4th | |
D.F.A.
Moonjune 2008-08-19 |
9年ぶりのスタジオアルバムで 4th アルバム.
前作までもシンプルな構成でテクニカルな演奏を聴かせるバンドでかなりお気に入りでした.今回もその流れを引き継ぎつつ,イタリアンプログレ特有の叙情さも加えたような音になっています.フルートとゲストの女性ボーカルトリオ (最後の曲) が参加しているのもその叙情的な味わいを醸し出すのに一役かっています.
テクニカルなんですが,Deus Ex Machina のような勢いで畳み掛けるということはなく,クールに軽く畳み掛けるような感じですね.テクニカルさと叙情的な味わい,シンフォプログレ的な味わいとジャズロック的な味わい,色々なものが絶妙なバランスで均衡していてかなり良いです.
カンタベリっぽいというレビューが色々なサイトで結構ありましたが,私はカンタベリ色はほとんど感じないですね.とプログレもカンタベリも素人の意見.(^_^;)
シンフォファンからジャズロックファンまで幅広くおすすめ出来る好作品ですね.