ばれている曲があります

まあ、こんな適当な選び方ですが、楽しめればいいですよね!ご覧頂いてお楽しみいただければ幸いです。

woo!ah! / QURIOUS

日本人メンバーそらちゃんを含むwoo!ah!の2nd。アルバムタイトルの”QURIOUS”はQuestionとCuriousを組み合わせた造語のようですね。

デビュー曲はそれなりには聴いたもののブログに書くほどでもなかったのですが、今回のカムバ曲はすごい!日本の Apple Music に出てこないけど、すごいので US の iTunes ストアで買ってしまいました。

ジャンル的にはハウスなのでしょうね(調べたらフューチャーハウスとのことです)。

縦ノリながらもそれなりにメロディアスさを残し、ビート感と軽快さが同居した感じ。ほどよく叙情的なメロディと、この力の抜けたようなハウス感がよくマッチしていて、はじめて聴いた段階で「これはいい!」と感じました。

途中で童謡のようなメロディが出てくるのも起承転結の「転」を感じて、前後が引き立ちます。

ダンスもなかなか独特で良いのではないでしょうか。私はダンスは素人ですが、それでも音楽番組や動画を見てると、最近の傾向みたいなものは感じてて、結構「今はこういうのが流行してるんだな」とわかったりします。で、同じようなダンスが多いなと思うんですが、この曲のダンスはなかなか独特でネコのように踊る部分とかかわいさがありながらも、格好良いダンスです。

制作陣はYG系のCHOICE37を中心に結成されたYGXプロデュースチームということですが、”Bad Girl”に関しては作詞・作曲 Sonny, HAE とあり、あまり他の曲のデータが出てこず、よくわかりませんでした(Astroの曲なんかを書いてたりはするようですが)。YGのサウンドかというと少し違う感じがします。

今年も終盤になってなかなか良曲が続々出てきてるのでうれしいです。

収録の他の曲もなかなかの高品質な曲だと思います。

シティポップ

なんでもシティポップが世界的に流行してるという話があるようで、それもあるのか、このブログで「KARA・少女時代 のち、LOVELYZ」さまからもコメントいただいているのですが、先日YUKIKAちゃんの記事が載りましたね。

YUKIKAちゃんに関しては 2 ヶ月ほど前にも本人のインタビューと、事務所代表でプロデューサーの ESTi 氏のインタビューが掲載されていました。&Mの記事をご覧になった方でまだ読んでない方は是非。

最近は松原みきの人気が復活してるようで、「真夜中のドア」といえば、バックも松原正樹、林立夫、後藤次利などという豪華さでしたね。

なつかしい。そして名曲ですね。いずれにせよこの年代の音楽で育ったおじさんにとってはシティポップはグッと来る存在ではあります。YUKIKAちゃんもがんばってほしいですね。

Oh My Girl 2020 Online Concert 「冬の童話:The Lost Memory」

SetList

  1. Secret Garden
  2. Closer
  1. 미제(Case No.L5VE)
  2. 소나기
  3. Tic Toc
  1. NE♡N
  1. Magic
  2. 一歩二歩
  3. Tropical Love
  4. Illusion
  1. Gravity(Unit: スンヒ、ヒョジョン、ビニ)
  2. Vogue(Unit: ジホ、アリン、ユア、ミミ)
  1. Cupid(カラオケ風)
  2. Windy Day
  3. Etoile (Korean version)
  4. Twilight
  5. Guerilla
  6. Nonstop
  7. 우리 이야기 (Our Story)

アンコールステージ

  1. B612
  2. Krystal

オンラインコンサートでしたが、コンサートでは初披露の曲あり、色々趣向が凝らされた企画があったりと楽しいオンラインコンサートでした。名曲揃いですねえ。

ビニちゃんは腰を痛めたとかで椅子に座っての参加でしたが、トークなんかでは元気そうだったので一安心。

序盤2曲歌い終えた後にオンラインってことで世界中の言葉で挨拶してました。日本語の挨拶はミミちゃんでしたね。

途中、冬風のアレンジで何曲かやってるコーナーがありましたが、「一歩二歩」はアレンジ変えたと言っても、やっぱり「一歩二歩」という感じで、元々の完成度の高さが感じられて少し笑ってしまいましたね。

途中の映像でおまごるの曲をカラオケで歌うみたいな映像があったのですが、それに続く “Cupid” は歌詞が表示されながらのカラオケ風のライブで、なかなか考えられてましたね。