3rd アルバムでライブ盤.
ギターとサックスが絡み合うアヴァンギャルドな硬派ジャズロック.
以前はギターの攻撃的なロック/フュージョン色が雰囲気の重要な部分を占めていたが,今回の作品ではサックスのアヴァンギャルドなジャズ色が全面に出ており,よりジャズ的になっているような気がします.
(2004 年に書いたレビュー)
Upojenie | |
Pat Metheny
Nonesuch 2008-10-03 |
(↑ Amazon が Pat Metheny 名義で売ってるけどちゃんと売ってほしい)
ポーランドの女性ボーカルの 2002 年作.来日もしてたみたいですね.
Pat Metheny との共作で,作曲とプロデュースも Metheny が手が けている作品とのこと.ライナーが全てポーランド語のようなので, 誰が何の楽器で参加しているのかちょっと分からないですが,Mino Cinelu も一曲参加しているようです.
一応女性ボーカルがメインって事なのか,Metheny らしさは多少 抑えながらという感じの曲が多いですが (それでも一聴して Metheny とわかりますけどね),Metheny の美しい幻想的なアコースティック ギターに透き通った水の流れのような女性ボーカルが重なる曲が,繊細な感じで美しいです.
何曲か Pat Metheny Group の曲も入っていて,ちょっとエスニッ クな味わいの女性ボーカルによる Are You Going With Me? はなかな か面白い仕上がりで,この曲に関しては Metheny 節全開という感じ です.
(2003年に書いたレビューに加筆)
Heavy Jazz: Live in Helsi | |
Pekka Pohjola
Pohjola 2011-05-19 |
1995 年リリースのライブ盤.シンフォニックフュージョンという言葉がピッタリな感じのする 繊細で美しい 2 枚組のライブ盤です.
ゆったりとした感じでじらすように徐々に盛り上がっていき,ギ ター等のソロに入っていく美しいシンフォ的な曲と,北欧独特の軽快でコミカルなムードのコミカルな感じのするメロディの曲があります.この人 の音楽はライブで聴くとよりフュージョン寄りに聴こえます.繊細で 美しいフュージョンと言った所でしょうか.
(以前書いたレビューに加筆)
Sea Reflections – Eight Moments Of Eternity | |
Isildurs Bane
Ataraxia Music 1992-07-28 |
スウェーデンのバンドで、3rd と 4th の 2in1でした.1985/1987年のカップリング.一応、 Progressive Rock Band と分類されていますが、このアルバムは完璧 に Fusion でした.音は T-Square のようなポップな所もある、 Fusion で、初期のメゾフォルテのような、北欧的な爽やかさがミッ クスされたような感じです.
少なくとも、私が聴いたかぎりでは、ProgRock の雰囲気は全くな かったです.メゾフォルテの昔の作品と言われても、信用してしまう かも? (^_^;;
(昔に書いたレビューに加筆)