Iona / The Circling Hour

スコットランドのケルティックロックグループ Iona (アイオナ) の 2006 年作。

前作までもケルトシンフォニックロックという感じでしたが、基本的には路線は変化していません。壮大なケルトシンフォニーが堪能出来ます。

この作品では、以前よりもポップになったような気がします。それでいて、シンフォニック色は全く衰えず、万人向けのわかりやすいポップなシンフォニックロックといった味わいです。ドラマチックなシンフォニックでありながら、爽やかさとポップさを感じさせるのはなかなか難しいような気がしますが、さらっと自然に実現していますね。

イーリアンパイプとギターによるドラマチックな盛り上がりも、このバンドのお約束ですが、いつ聴いても気持ちよく、爽やかな気分になりますね。

PFM / Stati Di Immaginazione

Stati Di Immaginazione
Stati Di Immaginazione PFM

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しばらくPFMの新譜は買ってませんでしたが,これは 2006 年末にリリースされたもので,DVD+CDというセットで,映像作品のイメージを音楽で表現したものとのこと.

インストで,ギターが中心のシンフォニック作品.エレキギターが中心となるシンフォって,結構難しいと思うんですが,これはシンフォらしさを全く損なわずに,叙情的で情熱的なギタープレイも楽しめるという感じです.ピアノやらヴァイオリンのクラシカルな雰囲気と,ちょっと泣きが入ったギターがうまく溶け合っているというか.

Fusion的な味わいもあるので,曲のテクニカルさとかを追わないメロディ重視のFusionファンにもいけるんじゃないかな.

Lost World / Awakening Of The Elements

2006年の作品.2nd かな?

トリオですが,それぞれが複数の楽器を演奏しており,メンバーがもう少しいるような音です.

叙情的なシンフォですが,よく東欧やロシアのバンドであるような内に向かうような暗い演奏ではなく,外向けの感じで,ドライな演奏という印象です.緻密な演奏で,非常にうまいので,それがドライな印象につながるのかも? 非常に難度の高い曲をさらっと演奏しているという感じ.

曲によって雰囲気が違ったりしますが,組曲の中の各パーツという感じがして,バラバラ感はなく,良い意味でバリエーション豊かに感じます.

前作(たぶん)のレビューも本館にあります.:-)

Rogi073.Diaryによると,バンドのYouTube 動画があるみたいですね.

お,1st の曲の動画もみっけ.

  • http://www.youtube.com/watch?v=IhrbUhhATlE
  • http://www.youtube.com/watch?v=oZanbJa9DWg

Out Trio

アウト・トリオ
アウト・トリオ ボジオ・マクヘイザック・オハーン

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おすすめ平均  star
starイライラする作品
starよくぞ国内流通盤を出してくれました!!テリーボジオ凄いです!!

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今日はライブに行ってきます.前売りを買って行くなんて非常に久々のライブ.

Pierre Moerlen’s Gong / Leave It Open

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リーヴ・イット・オープン(紙ジャケット仕様) ピエール・ムーランズ・ゴング

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1981年作.Pierre Moerlen’s Gong の特徴である,ミニマル的なフュージョンミュージックですが,前のスタジオ作である "Time is the Key" (1979) がアンビエント的な要素が強く,若干フュージョンから離れたような印象を受けたのに比べて,こちらは,"Time is the Key" 同様,ゆったりとした音楽なのですが,フュージョン的に感じます.特に17分以上あるタイトル曲が秀逸.

それまでの Pierre Moerlen’s Gong 名義以前からの特徴と,"Time is the Key" の雰囲気がうまく均衡を保った名作ですね.