Hot Fur / Hot Fur

イスラエルのジャズロック系バンド.

カンタベリな雰囲気も漂っている開放的なホーン中心のジャズロック.小刻みな感じの演奏でザッパっぽい部分も感じられる.女性ボーカルが入ってちょっとしっとりした感じになる曲も.ホーンのキレの良い演奏が気持ち良いです.

JAIME ROSAS CUARTETO / Creciendo

チリの Entrance のキーボーディストのバンド.ハイテクでスピーディなシンフォニックロック.

前のめりで畳み掛けるように一気に迫ってくるようなサウンド.重厚感のあるハイテクキーボードによるシンフォサウンドと,速弾きの少しメタルチックなギターによるテクニカルサウンドが息もつかせぬペースで攻め込んで来ます.時おり南米独特の叙情性も顔を覗かせますね.

Imanissimo / Z’s Diary

これもインドネシア物.

組曲 4 曲からなる結構壮大な感じのシンフォニック作品.

女性のコーラスによる荘厳な雰囲気と結構ハードな感じのギターの対比により結構壮大でドラマチックな感じのシンフォに.パーカッションなんかに若干
土着的な雰囲気はあったり,曲によってはインドネシアっぽい曲があったりしますが,シンフォ色を特に感じる部分ではあまりインドネシア臭さはありません.
シンセの使い方なんかも若干インドネシアのバンドに共通するような色彩が感じられるかなー.

Nerv / Ragam

GardenShed にいくつかインドネシア物が入荷していたので買ったものの一つ.

まず出だしの曲が,かなり妖しげ.パーカッション (インドネシアの民族楽器?) や笛 (これも民族楽器?)
や弦楽器にシンセやちとメタリックなギターなんかが複雑に絡み合いかなり良い感じ.このように複雑に楽器を重ねて音楽を創作するのはガムランからのインド
ネシアの伝統か?

ヴィオラ中心のシンフォ的な曲も多く,ちょっと普通になってしまう部分もあり,葉加瀬太郎か,という感じがしなくもないですが,そういうのも私は好きなのでOK! :-p

民族色,ジャズロック色,ハードロック色,シンフォ色様々な要素が混沌とするインドネシアンジャズロック作品.